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保育日誌は、保育者の考えや出来事を伝える重要なツールです。
しかし、言葉の使い方次第で否定的な印象や感情を与えてしまうことがあります。
そこで、保育用語に言い換えることで、保育士としての配慮を示すことができます。
この記事では、保育日誌において、言葉を適切な保育用語に言い換える方法について紹介します。
注意するの言い換え(保育日誌)
保育では、「注意」ではなく、「指導」という書き方の方が好ましいです。
「注意」が一時的な行動の修正を目指すのに対し、「指導」は子どもの理解と成長に焦点を当てるためです。
肝心なのは以下の点です。
- 子どもに指導を行った理由。
- どのように子どもに伝えたか。
- 子どもに何を理解してもらいたいか。
- 子供のどんな力を伸ばしたいか。
指導は、ただ単に行動を制止するためではなく、保育者が意図を持って実施しています。
言葉選びは子どもが中心となるよう心がけましょう。
保育園では、保育士が「叱る」「怒る」といった言葉を避けることを推奨する場合もあります。
子どもたちに対する意図や思いやりを正確に伝えるためです。
注意するの保育用語
「注意する」には、下記の様な保育用語があります。
- 「留意する」
- 「注意喚起する」
- 「注意を促す」
- 「気を付ける」
- 「指導する」
- 「○○してね、と伝える」
- 「気を付ける事を伝える」
- 「何が良くなかったかを説明する」など
保育用語の言い換え・ふざける
「ふざける」の言い換えには、下記の様な保育用語があります。
- 「興奮する」
- 「大きな声を出す」
- 「奇声を発する」など
保育用語の言い換え・褒める
「褒める」の保育用語として、下記の様な言葉があります。
- 「認める」
- 「○○と声をかける」
- 「受け止める」
- 「認め、励ます」など
保育用語の言い換え
保育用語の言い換えは状況に合う言葉を使います。
保育士の意図や背後を、保育日誌では文章を通じて伝える必要があるからです。
状況を見ていない人でも、保育日誌から状況を明確に想像することができるように書きましょう。
国語力も必要ですね。
先輩保育士さんの保育日誌をこまめに読んでおくと参考になるでしょう。