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保育園や幼稚園などでは、自分の子供の自己紹介をする場面があります。
特に、懇談会での自己紹介や、入園希望の際の面接では、「お子さんの長所をおしえてください」と言われることが多いです。
いざ自分の子供の長所を聞かれると、短所はたくさん思いつくのに長所がでてこない…なんてことありませんか?
今回は、お子さんの長所の見つけ方や、短所を長所に言い換えるポイントをお伝えしていきますので、ぜひお子さんの長所を見つける参考にしてみてくださいね。
子供のいいところ・自己紹介の例文
子供のいいところの自己紹介の例文をいくつかご紹介します。
性格だけを伝えるのではなく、その中身を簡単なエピソードやお子さんの姿を交えながら伝えることで、お子さんの姿が相手に伝わりやすくなりますよ。
慎重深くて真面目
○○(子供の名前)のいいところは、慎重なところです。
相手のことや、場の雰囲気をよく見て、感じて、考えてから行動しています。
自分が安心できたときには、思い切り自分を表現することができます。
また、相手の気持ちを考えて行動することができるので、自分がされて嫌なことはしません。
意思が強い
○○(子供の名前)のいいところは、自分の気持ちをしっかり持っていることです。
自分の意見をはっきりと伝えることができるので、何か子供と選択する場面では、子供に選択させるようにしておいます。
最近では自分で何でも決めることができるようになってきました。
想像力が豊か
○○(子供の名前)のいいところは、想像力が豊かなところです。
絵を描いたり、工作をすることが好きなのですが、時間をかけて集中して取り組むことができます。
お絵描きでは、自分の好きな色を使って、画用紙いっぱいに表現しています。
工作では、さまざまな素材や道具を使って好きなように組み合わせて作っています。
好奇心旺盛
○○(子供の名前)のいいところは、いろいろなことに興味があり、好奇心旺盛で何にでもチャレンジするところです。
からだを動かすことが大好きで、初めてのことでも、楽しんで挑戦しています。
優しい
○○(子供の名前)のいいところは、優しいところです。
小さい子に優しくしてあげたり、家ではお料理や洗濯物の片付けなど、親がしていることを自分から手伝ってくれたりします。
子供のいいところ・手紙での例文
子供のいいところを手紙で紹介する際の例文をご紹介します。
○○(子供の名前)の母(父)の△△(自分の名前)と申します。○○の長所は、よく気がつくことです。
何にでもよく気づき、自分からおしえてくれます。
自分で発見したことを、嬉しそうに親におしえてくれるので、〇〇の姿に、親の私たちも楽しませてもらっています。
また、優しい性格で、自分よりも小さい子がいると、自分よりも小さい子の背丈に合わせて話しかけたり、気にかけてあげています。
家で過ごす中でも、親のしていることを自分から「手伝ってあげる」と手伝ってくれる優しい面があります。
手紙でお子さんの自己紹介をする際は、いいところをひとつだけではなく、複数紹介できると良いです。
また、文面での紹介になりますので、子供の姿について、”親はこんな風に思っている”というような、親としての思いも添えることで読み手に伝わりやすいでし、保護者の方がどのような方なのかも読み手が想像することができます。
ただただ長所を大袈裟に褒め称えることは、あまり良くないので、具体的な子供の姿を伝えましょう。
子供の良いところ・幼稚園(保育園)
幼稚園や保育園では入園希望の面接の際や、参観日の懇談会の中や、茶話会の中で子供の長所を紹介する場面があることが多いです。
いざ聞かれると、「短所はたくさんでてくるのに長所が出てこない…」なんてことも、実はよくあることなのですよ。
ですが、子供のいいところはたくさんあります!
