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基本的な運動の動作はできるようになってきて、体を動かすことが大好きな年少さん。
そんな3歳児の運動会で欠かせないのが、サーキットを取り入れた競技です。
3歳児の運動会で、サーキットを取り入れる場合のテーマや具体的な競技についてご紹介します。
運動会としては、保護者への見せ方意識することも外せません!
サーキットとして頑張ることが難しくても「忍者ごっこ」として取り組めば楽しく続けられますよ。
そんな忍者ごっこの具体例もご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
3歳児の運動会・サーキット
3歳児の運動会では、サーキット競技が取り入れやすくておすすめです。
未満児さんは「かわいい」だけでOKだったけれど、以上児さんになったからには「映え」も意識していかなければいけませんよね。
たくましくなった姿も見せたい、でも4・5歳児のような競技はまだまだ難しい。
そんな3歳児さんでも「映える」のがサーキットです。
普段の保育でも取り入れやすいので、練習も楽しくできるのもポイント。
3歳児は、走る・跳ぶ・しゃがむなどの基本的な動作ができるようになって、どんどん活発になる時期です。
何ができるのか、何ができそうなのか、一人ひとりの成長段階もよく見極めて競技に活かせるようにしましょう。
運動会のサーキットで大切なことは、下記の姿が見られるものにすることです。
- 楽しい
- 頑張り
- のびのびと
子どもたちが好きな遊びを組み合わせて、保護者にも喜んでもらえるようなサーキットを考えていけるといいですね。
運動会のサーキットのテーマ
運動会のサーキットのテーマをご紹介します。
忍者ごっこ
忍者に変身して色々な運動遊びをクリアしていきます。
素早く動いたり、ゆっくり動いたり・・・楽しみながら動作のバリエーションも増やすことができます。
絵本
「ももたろう」や「3匹のやぎのがらがらどん」になりきって、ゴールを目指します。
絵本のストーリーに合わせて、平均台を渡ったり坂道や障害物を飛び越えたり苦難を乗り越える様子を表現できるといいですね。
水族館
魚や海の動物になりきる可愛い姿は保護者も喜びますよね。
- 潜る→くぐる
- 飛び込む→ジャンプする
- 泳ぐ→マット運動
などで表現することができます。
動物園
水族館と同じく、動物になりきって行います。
- うさぎ→跳ぶ
- さる→ぶらさがる
- へび→細い平均台を渡る・大縄跳びのなみなみジャンプ
などで表現することができます。
具体的にテーマが決まれば、どんな運動遊びで何を見せていくか考えやすくなりますよね。
3歳児は、なにかに「なりきる」ことが楽しむコツです。
運動会の競技としてサーキットを行うときに大切なポイントは4つあります。
- 子どもたちが楽しんでできる
- 新しくできるようになったこと
- 身体をダイナミックに使うこと
- 保護者からの見え方を意識する
子どもたちが楽しんでできる
3歳児は、まだまだ遊びとしてサーキットに取り組んでいます。
楽しい遊びの延長で競技にしていけるといいですね。
新しくできるようになったこと
未満児さんとの違いを出していきたいところなので、見せ場を作っていきましょう。
できなくても、先生に助けてもらいながらも「頑張る姿」が大切です。
体をダイナミックに使うこと
のびのびと体を動かすことがサーキット遊びの大きなねらいです。
跳んだり走ったり、ダイナミックな動きを見せられるような遊びを取り入れていきましょう。
保護者からの見え方を意識する
運動会ならではの視点として、保護者からの見え方を意識しましょう。
園庭など地べたに座って観覧するのか、体育館などアリーナ席のように上から観覧するのかによっても変わってきます。
会場によって違ってきますが、保護者の目線の位置を踏まえて道具の配置を考えましょう。
忍者ごっこでサーキット
まだまだ飽きっぽさもある年少さんは、「忍者ごっこ」をサーキット遊びに活かすことがおすすめです。
急いでだったり、そーっとだったり。
メリハリのある動きは楽しさ倍増です。
ごっこ遊びや集団遊びの要素も入ってくるので楽しみながらできますよ。
忍者ごっこでは、色々な体の動きを「忍者になりきって」楽しく行うことができます。
- 素早く走る
- ゆっくり静かに歩く
- 転がる
- ジャンプする など
なりきって楽しむことで、自然と運動機能も上がっていきます。
忍者ごっこを取り入れたサーキット例をご紹介します。
色々な遊びを、忍者に見立てて行ってみてください。
「忍者みたいに!」と、動きを自分で工夫していくことも成長に繋がります。
トンネルくぐり
少し低めのトンネルや網の中をかがんだ状態で走る抜けます。
平均台渡り
平均台から落ちないように慎重に渡りきります。
マット運動
前転で転がります。
飛び石渡り
間隔を空けて置いてある台を落ちないように渡ります。
はしご渡り
両手両足を使ってはしごを渡りきります。
鉄棒運動
ぶら下がり、数秒キープします。
巧技台用の鉄棒の棒の両端を大人が持ち、子どもがぶら下がったまま障害物の上を運ぶと、見栄えがします。
大人の体力が必要なので、男性スタッフがいる場合におすすめですよ!
大縄跳び
膝くらいの高さの大縄を飛び越えます。
大縄をなみなみ揺らし、飛び越えます。
3歳児の運動会の競技
サーキット以外にも3歳児さんにオススメの競技をご紹介します。
親子で一緒に行う競技
- ボール運び
- 大玉転がし
- デカパン競争
親子で協力してゴールを目指す競技は、盛り上がること間違いなしです!
大好きなお家の人と一緒に楽しめる経験は心に残る大切な思い出になります。
ぜひ取り入れてみてくださいね。
親子ふれあい競技
「赤ちゃんじゃないから!」と頑張ることが多くなった年少さんも、運動会ではたっぷり甘えてもOK!
おんぶやだっこしてもらう内容を親子競技に取り入れましょう。
お家の人も、子どもとのふれあいを通して「おおきくなったなぁ」と成長を感じてあたたかい気持ちになりますよ。
友だちと一緒に
以上児さんといえば「バルーン」も欠かせない競技のひとつ。
友だちや先生と一緒に、一つの物を作り上げる経験をしていきたいですよね。
バルーンは大きく広がるので、簡単に「映え」が作れるのでオススメです!
他にも「玉入れ」「大判返し」など、友だちと一緒に協力して頑張る競技を考えてみてください。
まとめ
3歳児の運動会、以上児になると競技の幅も広がりますよね。
保護者の期待も感じてプレッシャーもあるかと思いますが、サーキット遊びを取り入れて「映える」競技を組み立ててみましょう。
大事なのは、子どもたちが楽しく取り組めることです。
まだまだ3歳児さんですから、遊びの延長を競技にしていくことを意識してみてくださいね。
そうすれば、子どもたちの生き生きとした姿を見せることができます。
保護者もそんな姿に感動したり喜んだり、忘れられない運動会になると思います。
体の動きをどう見せるのか、よりダイナミックに「映える」見せ方も大切になります。
保護者の視線に立って確認していくことも、運動会では欠かせないポイントになるのであわせて考えていきましょう。
素敵な運動会になりますように・・・!
応援しています!!