仕事復帰を考えると同時に考えるのが、子どもの保育園探しです。
全国的に待機児童問題が解消し、保育園を選ぶことができるようになってきました。
地域の保育園に決めるのではなく、自分で選べる時代。
実際、私自身も住んでいる地域とは別の保育園に子どもを入園させていました。
お子さんの保育園はどこにしようか考えた際、まずはいくつか保育園をピックアップして見学に行きましょう。
保育園を見学する際には、どこに注意するとよいのでしょうか?
保育園見学の際には、いくつかのポイントがあります。
この記事では、保育園見学のポイントを解説していきますので、保育園を考えているお母さんお父さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんな保育園は危ない
危ない保育園で決定的なところをご紹介します。
- 園が汚い
- 先生たちの雰囲気がわるい
- 子どもたちの気性が激しい
この3つに当てはまる保育園が危ないです。
園が汚い
玄関は、保育園の顔と言われています。
保育園の玄関が汚いと、掃除が行き届いていなかったり、印象はよくないですよね。
子どもたちが毎日使う玄関ですから、清潔に保ってほしいところです。
玄関だけでなく、保育園が汚かったり、整理整頓がされていないなど、散らかっている保育園は危険があります。
先生たちの雰囲気がわるい
先生たちの雰囲気が暗い・殺伐としているなど、雰囲気がよくない保育園は、職員間がうまくいっていない可能性があります。
職員間がうまくいっていないと、質の良い保育は期待できません。
また、保育はチームワークが大切ですが、質の良い保育ができないということは、怪我や事故のリスクが高まります。
子どもたちの気性が激しい
子どもたちの気性が激しく、トラブルが多かったり、動きが激しい子どもたちが多く見られる場合には、危ないです。
保育園のカラーは、子どもたちにも影響します。
保育園の良さも人それぞれです。
お子さんがどのように育ってほしいかなど考慮したうえで、保育園を考えていきましょう。
見学ではわかりにくいポイントは?
見学でわかりにくいポイントは、実際の保育園の行事や、保育の流れです。
実際に保育園では、年間でどのような行事が行われているのかは、見学ではわかりにくいです。
また、1日中保育園を見学できるわけではないので、保保育の流れをすべて見ることができるわけではありません。
そのため、本当に見ておきたい部分が見られない場合もあるでしょう。
設備やセキュリティも見学だけでは分かりにくいです。
保育園を見学するとなると、大体は保育園内を一通り見てまわったり、子どもの年齢に合わせたクラスの見学となることがほとんどかと思います。
そのため、設備がしっかりしているのか・セキュリティ対策はどうなっているかなど気になることは、質問すると良いでしょう。
保育園見学の見るべきポイント
保育園見学伸びるべきポイントは、以下の通りです。
園の玄関は綺麗か?
さきほども紹介しましたが、保育園の玄関は、保育園の顔です。
保育園に入った瞬間、玄関はどのような状態なのか見てみましょう。
暗い雰囲気や、清掃が行き届いていない玄関は、お子さんを毎日通わせるのですから、明るくて綺麗な玄関だと気分も良いですよね。
トイレや水回りは清潔か?
子どもたちが毎日使う水回りやトイレ。
大人でも汚いのはちょっと・・・。
古くても、綺麗なトイレだと安心できます。
先生の雰囲気はどうか?
先生たちの表情や声は元気でしょうか?
疲れていたり、愛想がなかったり、明らかに不機嫌だったり・・・
先生たちの雰囲気で、保育園の雰囲気はなんとなくわかるものです。
明るく笑顔がすてきで元気いっぱいな先生がいるところは、安心できます。
子どもたちの雰囲気はどうか?
保育園の子どもたちの雰囲気はどうでしょうか?
トラブルばかり怒っていたり、服が汚かったり、怪我が多いような感じは見られませんか?
それぞれの家庭の事情があるので、服装や怪我にも家庭が関わってきますが、子どもたちがトラブルを起こしていたり、落ち着きのない子どもが多く見られるところは、もしかするとトラブルが多いかもしれません。
おもちゃや遊具は安全なものか?
おもちゃや遊具は壊れていたり、汚れていませんか?
また、整理整頓はされていますか?
保育園で子どもたちが毎日使うものは、新品の状態ではありません。
しかし、綺麗に消毒されていたり、大事に使われていることで、状態もよく、あそびたくなるおもちゃであり続けます。
お子さんがあそぶおもちゃですから、安心して触らせたいですよね。
保育園見学での質問のポイント
保育園見学での質問のポイントを紹介します。
まずは、ご自身が保育園にどのようなことを求めているのかを考えてみましょう。
例えば、給食は園での手作りか外注か?
大事ですよね。
また、おやつは既製品か手作りなのか?
離乳食であれば2回食のうちの1食を保育園で提供する園や、3回食にならないと食事は提供できない園など、異なります。
離乳食が必要な方は必ず確認すると良いでしょう。
質問のポイントは、
①食事について
給食は園での手作りか?
おやつはどのようなものか?
②延長保育は行っているか?
③開園・閉園時間の確認
④休園日について
※例えば年末だと、12月28日か12月29日が年内最後の登園日など、園によって異なる場合があります
⑤慣らし保育の目安
⑥ベテランの保育士はいるか
⑦何時から何時までの保育が多いか
⑧働いている保護者は、パート・フルタイム・自営業など、どの雇用形態が多いか
⑨土曜日保育について
仕事が休みでも保育をお願いしてもよいのかどうか?
園によっては、保護者が仕事がお休みの場合は、絶対休んでくださいという園もあります。
事前に確認しておくとよいでしょう。
まとめ
この記事では、こんな保育園は危ない!というポイントについて解説してきました。
保育士の私でも、自分の子どもを保育園に入園させるときには、いくつか保育園見学に行きました。
大事なお子さんを通わせるのですから、自分自身が納得できる安心できる保育園に通わせたいですよね。
そして、お子さんは毎日その保育園で生活するようになるのですから、楽しく過ごしてほしいですよね。
ぜひ、安心できる保育園へ入園できるように、見学の際は気になることは質問してみましょう。