担任を持っている先生にとって、毎月のクラスだよりは、憂鬱な仕事の一つではありませんか?
特にクラスだよりの書き出しは、どう書くべきか悩むことも多いですよね。
今回は、2月のクラスだよりの書き出しやポイントを、年齢別にまとめました。
また、クラスだよりのネタも紹介します!
2月クラスだよりの書き出し
クラスだよりの書き出しは、全体の印象に関わるので、気を遣いますよね。
2月は、寒さのピークを迎える時期です。
節分や発表会などの行事がある保育園・幼稚園も多いのではないでしょうか。
また、春の訪れを感じる時期でもあります。
それらのことを織り交ぜ、子どもたちの様子を伝えていくようにしましょう。
全学年で使いやすいクラスだよりの書き出しの文例をまとめました。
【文例】
このクラスで過ごすのもあとわずか。
子どもたちと一日一日を、これまで以上に楽しく過ごしていきたいと思います。
子どもたちは、豆まきをとても楽しみにしています!
行事を通して、昔からの風習や季節の移り変わりや文化を、子どもたちに感じてもらえればと思います。
しかし、子どもたちは元気に公園や園庭を走り回り元気に過ごしています。
しっかりと予防対策をして、2月も元気に過ごしたいと思います。
子どもたちは、白い吐息を吐いたり、ひんやりした空気を肌で感じたりと、季節を身体で感じて過ごしています。
この時期ならではの遊びや活動や、季節を感じられることを、どんどん取り入れていきたいと思います。
子どもたちと季節の変わり目について話したいと思います。
お家の人に見てもらうのを楽しみにしながら、練習に励んでいます!
2月のクラスだより0歳児
クラスの子どもたちの様子を、取り入れてみましょう。
0歳児ならではの、遊びや姿を入れるのもオススメです。
【文例】
先月は、お休みをするお友達が多く、なかなかクラス全員が揃いませんでした。
今月は、クラスのみんなが揃い、元気に過ごせるように、体調管理に十分に気を付けていきたいと思います。
最近は、お友達のやっている遊びと同じことを、すぐ側でやってみる姿が多くみられるようになってきました。
子どもたちの関わり方を見て、成長をすごく感じています。
天気の良い日は園庭に出て、太陽の光をたくさん浴びながら楽しそうに遊んでいます。
室内では、シール貼りやお絵描きなど、手先を使っての遊びも楽しんでいます。
子どもたちは、可愛いお面をかぶり節分の行事に参加をします。
年長さんが鬼になって遊びに来てくれるので、子どもたちも喜んでくれそうです。
2月のクラスだより1歳児
今、取り組んでいることを書いてみてはどうでしょうか。
子どもたちの成長を感じてくれるかもしれません。
【文例】
難しいところもありますが、保育士と共に頑張っています。
着脱が出来ると、すごく嬉しそうな表情を見せてくれます。
自分の身の回りの出来ることを、一つ一つ増やしていきたいと思っています。
一緒に玩具で遊んだり、貸し借りをしたりもしています。
友達との関わりで、様々なことを吸収している子どもたちです。
手先を器用に使いながら、鬼のお面を完成させると、頭に着けて大喜びの子ども達。
豆まきに気合十分の様子です。
2月のクラスだより2歳児
子どもたちが、園で取り組んでいることを入れてみましょう。
元気いっぱいの、子どもたちの様子が伝わる書き出しだと、読んでいて楽しい気持ちになります。
【文例】
しかし、日向に出ていると暖かさも感じます。
子どもたちも、日向に出て「気持ちいね」と日光浴を楽しんでいました。
全身で、季節を感じている様子でした。
毎日元気に走り回っています。
そんな子どもたちの様子を見て、クラスで朝のマラソンを始めました。
朝からたくさん走って、大満足の様子の子どもたちです。
しっかり手洗い、うがいを取り組んでいます。
上手くうがいが出来なかった子どもたちですが、徐々に上手に出来るようになってきました。
おうちでも、上手に手洗い、うがいが出来るようになった姿を見てあげてください。
2月のクラスだより3歳児
友達同士だと元気いっぱいだけど、少し恥ずかしがり屋さんが多くなる3歳児。
恥ずかしがって、保護者に園での姿を見てもらえていない可能性があります。
元気いっぱいの姿を書き出しに表現してみて下さい。
【文例】
自由時間には、お友達同士で楽しんでいます。
ルールのある遊びを通して、お友達同士の関わり方も変わってきました。
遊びの中でも「鬼は外!福は内!」と掛け声を出しています。
当日をすごく楽しみにしている様子です。
初めは恥ずかしがっていた子どもたちでしたが、堂々と発表出来るようになってきました。
子どもたちの頑張る姿を、楽しみにしていてください!
2月のクラスだより4歳児
年長組を意識してくる4歳児。
そんな子どもたちの成長を、伝えてみてはどうでしょうか。
【文例】
そのため、春がもう感じられる天気の日も出てきました。
子どもたちは、もうすぐ大きい組になることを意識しているようです。
お友達にも、小さいお友達にも優しく声を掛けてあげることが多くなってきました。
残り2か月。
子どもたちのこの気持ちを大切にし、一緒に過ごしていきたいと思います。
〇〇組さんでは、節分にちなんだ歌が大人気です。
元気いっぱいに振り付けをし、歌っています。
お友達同士話をしながら、製作に取り組む姿がたくさん見られています。
お互いに「上手だね」「素敵」と声を掛け合っています。
お友達同士、刺激し合いながら取り組んでいます。
2月のクラスだより5歳児
保育園生活が残り少なくなってきた5歳児。
寂しい気持ちと、これからの行事への楽しさを含めて書くのが良いでしょう。
【文例】
子どもたちは、コマ回しやカードゲーム、ドッチボールを友達同士で楽しんでいます。
友達同士の関わりを大切にしながら、絆を深めていきたいと思います。
どちらの行事も、子どもたちはとても楽しみにしています。
より子どもたちの思い出に残るような、楽しい行事にしていこうと思います。
教室や体育館などを見学しました。
ドキドキした子どもたちの表情が印象的でした。
2月のクラスだよりのネタ
クラスだよりは、子どもたちの様子を伝えることがほとんどです。
クラスだよりに家庭で取り組んで欲しいことや、今クラスで取り組んでいることなども取り入れてみてはどうでしょうか?
より楽しいクラスだよりになるのではないでしょうか?
2月のクラスだよりの、プラスになるようなネタを紹介します。
食育
- 豆まきにちなんだ、大豆のパワー
- 朝食の大切さを伝える
保健
- 手洗い、うがい、咳エチケットの大切さ
- 寒くなると、おしっこが増える
- 花粉症対策
- 湿度管理
保護者へのお願い
- 行事のお知らせ(生活発表会、懇談会など)
楽しい遊び
- 寒い時期ならではの遊びの紹介
2月に合う絵本
- 節分がテーマの絵本
- 雪がテーマの絵本
2月に合う歌・手遊び
- 雪だるまのチャチャチャ
- 鬼のパンツ
- たきび
- 赤鬼と青鬼のタンゴ
- まめまき
まとめ
クラスだよりが苦手な先生は多いと思います。
しかし、難しく考えず、子どもたちの今の様子をそのまま書いてみてください。
それに、自分が感じていることをプラスするだけで素敵なクラスだよりになりますよ!!
改まった文を書こうとせず、気持ちを込めて取り組めば気持ちは伝わりますよ!