PR
絵本の中でもくまが出てくる絵本は多いですよね。
実際のくまは怖い印象が強いですが、絵本の中のくまは大きくて、のっそりしていておだやかで、かわいらしいイメージのくまが多いように感じます。
今回はそんなイメージのくまの絵本をいろいろな角度からご紹介していきます。
この記事を読めば、くまの絵本について詳しくなれますよ。
34冊ご紹介していくので、有名なものから初めて見る絵本までお気に入りの一冊が見つかるでしょう!
くまの絵本・おすすめ
まずはおすすめのくまの絵本をご紹介します。
おすすめするポイントもお伝えしていくので、ぜひ読んでみてくださいね。
「くまさんどこ?」
ジョナサン・ベントレー
くまさんを探している男の子。
引き出しの中や棚の上、あらゆるところを探していますが、男の子のそばをチラつくのは誰?
最後のオチに「なーんだ!」と思わず笑顔になれるお話です。
「二ひきのこぐま」
イーラ
初めて外に出た二匹のこぐまがつい遊びに夢中になって迷子になってしまう写真絵本。
二匹のこぐまが実際に遊ぶ様子や他の動物たちとの様子がとてもかわいく、写真を通して物語になっているので目がくぎ付けです。
実際のこぐまの様子はなかなか見られないからこそ、ぜひ子どもたちに見せてあげたい一冊です。
「もりいちばんのおともだち」
ふくざわゆみこ
森で一番大きなクマさんと森で一番小さなヤマネくんがお友達になります。
二人で行ったケーキ屋さんでもらった苗を植えたらトラブル発生!?
二人の大きさのギャップがまたかわいくてほっこりする絵本です。
くまの絵本・ホットケーキ
はちみつが大好きなイメージのくま。
ホットケーキにはちみつをかけて食べる姿は愛らしいですね。
くまとホットケーキがセットになった絵本をご紹介していきます。
「しろくまちゃんのホットケーキ」
なかがわけん
大人気のしろくまちゃんシリーズの一つですね。
ホットケーキの作り方が順番に描かれていて、実際にホットケーキを作ってみたくなります。
絵本を見ながらホットケーキを作ると食育活動にもなりますね。
「パッピ プッペ ポーのパンケーキ」
あいはらひろゆき
パッピプッペポーの三兄弟がおばあちゃんのためにパンケーキを作ります。
おいしそうにできたパンケーキを少しずつ味見をする三兄弟でしたが…
最後のパンケーキが本当においしそうで、パンケーキを食べたくなる一冊です。
「くろくまくんのパンケーキ」
小林ゆき子
くろくまの兄弟が作ったパンケーキを森のみんなにおすそ分けしに行きます。
みんなとっても喜んでたくさん食べたので、くろくまくんたちの食べる分がなくなってしまいました。
くろくまくんたちが自分たちのパンケーキを作っていると…
くろくまくん、森の動物さんたちの優しい心にほっこりするお話です。
くまの絵本・スープ
くまとスープがセットになった絵本も人気です。
大きいくまの包容力がある感じと温かいスープは見ているだけでほっこりしますよね。
ぜひ、子どもたちと一緒にほっこりしてください。
「くまのかあさんのあったかスープ」
ひづきりょう
くまのかあさんが、寒い日に温かいスープを作ります。
作り方が簡単で、本を読みながら一緒に作りたくなる絵本。
最後のパン、チーズ、パセリのひと手間に、思わずお腹がなりそうです。
「いつもいっしょに」
こんのひとみ
ひとりぼっちのくまの家にうさぎがやってきました。
うさぎのためにスープを用意して、一緒に寝て、一緒にくりひろいもしましたが、そのうち、何も言わずにただニコニコしているうさぎに不満をいだいたくまは…
幸せとはなんだろう、と大人が考えさせられるそんな深い絵本です。
「ぎょうれつのできるすうぷやさん」
ふくざわゆみこ
動物たちがいい匂いに誘われてたどり着いたところは「まじょのいえ」!?
