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子ども達に「優しさ」「思いやり」を伝えたい時にぴったりな絵本『どうぞのいす』。
どこの本屋さんでも目立つところに売られている、ロングセラー絵本です。
どうぞのいすの読み聞かせのねらいをご紹介します。
『どうぞのいす』のねらい
どうぞのいすの読み聞かせのねらいをご紹介します。
- 他の人の気持ちを考えようとする
- 他人のために行動することの価値を知る
ひとつずつ解説していきます。
他の人の気持ちを考える
他の人の気持ちを考えるきっかけになる絵本です。
動物たちが椅子にあった食べ物を完食した後、後からくる動物のために持っていた食べ物を残していく様子は、「次の人を思いやる心」を伝えています。
「後からくる人はどう思うか」「もし自分がその立場だったらどう思うだろう」と、他の人の気持ちを考えるきっかけとなるでしょう。
特に集団での行動が日常となる3歳〜5歳の子どもに、他者への思いやりを伝えるのに最適な絵本です。
他人のために行動する
初めに、うさぎが手作りした椅子。
自分のためではなく、他の人のために作りました。
そして、連鎖的に動物たちが“次の人”のために行動していきます。
うさぎのおかげで皆が幸せになっている展開を見ると、「他の人のために行動する」ことの価値を感じることができるでしょう。
どうぞのいすを読む場面
相手の気持ちを理解したり、物を共有する素晴らしさをねらいとするのであれば、物の取り扱いでトラブルになった際に「どうぞのいす」を読むのがおすすめです。
絵本が、お友達への気遣いを思い出すきっかけとなります。
また、物語の進行がわかりやすいため、発表会等の劇にもぴったりですよ!
音楽劇として売られているので、指導もしやすいです。
まとめ
『どうぞのいす』の絵本の読み聞かせのねらいには、他者の気持ちを尊重し、他人のために行動することの大切さを子どもたちに伝える意図があります。
特に3歳〜5歳の子どもたちが、他者への思いやりの大切さを理解するのに適しています。
『どうぞのいす』の絵本は、友達への思いやりを再認識する機会や、劇としての発表の際にも使えます。