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幼稚園教諭として働いていたころ、やたらと賢い子がクラスに1人2人はいたことを覚えています。
頭のいい子が1人でもいると、とても頼りにできる存在になりクラス経営をする際にとてもありがたいのです。
実際に私も現代、賢い子たちにたくさん助けられてきた経験があります。
これは、ただ頭が良いと言うだけでないのです。
人との関わり方が同じ年齢の子どもたちよりも上手だったり、大人と同等に会話ができてしまう子も。
そんな子どもたちにはある共通点があるんです。
この記事では、そんな「頭のいい子の特徴」をまとめました!
うちの子も賢くなるといいな・・・なんて思っているお母さん・お父さんの参考になれば嬉しいです!
頭のいい子の特徴・幼稚園
自分の子どもが幼稚園で頭が良い、頼りになると思われていたら、親としては鼻が高いのではないでしょうか。
先生にとっても頭のいい子はありがたい存在で、行事では大役を任せることも!
それでは実際に、幼稚園ではどのような子が「この子は頭が良い」「この子は賢い!」と思われるのか。
年齢別にご紹介します。
地頭の良い子の特徴・3歳
3歳児と言うと、まだ幼稚園に入園したばかりで新しい環境に慣れるので精一杯になってしまいがちなのです。
ですが、そんな中にも地頭の良い・賢い子は潜んでいるのです。
実際に私が年少さんの担任をしていた頃、「この子は頭がいい!」と思った子を例にお伝えします!
下記の3つが代表的な特徴と言えるでしょう。
話上手で理解度が高い
全体への説明のみで理解行動できる子は賢いな、と思います。、
そういう子供って、例え泣いていても話をすればしっかりと理解して、自分で泣き止むことができたりするんです。
製作の理解度が高い
製作とは、先生の話を聴きつつ見本を見ながら、自分の折り紙などで同じように形を作るもの。
話を聴く力、物事を理解する力、それを自分のものとして実践する力、空間認知能力など、たくさんの力が必要となるものなんです。
基本的な生活習慣が身についている
トイレ、食事の仕方、着替えなど、全てのことを自分で行うことができる子は、しっかりしているな〜賢いんだろうな〜と思います。
年少さんの場合は人のお世話をすると言うよりは、まず自分のことをしっかりできていることが最重要になります。
4歳・賢い子の特徴
4歳児の場合は、人との関わりも重要視します。
3歳児で明記したものに加えて、2つの特徴があります。
友だちの気持ちを組んで、話ができる
遊びを楽しむ上で、友だちの気持ちに耳を傾けることはとても大切なこと。
この年齢で人の気持ちがわかる子は、とても賢いと思います。
「〇〇ちゃん・くんはどうしたいの?」としっかりと意見を聞いてくれるので、自然とクラスのリーダー的存在になっていくんです。
製作を理解して友だちに教えることができる
自分の製作をささっとこなして、友だちに自分の製作を見せながら説明する子がいるんです!
これは本当に賢い子ですし、とびきり頼りになる存在です!!
頭の良い子の特徴・5歳
5歳児ともなるとある程度のコミュニケーション能力や、学習を積み上げていますので頭の良い子も増えてきます。
機転がきき、応用力がある
先生や親に教わったことを応用していろいろと作ってみたり、遊びを広げたりできる子はとても賢いです。
言われたことをやるだけでなく、自分で考えて行うことができるのはすごい事です!
