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保育園の保護者会などで、保護者同士が顔を合わせる日に、担任保育士から「簡単な自己紹介をしてください」とお願いすることがあります。
ほとんどの方がお仕事をしているので、保護者さん同士は、保護者の顔と子どもの顔が一致しないことがあります。
お互いを知ってもらうため、という理由もあるのです。
また、保護者から子どもの話を聞くと、ほっこりした気持ちになります。
子育てあるあるをお互いに聞くことができて、保護者同士が関わることのできる、良い機会でもあります。
保育士に急に自己紹介をしてくださいと言われ、驚かれてしまう保護者さんもいるかと思います。
今回は自己紹介は何を話したらいいのかな?と悩める保護者さんに向けて例文や自己紹介のコツをお伝えしていきます。
保育園の子供の自己紹介例文!
気の利く保育士は、自己紹介の中で保護者さんに話してもらう内容をいくつかピックアップしてお伝えすると思います。
- 子供の名前と保護者の名前
- 好きなたべもの
- 好きなあそび
- 子供の長所
- 最近困っていることがあれば など
保育園の子供の自己紹介・例文をご紹介します。
- 子供の名前:ホイク コドモ
- 保護者の名前:ホイク オヤ
ホイクコドモの母のホイクオヤです。
いつもお世話になっています。
すきなたべものは◯◯です。
すきなあそびは、◯◯です。
コドモの長所は◯◯です。
最近家で困っていることは◯◯です。
どうぞよろしくお願いします。
このように、保育士がピックアップしたことに対して答えて話せば大丈夫です。
中には、保護者さんに自己紹介丸投げの保育士がいるかもしれません。
そんなときは、
ホイクコドモの母のホイクオヤです。
よろしくお願いします。
だけでも良いです。
他の保護者さんが話した内容を参考にして話すのも良いですね。
ホイクコドモの母のホイクオヤです。
いつもお世話になっています。
コドモは◯◯のような性格ですが、◯◯の一面もあり、親としては困ってしまうこともあります。
そう思いながらもコドモが可愛いです。
このように、長所と短所を織り交ぜた内容だと、子供の性格が伝わりやすく、保護者が子供のことを想っていることも伝わるので、素敵に思います。
保護者さんの言葉で子供の姿を話てもらうことって、保育士にとってすごくうれしいことなのです。
『お母さんこんなふうに思っていたんだな』と、保育士も気付かせてもらうこともありますので、ぜひお子さんのこと、おしえてくださいね。
保育園の子供の自己紹介カード
事前に保護者さんに子供の自己紹介カードを渡し、記入してもらうことがあります。
白紙の状態…ということは、なかなかないと思いますが、カードに書いてある通りに記入していきましょう!
万が一、『自由に書いてください』という場合は、
- 名前
- 誕生日
- 家族構成
- すきなたべもの
- きらいなたべもの
- 最近ハマってること
などを書いておくと良いですよ。
絵を描くことが上手な人は、簡単な似顔絵を描くのも良いです。
保護者会で自己紹介する時のポイント
保護者会で自己紹介をする時のポイントとしては、下を向いて話すより、みなさんの顔を見て、目を見て、お話すると良いです。
大勢の前で話すことに抵抗がある人もいるかもしれませんが、そこにいる人たちはみなさん同い年の子供をもつ保護者の仲間です。
安心してお話してくださいね。
保育士と他の保護者さんは、子供のことはもちろんですが、普段お話する機会がない保護者さんから話を聞くことができることがすごく楽しみなのです。
ハキハキと話す
保護者会の自己紹介で大切なのは、ハキハキと話すことです。
もごもごと話していては、名前を聞き取ってもらえない可能性もあります。
人が集まると、声が通らなくなってしまい、聞こえづらくなってしまうことがあります。
ハキハキと元気よくお話すると、みなさん聞き取りやすいですよ。
家庭環境
家庭環境で話したくないことは話さなくて良いですし、話せる範囲で大丈夫です。
個人的なプライベートなことですので、話せることだけでかまいません。
保育士はわかっていますし、話したくないことをわざわざお話してもらおうとは思っていません。
子供のいい所を伝える
「短所はいっぱいあるのだけど長所が思いつかないわ…」と、短所ばかりに目がいきがちな方が多いのですが、せっかく子供のことを改めて考える良い機会です。
ぜひ、長所をたくさん見つけて、みなさんにおしえてください。
子供の良いところに目を向けていきましょう。
- こんな可愛いエピソードがあった
- こんなことをしてくれた
- 優しい姿が見れた など
保護者さんが子供の長所を見つけて話してくれることで、子供はその場で聞いていなくても、うれしいです。
保育士も、保護者さんの言葉で聞けること、すごくうれしく思います。
ぜひ、お子さんの長所、お話してくださいね。
子供の性格を紹介す場合は、「わんぱく」「のんびり屋」「やんちゃ」などの表現をすると、他の保護者の受けが良いです。
ギャップがあると、更に印象に残ります。
- 普段はのんびり屋さんだけど、アクロバットが大好き
- おてんば娘だけど、読書家
長所や実績を自慢話の様に話すのは、辞めておいた方が良いでしょう。
子供の好きなもの・趣味
子供同士に共通点があると、保護者も仲良くなるきっかけになります。
自己紹介の中で、子供の好きなものや趣味につて触れましょう。
「ゲームやYouTubeばっかり…」などは、他の子も同じような状況のことが多いので、共感を呼びます。
わたしも保育士ですが、我が子はゲームとYouTubeが大好きです。
折り紙やおえかき、おもちゃもたくさんあるのですが、YouTubeにはかないません。笑
子供の好きなもの、趣味は正直にお話してくれて大丈夫ですよ。
転入の場合
転入の場合は、できあがっているクラスの空気感に緊張してしまうことがあるかもしれません。
けれども、これから毎日生活を共にする子供たち・その保護者たちですから、明るく元気に挨拶をして、たのしく過ごせるようにしていきましょう。
転入だからと気にする必要はありません。
- 「仲良くしてください」
- 「友達になってやってください」
とお願いする態度で話すことで、親しみを持ってもらいやすくなりますよ。
まとめ
今回は、保護者会でお話してもらう自己紹介についてお伝えしてきました。
ある程度は保育士が段取りを取ったうえで、保護者さんにお話していただくと思いますので、緊張せず元気よくハキハキとお話すれば大丈夫です。
また、下をうつむいて話すよりは、相手の顔をみてお話してくださると、好印象です。
ぜひご自分のお子さんのこと、改めて思い返して、たくさんお話してくださいね。