幼稚園・保育園で集団生活を過ごす中で、先生から「今日、園でこんなことがあって…」と、お子さんのエピソードを聞くことがありますよね。
家とは違う姿に驚くこともありますが、先生から教えてもらうエピソードの中には、子供の長所がたくさん隠れています。
先生からのエピソードを思い出して話すのも良いですよ。
子供の良いところ・小学校
小学生の子どもの良い所を紹介する時の例文をご紹介します。
社交的
〇○(子供の名前)は社交的で、新しい友達を作るのが得意です。
クラスや学校のイベントで積極的に関わり、お友達と仲良くなることができます。
おかげで、〇〇の友人関係は広がり、放課後も沢山のお友達と遊んでいます。
好奇心旺盛
○○(子供の名前)は好奇心旺盛です。
新しいことに対して興味を持ち、知りたいことはどんどん自分で調べています。
図鑑を読んだり、ネットで検索したりと、気になったことを自発的に学ぶ姿勢が素晴らしいと感じています。
協調性がある
○○(子供の名前)は協調性があります。
サッカーを習っているので、お友達と協力することが得意です。
リーダーシップを発揮して、お友達の意見を尊重しながら皆をまとめることもあります。
コミュニケーションも上手なので、お友達と協力して目標に向かって取り組んでいます。
子供のいいところの書き方・中学生
子どもの成長と努力を認めることは、自信や自己肯定感を高める事にもつながります。
中学生の子供のいい所の書き方をご紹介します。
責任感が強い
○○(子供の名前)は非常に責任感があります。
宿題や部活、家の手伝いなど、やるべきことはきちんと行うことができます。
自分でスケジュールを立てて学習や部活に取り組んでいるのは、素晴らしいです。
時間管理やタスクの優先順位を考えながら、効率的に取り組む努力もしています。
部活でも部長としてリーダーシップを発揮し、他のメンバーを引っ張っています。
家族や友人との約束などもしっかりと守ることが出来ます。
創造力
○○(子供の名前)は創造力に富んでいます。
自分のアイデアを絵で表現することが得意です。
体育祭の応援旗もチームの中心となって作りました。
美術部に入っているので、他の人たちに新たな視点やアイデアを提供することもある様です。
優しい
○○(子供の名前)はとても優しいです。
家ではいつも妹の世話をして、一緒に遊んでくれます。
いじわるやケンカをすることが少なくて、他のママからも仲良し姉妹と言われています。
困っているお友達を見ると、自ら手を差し伸べる姿も本当に素晴らしいと思います。
子供のいいところ(長所)を見つけるポイント
子供のいいところを見つけるポイントをご紹介します。
- 短所と長所を交えて伝える
- 長所を大袈裟にとらえない
- 短所の中から見つけてみる
- できないことばかり、よくないことばかりを見ない
- できること、よかったことに目を向けてみる
- 第三者(先生・祖父母・友だち)に子供のいいところを聞いてみる
毎日子供と過ごしていると、つい怒ってばかりで、子供のいいところがわからない!なんてことはあります。
ですが、毎日怒ってばかりの内容でも、裏を返せば、長所に言い換えることもできるのです。
具体的にご紹介します。
△短所『ゲームばかりで何にもしない』
↓
◎長所『好きなことには集中して取り組むことができる』
△短所『場所見知り・人見知りがひどい』
↓
◎長所『まわりをよく見ている』
△短所『注意散漫で動きが激しく危なっかしい』
↓
◎長所『好奇心旺盛で体を動かすことが大好き』
△短所『暴力をふるってしまうことがある』
↓
◎長所『自分の言葉で表現することは得意ではないが、自分なりの方法で相手に伝えようとしている』
このように、短所と長所は裏表ですので、言い方ひとつでかわってきます。
また、短所を長所に交えて伝えることで、お子さんの姿は相手に伝わりやすいです。
子供の長所をただ『優しいところ』と伝えても、どんなふうに優しいのか?伝わりづらいですよね。
簡単にで良いので、具体的な子供の姿を交えながら伝えると良いですよ。
まとめ
今回は、子供のいいところを自己紹介する際のポイントをお伝えしてきました。
忙しい日々の中、子供と毎日一緒に過ごしていると、ついつい短所ばかりに目がいってしまいがちですが、短所の中にも長所がたくさんあるのです。
お子さんの長所・できることに目を向けることで、お子さんの力・自信をのばしていくことにもつながっていきますので、ぜひ、お子さんの長所をたくさん見つけてあげてくださいね!