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保育士は結婚すると、寿退社をされる方が非常に多いです。
仕事と家庭の両立が難しいと感じている人が大半だからです。
勤務時間内に仕事が終わらず家に持ち帰ったり、土曜、日曜も行事などで出勤したりすることもあります。
このように休みが少なく、仕事とプライベートが区別できないと結婚生活も難しいと感じてしまいますよね。
保育士は女性が多いので仕事上では出会いが少ないですが、男性保育士がいると、恋愛に発展することもあります。
ただ悲しいことに、「男性保育士との結婚もやめとけ」と言われることも実は多いです。
このように「保育士は結婚やめとけ」と言われる理由をご紹介していきます。
保育士は結婚やめとけ
保育士をしている人はみんな子どものことが大好きです
自分自身も家庭を持ち、子どもが欲しいと考えている人もたくさんいます。
それなのに、結婚をやめといた方が良いという意見が出てくるのはなぜなのか、今からご紹介したいと思います。
結婚したら退職をしたい
結婚をしたら退職をし、専業主婦になりたいと思っている保育士は多いです。
保育士をしていると、妊娠した時に、体に負担がかかることが予想できるからです。
周りの職員に妊娠している事を伝えていても、どうしても自分が動かないといけないことが出てきます。
重たい物は持たないようにと医者に言われていても、目の前で子どもが泣いていたら抱っこをしないといけないし、子どもが危険であれば走って阻止しないといけない場面もあります。
お腹にいる我が子を優先して安静にすることが難しい仕事なので、結婚をしたら退職したいと思っている人が多いようです。
仕事と子育ての両立が難しい
保育士をしていると自分の子育てにも理想ができ、こんな子育てがしたいという気持ちが少なからずあります。
しかしフルタイムで働くと、家に帰るともうヘトヘトになっていて、我が子にあまり構ってあげられないのが現実です。
本当は少し公園で遊びたいのにすぐ帰ってきたり、ご飯の準備をして食べさせ、お風呂に入るとあっという間に寝る時間になり、遊ぶ時間が十分に取れなかったりします。
理想と現実のギャップに、落ち込んでしまうことも度々あるでしょう。
持ち帰り残業が多い
基本、保育士は子どものお昼寝の時間に、製作物の準備や書類書きを行います。
複数担任だと仕事を分担して終わらせることもできますが、一人担任だと勤務時間内に仕事が終わらないことが多いです。
そうなると必然的に家に仕事を持ち帰ったり、残業が多くなったりします。
休みが少ない
日曜日に行事があると、土曜日に準備をして日曜日本番という流れになり、連勤になります。
間に休みが取れないと12連勤になることもあり、休みが少ないと感じてしまいます。
幼稚園のように夏休みや冬休みもないので、保育士はまとまった休みを取りづらいのが現実です。
保育士男とは結婚やめとけ
子どものことが好きで面倒見の良い男性保育士は、傍から見ると魅力的に思いますよね。
なぜ、男性保育士との結婚はやめとけと言われるのでしょうか。
このように言われる理由を考えていきたいと思います。
給料が安い
給料が安いことが一番の理由に挙げられることが多いですね。
男性保育士の平均年収は約389万円と言われています。
全職種の平均年収が500万と言われているので、平均より給料が低いですね。
一家の大黒柱として働く旦那さんが平均年収より低いと、女性も働いて共働きをしなくてはならなくなり、少し苦労しそうです。
このような事から、結婚するにあたって給料が安いことは深刻な問題になりそうです。
残業が多い
保育士の仕事は常に時間に追われ、気づいたら一日が終わっています。
お昼寝の時間に事務仕事をしようとしても、別の仕事が急遽入ったり、会議をしたりすることもあるので、勤務時間内に仕事が終わらないことが多いです。
また、保育園内でトラブルがあったり、子どもが怪我をしたりして担任から保護者に伝えないといけないこともあります。
そうなると、保護者がお迎えに来るまで残業することになります。
行事前の準備でも、子どもが帰った後に準備に取り掛かる事もあるので、普通の仕事より残業が多いように思います。
残業が多いと家庭での時間が上手く取れず、すれ違いが多くなりそうですね。
保育士と結婚するメリット
保育士と結婚するメリットをご紹介します。
育児に関する知識がある
保育士は専門の勉強をして、保育士の資格を取っています。
1人で30人の子どもを1人で見ることもあるし、保護者に育児の相談をされることもあります。
実際に育児の経験がなくても、保育士をしていると仕事上色んな子どもと関わっているので、自分の経験を育児に活かすことができます。
常識があり真面目な人が多い
保育士は子どもの先生として、恥ずかしくないように、そしてお手本になるように日々生活しています。
子どもに注意していることが自分自身できていないと、説得力がなく、矛盾していることになります。
そのような矛盾を起こさないためにも、日々の生活でも気を付けている保育士が多いです。
例えば、綺麗な言葉遣いをする、食事をする時のマナーに気を付ける、交通ルールを守るなど。
人として最低限の事は、いつ子どもに見られても恥ずかしくないように心がけています。
保育士と結婚するデメリット
保育士と結婚するデメリットをご紹介します。
給料が低い
保育士の年収は平均年収より低いです。
結婚するパートナーが平均以上の収入があると良いのですが、もし低いとなると今後の生活に不安を感じるかもしれません。
ストレスを多く抱えている場合がある
保育士の仕事は激務だといわれています。
仕事が忙しい上に、人前で喋る機会が多かったり、子どもの様々なトラブルの対応に追われたり、時には保護者からのクレームにも対応しなくてはいけません。
家に帰ってからも、持ち帰りの仕事をし、体を休める暇がないこともあります。
ストレスが重なって体調を崩してしまわないように、パートナーがしっかりサポートしてあげる必要があります。
保育士と結婚して後悔
保育士と結婚する際は上記に挙げたような様々なメリットデメリットがあります。
ただ、家庭的で優しそうだからという側面的な理由だけで保育士と結婚すると後悔することもあるでしょう。
仕事柄、メンタルが鍛えられ、気が強くなる人も多いです。
付き合ってみるとすごく気が強くてイメージと違った、とギャップを感じてしまう人もいると思います。
結婚してから、こんなはずじゃなかったと後悔しないように、付き合っている期間にしっかりと見定めおきたいですね。
まとめ
今回は保育士と結婚はやめとけと言われる理由についてご紹介しました。
保育士と結婚するメリットとデメリットをしっかりと踏まえた上で、結婚するか決断できたら良いですね。
また、保育士も家庭を持ちたいと考えながらも、仕事と育児の両立ができるのか、お金の面は大丈夫なのかと不安に思っている人が多いと思います。
一番は、仕事と育児の両立ができるような職場環境になれば良いなと思います。