保育園・幼稚園の子どもたちのごっこあそびで人気の忍者。
忍者になりきることで、静かに歩くことができたり、すばやく行動できるようになったり、とにかくかっこいい!
保育士のかけ声「忍者になって歩くよ」と言うだけで、子どもたちは静かに歩くことができるようになるのです。
忍者はごっこあそびの世界に入りやすく、なりきるのに最適です。
忍者になりきるのには、忍者グッズがあると良いです。
そこで、この記事では、忍者の製作について解説していきます。
忍者の製作をお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
忍者製作・保育園(幼稚園)
保育園・幼稚園での忍者製作での定番は、手裏剣です。
子ども自身が忍者になりきるために必要なグッズで、もっと本格的に考えると、
- ブレスレット
- 巻物
- 頭巾
- ベルト
- 忍者服
これらがあると、忍者になりきることができます。
忍者グッズの製作は、子どもたちにも簡単にできるものがあります。
保育園・幼稚園にあるもので簡単にできますので、ぜひ作ってみてくださいね!
さらに、大型の忍者製作を行うことで、あそび場ができあがりますよ。
大型の製作は保育士・幼稚園教諭が中心となって、みんなで協力して作るとおもしろいです。
それでは、忍者の製作を年齢別に紹介していきます。
忍者製作・3歳児
3歳児は、何かグッズがあるだけで、忍者の気分が盛り上がります。
年少さんにおすすめの製作は、巻物と、忍者ブレスレットです。
巻物
必要なもの・・・紙の芯(トイレットペーパー) 画用紙(好きな色) 紙テープ黒 輪ゴム ペンや鉛筆
①画用紙はトイレットペーパーの真の高さに合わせて、幅は40センチ位で切ります
②画用紙の上下に端からは児まで紙テープの黒を貼ります
③紙の芯に画用紙を1周巻き付け、残りは広げます
④画用紙には、子どもたちに好きなように描かせます
⑤描けたら、芯に画用紙を巻きつけるようにし、輪ゴムでとめます
⑥完成
忍者ブレスレット
必要なもの・・・黒の厚紙 輪ゴム 手裏剣折り紙 両面テープ ホチキス
①折り紙で手裏剣を折ります
②厚紙を手首のサイズに合わせて切り、両端を折り返して、輪ゴムをひっかけてホチキスで留める
③手裏剣に両面テープを貼り、それを厚紙に貼る
④完成
巻物もブレスレットも、子どもに難しい箇所もありますので、ある程度保育士が作っておくようにして、子どもたちは出来るところだけ行うようにしましょう。
大型製作 忍者の網くぐり
園芸用のネットを用意します。
ネットの大きさは、あそぶ場所によってちょうど良い大きさで使いましょう。
小さい場合は、紐でつなげたり、大きい場合は切って使います。
ネットをひろげ、四隅に紐を付け、輪を作ります。
四隅には、カラーコーンを並べ、カラーコーンにそれぞれ輪をひっかけます。
網の下をくぐって、忍者の修行としてあそびます。
忍者製作・4歳児
4歳児は、巻物・忍者ブレスレットのほかに、頭巾とベルトがあると、レベルアップした忍者でかっこいいですね!
頭巾
用意するもの・・・風呂敷 ゴム
①風呂敷で顔を覆うようにして巻きます
②顔にかかってる部分を折り返し、頭の後ろぬの布をゴムでしばります
③完成
ベルト
用意するもの・・・黒厚紙 銀厚紙 両面テープ 輪ゴム ホチキス
①黒厚紙を5センチの幅で切ります
②銀厚紙を3センチの幅で切ります
③黒厚紙の上に銀厚紙を重ねて貼り、両端を折り曲げ、輪ゴムをひっかけてホチキスで留めます
④完成
大型製作 忍者の手裏剣パネル
大きな段ボールを壁面として、保育士は忍者を画用紙で作ります。
そのまわりに、折り紙で作った手裏剣を、両面テープもしくはのりを使って子どもたちが貼ります。
大きな忍者の壁ができます。
また、的あてをつけることで、忍者の手裏剣修行場としてあそぶことができます。
ほかにも、忍者の壁をいくつか作ることで、左右に並べて忍者の道を作ったり、段ボールに布やスズランテープ、紙を使って段ボール同士をつなげることで、迷路を作ることもできますよ。
忍者製作・5歳児
5歳児は、ぜひ忍者の衣装を作ってみましょう。
用意するもの・・・黒のビニール袋 ビニールテープ(好きな色)
①黒のビニール袋の開いていない方を頭側として、首を通す部分をV字に切る
②腕を通す部分を切る
③首元のVのところと、腕の部分に、ビニールテープで飾り付ける
④完成
3歳児で作った巻物・ブレスレット、4歳児で作ったベルトと頭巾、さらにこの衣装があることで、忍者の完全版です!
大型製作 川
グレーのビニール袋で、岩を作ります。
丸めた新聞紙をビニール袋にたくさんいれ、形を岩の形に形成していくつか作ります。
段ボールを切って広げ、その上に水色のビニール袋(袋を切り開き大判にする)を貼り、さらにそのうえに青のすずらんテープを端から端まで何本も貼り付け、川の流れに見立てます。
川の上に、岩を順番に並べて強力両面テープなどで貼り付けます。
岩の上を飛んで移動できるようなあそび場がで出来ますよ。
忍者のサーキット
年少の網くぐり・年中の忍者の壁・年長の川を組み合わせることで、忍者サーキットができあがります。
これに平均や鉄棒を組み合わせると、からだを動かすあそびに最高です。
応用編
忍者制作後、さらに楽しむためには、本気の忍者修業がおすすめです。
内容は、忍び足・忍者走り・隠れみの術。
さきほどの忍者サーキットと合わせて、これらの術を身に着けます。
実際に忍者修業を行い、そのあとは実践です。
忍者になって術を使っていることが実際に身をもって感じることができるのは、〝隠れ身の術〟です。
術には、大人の協力が必要です。
クラス全員でかくれみの術を使い、廊下ですれ違った大人が気づかない(気づかないふりをしてもらう)だとか、誰かに探してもらい「あれ?いないなぁ」と、見えないフリをしてもらうとか。
子どもたちはあそびの天才ですから、夢中になって楽しんでくれることでしょう。
まとめ
この記事では忍者製作について解説してきました。
忍者製作は、季節問わず楽しめる内容です。
身に着けるグッズはたくさん種類があります。
この記事では年齢別に紹介してきましたが、どの年齢でも作り方によっては誰でも作ることができます。
また、大型製作は、みんなで協力してイメージを作り上げることが大切です。
全クラスで取り組むも良し、個人的にクラスで楽しむのも良しです。
女の子も男の子も世界に入りやすい忍者で、紹介した忍者制作を作り、ぜひ楽しい保育を過ごしてくださいね!