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普段の保育の中ではもちろんですが、行事でも活躍する紙芝居。
紙芝居って実は日本にしかないんですよ!
紙芝居の中には、子どもたちの心に響く物語がたくさんあります。
保育士の読み方ひとつで、子どもたちはぐっと物語の世界に引き込まれます。
紙芝居は絵本と違って、紙芝居の舞台を使用することで、雰囲気を出すことができます。
今回は紙芝居の読み方のコツについてお伝えしていきます。
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紙芝居の読み方
紙芝居は絵本とは違い、ページに物語が書いてあるのではなく、紙芝居の裏面に物語や台詞が記載されています。
読み手は、紙芝居の舞台の後ろ側、もしくは斜め後ろ側で読みます。
紙芝居を舞台に入れて、両扉を開くことで、紙芝居は始まります。
両扉が開くと、子どもたちは『はじまるぞ・・・』とわくわくどきどき。
保育士は、紙芝居の裏に記載されている通りに、読み上げていきます。
一枚目の紙芝居を読み終えたら、抜いて手前に入れます。
そして、また、裏に記載されている通りに読んでいきます。
紙芝居の読み方のコツ
紙芝居の読み方のコツをご紹介します。
事前に目を通しておく
子どもたちに紙芝居を読む前に、自分でまずは読んでみましょう。
物語の流れや登場人物を何となく把握しておくことで、物語のイメージに合わせた読み方ができます。
とはいえ、保育中だと、事前に目を通す時間なんて取れなかったりもしますよね。
その場合は、読み慣れた紙芝居を読むことにしましょう。
新しい紙芝居や、読んだことのない紙芝居を読む場合には、さっとでも十分ですので、目を通すと良いですよ。
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声の強弱をつける
物語の中で、場面に合わせた読み方をすることで、ぐっと雰囲気がでます。
- 静かな声
- 大きな声
- ゆっくり
- すばやく など
声の強弱をつけることで、紙芝居がより面白くなり、子ども達が物語の世界に引き込まれます。
間を開ける
物語の中で、間をあけると良い場面がありますね。
分かりやすく紙芝居に記載されている場合もあります。
記載されている通りに読むと良いでしょう。
- 間をあける
- 少し待ってから
- ・・・ など
読み慣れてくると、自分の中でも「ここは間をあけた方がいいかな?」など、感じることもあります。
物語の雰囲気に合わせて工夫しましょう。
登場人物になりきる
物語の流れとは別に、登場人物の台詞があります。
それぞれの登場人物になりきって台詞を読み上げましょう。
物語と同じようにただただ読んでいると、台詞かどうか、聞いている子どもたちは分からなくなります。
登場人物になりきって台詞を読みましょう。
複数の登場人物がいる場合には、その人物によって話し方や声のトーンなどもアレンジしてみると、おもしろいですよ。
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状況に合わせて顔で演じる
ただ無表情で読んでいてもおもしろくありませんので、紙芝居の物語の雰囲気に合わせて、顔で演じることも必要です。
紙芝居の舞台の後ろに隠れて読むのではなく、子どもたちに保育士の顔が見えるように、読み聞かせができると良いですね。
例えば、楽しい場面なのに、しかめっ面で読んでいては、物語の雰囲気が伝わりませんよね。
読み手も楽しい表情をして演じましょう。
喜ぶ・悲しい・怒るなど、感情に合わせた表情をしながら読むことで、物語の内容が伝わりやすくなります。
紙芝居の持ち方のコツ
紙芝居の持ち方のコツは、紙芝居の舞台に、手が入らないようにすることです。
次の場面にいくために、ついつい次の準備として紙芝居に手をかけてかまえてしまうかもしれませんが、ぎりぎりまで待ちましょう。
せっかくの場面の中に、保育士の指が見えてしまっては、残念です。
紙芝居の読み方・幼稚園
幼稚園で子どもたちへの読み方は、子どもたち全員が見える位置で読みましょう。
子どもたちは、先生の紙芝居が大好きです。
みんな、紙芝居を見たいのです。
保育士が子どもたちが見える位置だと思って紙芝居の舞台を配置しても、もしかしたら見えづらい子どもがいるかもしれません。
「見やすい場所で見てね」と一言声をかけましょう。
きっと自分の見やすい場所を見つけて、集中して見てくれますよ。
また、大人数の前で紙芝居を読む時には、大きな声でハキハキと読むようにしましょう。
普段の声で読んでも、子どもたちに声が届いていないかもしれません。
紙芝居の抜き方
紙芝居の抜き方は、紙芝居の裏に記載されている通りに抜きましょう。
- 『すばやく抜く』:すばやく抜く
- 『半分抜く』『ここまで抜く』:印がある(線など)ところまで抜く
- 『揺らしながら抜く』:カタカタと紙芝居を揺らしながら抜く
- 『ゆっくりと抜く』:ゆっくり抜く
- 『読みながら抜く』:最後の1行を読みながら抜く
- 『サッと抜く』:サッと勢いよく抜く
抜き方が記載されていない場合は、場面の切り替わりに合わせた抜き方をして、次の場面につなげましょう。
紙芝居の読む前
紙芝居を読む前には、子どもたちをぐっと引きつけるために、手遊びなどをしてから始めましょう。
紙芝居を始める前のざわざわした雰囲気から、手遊びをすることで、『紙芝居の読み聞かせ』が始まるという気持ちに切り替えることができます。
また、紙芝居を読む前には、子どもたちに見えないように、前もって舞台の中に紙芝居をスタンバイさせましょう。
読む前に何の紙芝居か子どもたちに見えてしまうより、舞台の両扉が開いてから、何の物語かわかるほうがわくわくしますよ。
紙芝居を読むときの配慮
子どもたちが集中して紙芝居を見ることができるような配慮をした環境づくりをしましょう。
騒がしい場所であったり、暗い部屋であったり、読み聞かせをする際に適していない場所もあります。
集中して見ることができるようにしましょうね。
せっかくの楽しい紙芝居ですから、子どもたちみんなが紙芝居が見える場所に座っているか、子どもたちの年齢に合っている内容のものであるか、確認しましょう。
まとめ
今回は、紙芝居の読み方についてお伝えしてきました。
普段の保育の中や、行事の中でも、紙芝居は活躍しますよね。
紙芝居は、ひとつの舞台です。
保育士は役者として、紙芝居の物語に入り込み、登場人物になりきることで、紙芝居のおもしろさはぐっと高くなります。
子どもたちも、おもしろい紙芝居の読み聞かせに、集中して見てくれることでしょう。
ぜひ、子どもたちを引きつけるような紙芝居の読み聞かせをしてみてくださいね。
読み方・演じ方の練習には、絵本の読み聞かせアプリを使うのがおすすめです。
プロのナレーターの朗読で、読み方の勉強になりますし、セリフの一部を自分の声で吹き替えられるので、自分の読み方を客観的に聞くこともできますよ。
1ヶ月の無料期間でしっかり練習出来ちゃいます。