2020年の台風10号。
9月6日(日)から7日(月)にかけて、過去最強クラスで九州・沖縄に接近する恐れがあります。
甚大な被災につながる危険性が指摘されています。
新型コロナが終息していない中、避難はどうしたらいいのか、考察しました。
コロナ渦での台風、避難はどうする?
前もって、自分のいる場所の危険性を把握しておきましょう。
自治体のハザードマップなどで確認することが出来ます。
- 土砂災害警戒区域
- 浸水想定区域
に含まれているかどうか、チェックしてください。
避難場所の候補
- 指定された避難場所
- 安全な場所の親戚・知人宅
- 安全な場所で車内待機
- 在宅避難(安全であれば動かない。上の階への垂直避難)
指定された避難場所
各自治体によって一定の感染症対策は取られるかと思います。
命を守ることが第一ですので、迷わず避難しましょう。
ただ、台風の場合、換気はできません。
密室になることを考慮し、マスクや除菌シートを多めに用意する等、自分でできる対策をしましょう。
【避難所でのコロナ対策例】
- 入り口で、発熱などの風邪症状があるかの聞き取り
- 発熱などの風邪症状がある場合、個別避難スペースを設置
- 避難者同士の間隔を取った段ボールベッド、プライベートルーム(テント型)、間仕切りの設置
模擬開設の結果、避難所の想定収容人数は、これまでの1/3以下になると考えられています。
ホテル・旅館などの利用も考えられます。
安全な場所の親戚・知人宅
避難所に比べて密になりにくいので、おすすめです。
九州・沖縄から出来るだけ離れた地域に避難できると良いです。
5日(土)中には、移動しておきましょう。
避難所への集中を緩和するということにもつながります。
安全な場所で車内待機
プライバシーが確保でき、他人との接触を回避できます。
安全な地域の道の駅やサービスエリアなど、トイレに行きやすい場所を選びましょう。
暴風・豪雨の中、車から出てトイレに行くというのは危険です。
警報の出ていない地域まで避難することが理想です。
九州・沖縄から離れた地域まで移動できるなら良いかと思います。
車中泊ということになります。
飲み物・食べ物・防寒(寝具)・携帯トイレ等をしっかりと用意して、5日(土)中には出発しましょう。
エコノミークラス症候群を起こす可能性もあります。
こまめに足首の運動などを行いましょう。
在宅避難
高台にあり、安全なのであれば、自宅待機がおすすめです。
ハザードマップで、自宅の浸水想定が3m未満の場合で、2階以上へ避難が可能な場合は、垂直避難で命を守ることが出来ます。
その場合、トイレや台所が使えない、周囲を水に囲まれる恐怖などの可能性もあります。
垂直避難の場合は、2階でしばらく生活が出来ようにあらかじめ準備をしておきましょう。
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