怖がる動物たちを残して、ハリネズミくんだけ「まじょのいえ」に入って行ってしまいます。
ドキドキの始まりとは違い、最後はとにかくスープが飲みたくなる一冊です。
くまの絵本・海外
海外の作家さんが描いたくまの絵本もたくさんあります。
海外でも人気の絵本、世界中から愛されるくまの絵本をぜひ一度読んでみてくださいね。
「クマのパディントン」
マイケル・ボンド
世界中で愛されるパディントンのお話の第一話。
パディントンの名前の由来や、どうやってブラウンさん一家と暮らすことになったのかがわかります。
長い間世界中で愛され続けるお話に、「へー、そうだったんだ」と先を読み進めるのが楽しくなりますよ。
「くまのコールテンくん」
ドン・フリーマン
おもちゃ売り場に並んでいる、くまのコールテンくん。
コールテンくんのズボンのボタンが取れてしまい、夜のデパートの中を、ボタンを探しにでかけます。
そんなコールテンくんと女の子との出会いに、ホッとして、思わず自分のぬいぐるみをギュッと抱きしめたくなる名作です。
「パンやのくまさん」
フィービとセルビ・ウォージントン
パン屋のくまさんの朝早く起きて、夜寝るまでの忙しい一日を描く絵本です。
パンが好きな人はこんなパン屋さんの一日はとてもすてきで幸せなんだろうなと、絵本を通してわかります。
くまさんがいろいろなお仕事をする絵本がシリーズになっているので他のシリーズ(全6作)もぜひ読んでみてくださいね。
- 「せきたんやのくまさん」
- 「ゆうびんやのくまさん」
- 「うえきやのくまさん」
- 「ボートやのくまさん」
- 「しょうぼうしのくまさん」
くまの絵本・シリーズ
くまの絵本にはシリーズ化されているものがたくさんあります。
一度は見たことがある人も多いのではないでしょうか。
シリーズ化されているものは、それだけ多くの人に愛されている絵本ということ。
きっと一度は読んだことがあるシリーズ絵本、ぜひ子どもにも伝えてあげたい絵本です。
「こぐまちゃんシリーズ」
わかやまけん
くまとホットケーキの絵本の中でもご紹介した「こぐまちゃんシリーズ」。
こぐまちゃんから始まり、こぐまちゃんとしろくまちゃんとのやり取りを描いた絵本もあり、子どもの成長に合わせて絵本を選べます。
独特の色合いで誰もが目を奪われ、一気にこぐまちゃんワールドに引き込まれる魅力がある絵本です。
「くろくまシリーズ」
たかいよしかず
0.1.2歳の赤ちゃん向けのくろくまから、いろいろなことを楽しむくろくままで、そのシリーズはなんと30冊以上。
多くのシリーズがあるくろくまシリーズを、その時その時の季節に合わせて読んであげるのもいいですね。
かわいくて親しみやすいくろくまのイラストも人気の秘訣です。
「くまくんの絵本シリーズ(幼児絵本シリーズ)」
わたなべしげお
渡辺茂男さんと大友康夫さんが繰り広げる、くまくんの絵本。
誰もが経験する挨拶やお着換えなどの日常の様子を、くまくんを通して描いている絵本なので子どもたちも自然と親近感がわき、くぎ付けになります。
多くの人が一度は見たことのあるシリーズ絵本です。
くまの絵本・泣ける
泣けるくまの絵本もあります。
子どもたちにも感受性豊かに育ってもらいたいですね。
「きみにみえるように」
青野広夢
空を見るのが好きなくまが眠れない夜に青い星を見つけて、「ぼくがいることをつたえたいな」と線を引きはじめます。
吸い込まれるようなイラストと少ない言葉の中に、忙しくて忘れかけていた、会いたくても会えない、伝えたくても伝えられない想い。
そんな想いを思い出させるような、切なさが残る絵本です。
「ずっとそばに…」
いもとようこ
ひとりぼっちは寂しいとわかっているくまさんが、森の動物の子どもたちをひとりぼっちにさせないために、山をおりてはいけないと伝えます。
そんな中、森の食べ物がなくなって、子どもたちのために山をおりていきますが…
見返りを求めず、誰かのために、何かをしてあげる愛とはどういうことか、また、私たち人間と動物の共存についても考えさせられる深い絵本です。
「笑顔の花が咲く」
トレーシー・コーデュロイ
仲良しのしろくまさんとルナ。
しろくまさんがルナにあげた花が枯れてしまって、ルナの笑顔がなくなってしまうと、ルナの笑顔を取り戻すために、しろくまさんは花を探しにでかけます。