観察力に長けている
お部屋の中で前日と変わったところがあるとすぐに気づく子って結構いるんですが、これも賢さの一つ。
観察力が高いので、今までとの違いや人の変化に敏感に気付きます。
判断力がある
物事を決めるときに自分のやりたいことをしっかりと決められたり、問題が起こったときに瞬時に適切な行動を判断することができる子もとても賢いですね。
頭の回転が速い
大人の問いかけに対し、適切な答えを瞬時に返すことができます。
言われたことを処理してどのように答えるかしっかりと考えることができるんです。
先生に隠れて悪いことをする
先生に隠れて友だちに意地悪をしたりする子が出てきますが、『隠れてやる』という点がずる賢いですよね。
例えば、砂場で山作りをしていると自然と役割ができます。
水を汲む係、山に砂をどんどんかけていく係、形を成形する係など。
その役割で一番人気のない水汲み係を、うまいこと友だちにやらせる子がいました。
それも友達が嫌にならないような言い方で。。
大人から見たら、それはダメだろ!と突っ込みたくなりますが、見方によってはこの子は賢いな・・・と思います。
頭のいい子の母親
頭のいい子の母親がどのように子どもと関わっているのか、気になりますよね。
ここでは実際に私が見てきた、頭のいい子を育て上げたお母さんたちの特徴をお伝えします!
前向きな声かけ
子育てをしているとつい「それはダメ!」「やっちゃダメっていったでしょ!」「危ないからやめなさい!」と言ってしまいませんか?
頭のいい子の母親は、それを前向きな言葉で伝えています。
- 「これならしてもいいよ」
- 「気をつけてやってね」など。
子どものやりたい気持ちを尊重して、時には失敗する姿を見守ります。
子どもは失敗することでたくさんの学びを得ることをわかっているのです。
自分で考えさせる
問題が起きた時、頭ごなしに叱るのではなく、自分で考えられるような言葉がけをします。
- 「どうしたらいいと思う?」
- 「これはなんでこうなったの?」など
自分で考えて答えを出すことで、判断力が身についていくのでしょう。
たくさん会話をしている
子どもとたくさん会話をしているのも特徴の一つ。
たくさん会話をすることで、人の気持ちを理解したりコミュニケーション能力の向上につながります。
昔から、祖父母と暮らしている子に頭が良い子が多いのは、会話が多いことが理由かもしれませんね。
地頭の良い子の特徴・幼児
ここまで、頭の良い子の特徴を年齢別にお伝えしてきました。
それでは最後に幼児の地頭の良い子の特徴をまとめてみましょう。
観察力がある
地頭の良い子は周囲の状況や変化をしっかりと見ています。
よく観察していますので、他の子どもや大人が気付かないことに気付くことができるのです。
その結果、「これはこうなんじゃないか」と考察する力も身についていきやすいのです。
判断力がある
今自分はこうするべきだ、としっかりと判断する事ができます。
観察力があることにもつながりますが、周囲の状況をよく見て自分の行動や言動を瞬時に判断する事ができるのです。
判断力のある子はリーダー性もあるので、クラスのリーダー的存在になる事が多いです。
知的好奇心が旺盛
何にでも興味を持って取り組む事ができると、人よりも習得が早くなるのは当然ですよね。
「これはなんだろう?」「どうやってやるんだろう?」「これどうなっているのかな?」とたくさんの疑問を持って様々なことに挑戦できる子はどんどん伸びていきます。
努力が出来る
初めてなことや苦手なことにも果敢に挑んで努力する事ができます。
自ら興味を持ち努力して行うことで、その子のポテンシャルはどんどん高くなります。
学問でも運動でも、世に出ている有名な天才たちは努力家が多いですよね!
コミュニケーション能力が高い
人とのコミュニケーションを多く取ることで、たくさんの学びを得ます。
相手の年齢や性別に関わらずにコミュニケーションを取ることで、語彙が増えたり、人との関わり方を自然と学んでいるのです。
会話が早い段階で上手になるのも、こういうタイプの子に多いですね。
まとめ
親としては、せっかくなら賢い子になってほしい…と思うのは当然のこと。
関わり方に気をつけながら、子どもが自然といろいろな力を身につけられるように促してみましょう。
とはいえ、子どもは頭が良い事が全てではないことを忘れないようにして下さいね!
その子の興味のある事や得意なことを、どんどん伸ばしてあげるつもりで接しましょう!