劇にしやすい絵本・年長!感動する絵本・題材を紹介! - 花ママの便利帳

劇にしやすい絵本・年長!感動する絵本・題材を紹介!

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年長さんにとっては、幼稚園保育園生活最後のお遊戯会や発表会。

どのような劇をやろうか、悩んでいる先生も多いのではないでしょうか。

私も現役時代、劇の内容や台本作りには相当頭を悩ませた経験があります。

 

劇となると、昔話や絵本を題材として行う園が多いと思います。

ただ可愛らしい絵本や簡単な物語を選ぶのではなく、年長さんらしい少し内容のこったものを選ぶ事が大切です。

 

この記事では、年長さんの担任をしていて、劇を何にしようかなかなか決まらず悩んでいる先生たちの参考になれば幸いです。

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劇にしやすい絵本・年長

先述にもありますが、年長さんの劇を選ぶ時には、あまりに簡単な絵本やお話を選ぶのはやめましょう。

登場人物が多めで、それぞれの役に違ったセリフをつけられるものを選ぶと良いでしょう。

内容を説明しなくても誰でも知っている有名なお話の中でも、年長さん向けのものはたくさんあります!

 

  • ブレーメンのおんがくたい

 

  • かさじぞう

 

  • ピーターパン

 

  • そんごくう(最遊記)

 

  • ふしぎの国のアリス

 

オペレッタにするのか、それとも自分でセリフを言い歌い踊りながら進めるミュージカルのようなものにするのか。

そういったことを全て踏まえて、劇の題材を決めましょう!

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年長の劇・感動する絵本

ここでは私の経験を通して、年長さんの発表会にふさわしい内容のお話をご紹介しますね!

オズの魔法使い

カンザスという街に住むドロシーという女の子。

ある日ドロシーは風に飛ばされ東の国に行きつきました。

ドロシーは元の街に戻るために旅を始めます。

それぞれ悩みを抱えるかかし、ブリキのきこり、ライオンと出会い、みんなの願いを叶えるためにオズのもとまで冒険する物語。

 

オズの魔法使いは登場人物が多く、配役に困りません。

内容も年長さん向けのものなので、それぞれ踊りなどを加えながら台本を作ると完成度が上がりますよ!

雪の女王

いたずら者の悪魔が作った鏡が割れてしまい、その破片があちこちに飛び去っていきます。

その破片が少年カイの目と心臓に刺さり、カイはとても悪い子になってしまいます。

仲良しの少女ゲルダにも意地悪ばかり…

そんなカイのところに雪の女王が現れ、自分の城に連れ去ってしまうのです。

ゲルダはカイを助けに雪の女王の城に向かいました。

 

ディズニーで有名なアナと雪の女王のお話とはちょっと違いますが、アンデルセンではこちらが本当のお話です。

大切な友だちを助けるため、勇気を持って雪の女王に立ち向かうゲルダの姿はとても素敵です。

友だちを大切に…というテーマのもと、行うのと良いでしょう。

 

この他にもアンデルセンやイソップ物語の中には数々の名作があります。

  • みにくいアヒルの子

 

  • はだかの王様

 

  • ねずみのおんがえし

  • アリとキリギリス

 

セリフやテーマが難しく、他の学年にはちょっと理解するには難しいかな?という作品でも挑戦できるのが年長の強み!

クラスにあったテーマに沿って、お話を選んでみてください。

 

それでは次は、アンデルセンやイソップ物語以外の絵本で、年長の劇の題材としてオススメの作品をご紹介します!

