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七夕前になると、保育園・幼稚園から短冊に願い事を書いて欲しいと言われます。
子どもの願い事と親の願い事を1枚ずつ書く園もあるでしょう。
いざ願い事を考えてみると、何を書けば良いのか分からないこともありますよね。
保育園・幼稚園の短冊の書き方をご紹介します。
短冊の書き方・保育園(幼稚園)
保育園・幼稚園での短冊の書き方をご紹介します。
- ペンではっきりと書く
- ひらがなで書く
- 名前を見やすく書く
- 1枚の短冊に1つの願い事を書く
外に短冊を飾る園の場合、雨で短冊が濡れる可能性があります。
外に飾る場合は、油性ペンで書くと安心です。
文字は太めの黒ペンで書くのがおすすめですよ!
幼児クラスで自分で文字を書きたい場合は、鉛筆で薄く下書きをしてからペンでなぞると良いでしょう。
また、絵や模様を描いて色を塗ると、かわいい短冊になります。
飾った時にもパッと見て見つけやすくなりますよ!
保育園の短冊はひらがな
保育園・幼稚園の短冊、特に幼児クラスの短冊は、全てひらがなで書きましょう。
幼児になるとひらがなを読むことが出来る子も多いです。
大人が想像している以上に、子ども達はお友達の短冊に興味津々。
異年齢であっても、短冊を読みことで子ども同士のコミュニケーションのきっかけになったりします。
幼児クラスの目につく場所に飾るのであれば、全てひらがなで書くと良いですよ!
七夕の願い事の例文・保育園
保育園・幼稚園で七夕の願い事を書く際の例文をご紹介します。
- すききらいがなくなりますように
- やさしいこになりますように
- げんきでおおきくなりますように
- サッカーがじょうずになりますように
幼児クラスでは、短冊の願い事をピックアップしてクラスだよりや卒園文集に掲載することもあります。
子供らしくてかわいい願い事が多いので、読んでいて面白いし、記念になるんですよね。
できるだけ子供の言葉をそのままに書いてあげると良いですよ!
面白い願い事も大歓迎。
2歳児さんの「おさむらいになりたい」という願い事を読んだ時には、可愛すぎて笑ってしまいました!
七夕に願い事をするのは、中国の宮中行事が由来です。
七夕伝説の織姫にあやかり、女性の機織りや裁縫の上達を願う風習なので、現在も「上達を願う行事」として続いています。
そのため、七夕では何かの上達を願うことを短冊に書くのが好ましいです。
- ○○が欲しい
- 宝くじが当たりますように
は、元々の由来を考えるとあまり好ましいものではないのです。
保育園の短冊の願い事・0歳
まだ小さくて、お話はできません。
0歳児の子どもの短冊は、親が書くことになります。
- どんな風に毎日を過ごして欲しいか
- 発達に合わせて出来る様になって欲しいこと
から、考えてみましょう。
【短冊の願い事の例文】
- 離乳食をたくさん食べて大きくなりますように
- 上手に歩けるようになりますように
- 笑顔が溢れる毎日でありますように
- 健やかに過ごせますように
保育園の短冊の願い事・1歳
1歳児さんもまだ願い事をお話しできません。
- 好きなこと・興味があること
- どんな子に育って欲しいか
などから、お父さん・お母さんが考えて書きましょう。
子供にシールを貼りや殴り書きをしてもらって、共同作業として完成させることがポイントです。
【短冊の願い事の例文】
- おしゃべりが上手になりますように
- お野菜が食べられるようになりますように
- お友達と楽しく過ごせますように
- お兄ちゃんと仲良く過ごせますように
2歳の七夕の願い事・例文
2歳児さんになると、少しずつお話が出来る様になります。
- 大きくなったら何になりたい?
- 何が上手になりたい?
- 出来る様になりたいことは?
など、子どもに願い事を書いてあげましょう。
親がいくつか願い事を考えた中から、子供に選んでもらうのも良いでしょう。
絵を描いて、子どもに塗ってもらうことで、子供も自分で書いた気持ちになります。
【短冊の願い事の例文】
- パンツのお兄さんになれますように
- おおきくなったらプリンセスになりたいです
- アンパンマンに会えますように
- プールが上手になりますように
保育園の短冊の願い事・3歳
年少さんは、願い事を自分で考えることができるでしょう。
- 出来る様になりたいこと
- やってみたいこと
- 将来の夢
などを、聞いて書いてあげましょう。
絵を自分で書いてもらうことで、子供も自分で書いた気持ちになります。
【短冊の願い事の例文】
- プリンセスになれますように
- はしるのがはやくなりますように
- ピアノがじょうずになりますように
- ストライダーにのれますように
保育園の短冊の願い事・4歳
年中さんは、何を短冊に書きたいか、ある程度自分で考えられるようになります。
- 好きなものは?
- 頑張っていることは?
- 出来る様になりたいことは?
など、願い事のヒントを出しつつ、書きたいことを子供に考えてもらいましょう。
自分の名前だけなら字が書ける、という子もいるかもしれません。
書きたい気持ちを大切にしましょう。
【短冊の願い事の例文】
- けーきやさんになれますように
- おおなわがとべますように
- じてんしゃにのれますように
- はやぶさにのりたいです
保育園の短冊の願い事・5歳
年長さんは、文字が書ける子も多いでしょう。
書ける場合は、自分で書いてもらいましょう。
【短冊の願い事の例文】
- なわとびがじょうずになりますように
- さかあがりができますように
- せがおおきくなりますように
- あいどるになれますように
短冊の願い事の例文・大人
保育園・幼稚園では、保護者も短冊を書くように言われることがあります。
子どもの短冊以上に悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
大人の短冊の願い事は、下記の内容で考えてみましょう。
- 子供に関する願い
- 子供の願い事に合わせた内容
- 正直な自分の願い事
難しく考えすぎず、楽しく書けると良いですね。
私は元担任をしていた子のお父さんに「〇〇先生と結婚できますように」と短冊を書いてもらったことがあります(笑)
お母さんから報告を受けて、二人で笑いました。
やましいことが無く笑って済むような関係であれば、そんな内容でも大丈夫なのです。(笑)
【短冊の願い事の例文】
- ○○が朝までグッスリ眠ってくれますように
- イヤイヤ期が終わりますように
- ○○が逆上がりが出来る様になりますように
- 家族みんなが仲良しでいられますように
保育園の短冊は親の名前?
保育園の短冊で、親が書いた場合、名前をどうしたら良いのか気になりますよね。
子供の願い事を代筆した場合は、子供の名前を書きましょう。
親の願い事の場合は、「〇〇(子供の名前)パパ」「〇〇(子供の名前)の母」などと書くと良いです。
お友達が読んだ際に誰の短冊かすぐに分かるように書くのがポイントです!
5色の短冊の意味
七夕の短冊は、色ごとに意味があります。
「たなばたさま」の歌にも「五色の短冊」という歌詞が出てきますよね。
- 緑:人間力を高める
- 赤:親への感謝
- 黄色:人を信じ思いやる気持ち
- 白:義務や規則を守る
- 紫:学力向上
上記の5色は、中国の陰陽五行説に由来します。
陰陽五行説とは、自然界の全てのものを、「木・火・土・金・水」の5つに当てはめて説明するという考え方です。
- 青(緑):木
- 赤:火
- 黄色:土
- 白:金
- 黒(紫):水
日本では、黒は縁起が悪い色なので、高貴な色である紫を代用しています。
昔は緑のことを「あお」と呼んでいたことから、青から緑へと変化しました。
青信号も、色は緑ですよね。
短冊の色の意味から願い事を決めて書くのも良いでしょう。