離れてわかる大切な人の存在。
いつもそばにいてくれることが当たり前ではなく、かけがえのない幸せなことなんだと気づかせてくれる、心温まるお話です。
「ハグくまさん」
ニコラス・オールランド
ハグが大好きなハグくまさん。
動物も木もなんでもハグしちゃうけど、ある時、森に斧を持った男がやってきて、ハグくまさんの大好きな木に斧を振りかざします。
初めて抱きしめたくないものに出会ったハグくまさんは…
ハグくまさんにハグをされるとほっこり守られている気分になりそうな心温まるお話です。
くまの絵本・怖い
本物のくまの印象のように、怖いくまの話も子どもたちには知っていてほしい一面ですね。
長く愛されている絵本もあるので、ぜひ一度は読んでほしい絵本を紹介します。
「3びきのくま」
トルストイ
森の中を歩いていた女の子がたどり着いたところは3びきのくまの家でした。
女の子は家でスープを飲んだり、椅子に座ったり、ベッドで寝たり…そのうちにくまが帰ってきて…
怖いくまの姿に、「最後はどうなっちゃうの」とハラハラドキドキしてしまう一冊です。
「どこいったん」
ジョン・クラッセン
くまが赤い帽子を探します。
いろんな動物に聞いていくなかで、赤い帽子をかぶっていたウサギを思い出し…
ウソをつくと、みんな口数が多くなるんですね。
最後はシュールで「こわっ!」とツッコミたくなりますが、関西弁もあいまって思わず笑ってしまう、一度読んでもらいたい一冊です。
「ぼくはくまのままでいたかったのに」
イエルク・シュタイナー
くまが冬眠中に人間が山を崩し、工場を作ってしまい、冬眠から目が覚めたくまは人間のように働くように言われます。
「ぼくはくまです」といくら言っても聞いてもらえず…
人間の傲慢さに気づかされる一冊。
誰でも環境に流されてしまうことがありますが、自分を見失ってはいけないと教えてくれる絵本です。
くまの絵本・人気
くまが登場する絵本は数多くありますが、その中でも人気の絵本をご紹介します。
ぜひ一度は読んでほしい、子どもたちに読んであげたい絵本です。
「くまとやまねこ」
湯本香樹実
仲良しのことりを亡くしてしまうくま。
死んでしまったことりを手作りの木箱に入れて持ち歩くくまくんに「わすれなくちゃ」と動物たちが声をかけますが…
ことりの「死」に向き合うくまくんの姿が切なくなりますが、時を経て「死」を受け入れるくまくんの姿に考えさせられる深い一冊です。
「よるくま」
酒井駒子
よるくまというくまの子と一緒によるくまのママを探しに行きます。
なかなかママが見つからず、とうとうよるくまが泣いてしまい辺りは真っ暗に…
思わずよるくまに感情移入してママに会いたくなっちゃう、そんなお話しです。
「しろくまのパンツ」
tupera tupera(亀山達矢 中川敦子)
パンツをなくしちゃったしろくまさん。
ねずみさんが一緒にしろくまさんのパンツを探してくれます。
いろんなかわいいパンツが出てきますが、どれもしろくまさんのパンツじゃないみたい…
最後はしろくまさんにツッコミたくなっちゃう、小さい子でも楽しめる絵本です。
くまの絵本・英語
英語で書かれたくまの絵本で、英語を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
初めて英語に触れる子どもたちでも楽しめる絵本をご紹介します。
「くまさんくまさんなにみてるの?」
ビル・マーチン
日本語と英語で描かれている絵本。
繰り返しのある文とわかりやすい色を英語で伝えることができます。
最後は「Children,children」と子どもたちに問いかける文もあるので、子どもたちとのやりとりが楽しめますよ。
「Bear&Hare: Where’s Bear?」
エミリー・グラヴェット
うさぎとくまがかくれんぼ。
なかなかうまくかくれられない、くまが最後にかくれた場所をうさぎは見つけることができなくて…
うさぎとくまの表情のかわいさと、簡単な繰り返しのある英語に、自然と数字も覚えられそうです。
「きょうはみんなでクマがりだ」
マイケル・ローゼン
「きょうはみんなでクマがりた」と意気込んででかけますが、いろんな困難が待ち受けています。
いざクマを見つけたら…?