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年長の劇・いちばんたいせつなもの(絵本)

『いちばん大切なもの』清水美緒 作

自分勝手な動物たちが「宝物」を探しに出かけます。

その中でみんなで乗り越えた試練や、その道中に築いた仲間との友情こそが本当の「宝物」であることに気付いていく物語。

 

こちらは近年、劇の題材として人気のある作品の一つですね。

登場人物の多さも魅力で、配役に困ることはないでしょう。

仲間と築いた友情こそが真の宝物…。

年長さんですから、在園中にお友だちと協力して一つのものを作り上げる楽しさもたくさん味わってきた事でしょう。

そんな思い出を心に浮かべつつ、この絵本を題材として選ぶとなんだか素敵ですよね。

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年長の劇・ありがとうのき

【中古】ありがとうのき (みんなのえほん 17)/矢崎 節夫、新野 めぐみ

これはとある寒い冬の日の出来事。

くまさんが自分の手袋を落としてしまいます。

そのあとうさぎが通りがかり、手袋を借りるかわりに自分の耳隠しと手紙をぶらさげていきました。

その後もいろいろな動物たちがその場所を通りがかり、自分の持ち物を木の枝にかけていきます。

それぞれの優しさの交換をしていく物語。

 

この絵本は読んでいると、とても心が暖かくなる素敵な作品です。

人を思いやる心や感謝を大切にする気持ちを題材としていて、人と人との心のつながりを学ぶ事ができます。

登場人物があまり多くないですが、一つの役のセリフが長めなので、数人に割り振って行うと良いでしょう。

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年長の劇・エルマーの冒険

あるところにエルマーという少年がいました。

ある日エルマーは、年をとった猫から動物島に囚われているという竜の話をききます。

竜はその場所で、動物たちに無理やり働かされていると言うのです。

エルマーは、リュックにいろいろな荷物を詰め込んで、竜を助けるために動物島へと向かいます。

少年エルマーが数々の困難を、勇気と知恵で乗り越えていく冒険の物語。

 

誰かが誰かを助けるために一生懸命頑張る姿を見ると、誰でも心を打たれますよね。

主人公が男の子なので、配役する際には偏りがないよう注意しておきましょう。

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年長の劇・ともだちや

あるところに1匹の寂しがりやのキツネがいました。

そんなキツネは商売として「ともだちや」を始めるのです。

キツネは仕事として、お金をもらいながら友だちになるというのです。

その道中オオカミに出会い、楽しく時間を共にすることで本当の友だちを見つけます。

「大切な本当の友だちはお金で買うことはできない」という事を教えてくれる物語。

 

友だちのあり方や友だちのあるべき姿を教えてくれる素敵な作品です。

私自身、この作品はとっても大好きな絵本の一つ。

子どもたちにもよく読み聞かせて、友だちの大切さを伝えるようにしていました。

劇を観ている人たちみんな、感動すること間違いなしですよ!

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年長の発表会の劇の題材

年長での劇の題材を決める際には、子どもたちにそのお話を通して何を感じ学んでほしいかを考えましょう。

劇の練習を始める前に絵本を読み聞かせし、お話を内容を子どもたちと一緒に考えることも大切です。

劇の題材を選ぶには、まず劇のテーマを決めましょう。

例えば下記のような事です。

  • 自分の得意な事や個性を活かしながら、みんなと力を合わせて一つのことをやり遂げる
  • 自分に自信を持ち、夢に向かって突き進む
  • 人を思いやり、助け合う気持ちを持つ
  • 友だちの大切さに気付き、どんな人とも仲良く過ごす
  • 想像力を養い、自分で工夫して拡げる

 

今自分のクラスの子どもたちに何を学んで欲しいのかをしっかりの念頭に置いて、題材を選んでください。

テーマがしっかりと決まると、そのテーマに沿ったお話を選べば良いので考えやすくなりますよ!

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まとめ

年長さんの劇ともなると他の先生たちや他学年の子どもたち、そして保護者からの期待もかなりの物…。

劇の指導をする先生も本番までドキドキ緊張しますよね。

 

みんなで一つのことをやり遂げることはとても素敵なこと。

幼稚園・保育園生活での最後の劇、子どもたちにとっても先生にとっても、思い出に残るようなものにしてくださいね。

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