英語のCDがついている絵本なので、英語が読めなくても安心です。
ちゃんとストーリーになっていて、少し難しいように感じますが、繰り返しの文が多いので、英語も少しずつ理解できるようになっていくはずですよ。
くまの絵本・キャラクター
くまのキャラクターは人気ですね。
かわいいキャラクターのくまの絵本を子どもたちと一緒にお楽しみください。
「くまのがっこう」
あいはらひろゆき
くまのがっこうに通う、くまのこ12匹のお話。
いろんなことがありながらも、仲良く暮らす12匹の様子が描かれています。
ジャッキーで有名なくまのがっこうの絵本をぜひ一度読んでみてくださいね。
「プーさんとであった日 世界でいちばんゆうめいなクマのほんとうにあったお話」
リンジー・マティック
あの有名なプーさんの始まりを描いた本当のお話。
最後は思わず「そうだったんだ」と全てが繋がる感覚が味わえます。
少し長いお話なので、幼児さんにおすすめですよ。
「すみっコぐらし そらいろのまいにち」
よこみぞゆり
すみっコぐらしで人気のキャラクターたちのお話。
もちろん、しろくまもいます。
しろくまがどこからやってきて、どうしてすみっこにいるようになったのかがわかります。
すみっコぐらしのキャラクターそれぞれ、いろんな事情を抱えていて、そんな中でゆるく頑張っている姿にほっこりし、またすみっコたちが大好きになります。
くまの女の子の絵本
くまというと大きい印象のためか、くま=男の子というイメージを勝手に持ってしまいますが、女の子のくまの絵本もあります。
ぜひ、かわいいくまの女の子の絵本も読んでみてくださいね。
「おやすみくまちゃん」
シャーリー・パレントー
かわいいくまちゃんのお話です。
夜寝ている時に物音がして、眠れなくなりますが…
かわいいくまちゃんたちのイラストに、読みながらキュンキュンしちゃう絵本です。
「くまのこミンのおうち」
あいはらひろゆき
くまのこミンと二人のおにいちゃんのお話。
しっかり者のミンがおべんとうを作って、みんなでピクニックにでかけますが、途中で雨が降ってきてしまい…
雨の中ミンを抱っこするおにいちゃん、おにいちゃんのためにレモネードを入れるミン、優しい三人にほっこりするお話です。
「くまのトーマスはおんなのこ」
ジェシカ・ウォルトン
おんなのこになりたいテディベアのトーマスは、親友のエロールにその悩みをうちあけるのをためらいます。
悩んで悩んでトーマスはエロールにそのことを伝えますが…
いろいろな人がいる中で、一人ひとり違っていい、ありのままでいいと子どもたちにぜひ伝えたい、ジェンダーをテーマにした絵本です。
まとめ
くまの絵本を34冊ご紹介しました。
海外で有名なものから人気のシリーズ絵本、キャラクターの絵本までお気に入りの絵本は見つかりましたか。
どのくまもとっても魅力的で、くまが大好きになりますね。
ぜひ子どもたちと一緒にお気に入りのくまの絵本を見つけてみてくださいね。