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卒園を迎える時期になると、卒園式に向けて準備が慌ただしくなってきますよね。
その中でも、頭を悩ませるのが卒園メッセージです。
卒園児へ向けて、「思いを込めて書いてあげたいと思えば思うほどペンが進まない・・・」なんてこともあるかと思います。
一人ひとりに向けたメッセージとなると、正直あまりよく知らない子だっています。
それでも、卒園児みんなを温かく送り出してあげたいですよね
そこで、様々な立場からの卒園メッセージの例文・アルバム、文集、寄せ書き、祝電をご紹介していきます。
卒園メッセージを書くために、おさえておきたい大事なポイントも大公開します!
これを参考にすれば、他の先生ともかぶらない!
自分だけのメッセージがスラスラ~っと書けるようになりますよ。
温かい卒園メッセージを添えて、卒園児を盛大に送り出してあげましょう。
卒園メッセージカード先生から子ども達へ・例文
先生から子どもたちへ卒園メッセージカードを贈る場合は、一言でも長文でもなく程よいボリュームのメッセージが必要ですよね。
そんな卒園メッセージカードの例文です。
みんなのらんどせるすがたがとてもたのしみです。
しょうがっこうにいってもげんきいっぱいすごしてください。
またほいくえんにあそびにきてね!
いつも〇〇ちゃんのえがおにげんきをもらいました。
これからも、にこにこすてきなえがおをたいせつにすごしてくださいね。
らんどせるすがたをみせにきてくれることを、たのしみにまっています。
そつえんおめでとうございます。
〇〇くみのみんなは、ちいさいおともだちにもいつもやさしくしてくれたよね。
そんなすがたがせんせいはとてもうれしかったよ。
これからもやさしいきもちをたいせつに、すてきなおにいさんおねえさんになってね。
ずっとおうえんしています。
ほいくえんであえなくなるのはさみしいけれど、しょうがっこうにはわくわくどきどきたのしいことがたくさんまってるよ。
たのしみだね。
せんせいはずっとみんなのことおうえんしています。
どんどんすてきにかっこよくなるみんなをみて、せんせいはとてもうれしいです。
みんなならしょうがっこうにいってもだいじょうぶです。
これからもたのしいまいにちをすごしてください。そつえんおめでとうございます。
メッセージカードは、クラスに向けて・個人に向けてなどがあります。
〇〇くみ・〇〇ちゃんの部分をアレンジしていけば、応用がきくので参考にしてみてください。
卒園一言メッセージ・先生から
担任ではない場合も、一言メッセージとして贈るケースもありますよね。
そんな一言メッセージの例文です。
- 「しょうがっこうにいってもがんばってね。」
- 「しょうがっこうにいってもたのしくげんきにすごしてね」
- 「ずっとだいすきだよ」
- 「たのしいまいにちになりますように」
- 「にこにこえがおですごしてください」
- 「すてきなおにいさんになってね」
- 「これからもげんきいっぱいの〇〇くんでいてね」
- 「〇〇ちゃんなら、しょうがっこうにいってもたのしくすごせるね」
- 「〇〇くんのえがおがだいすきです」
一人ひとりに向ける場合は、一言の中に名前を入れてあげると、より子どもに寄り添うメッセージになりますよ。
卒園児へのメッセージ・寄せ書き
卒園児へ寄せ書きメッセージを書くときは、自分のメッセージも読まれてしまうし、他の先生たちのメッセージも読めてしまいますよね。
読んだり読まれたりしたところで問題はないのですが、恥ずかしかったり書こうと思っていたことが被ってしまったりして、何を書いていいか分からなくなり負のループに陥ってしまうこともあります。
コンパクトな中にも、自分らしさやオリジナリティを意識した寄せ書きメッセージの例文です。
みんなといっしょにおにごっこやなわとびをしてあそんだおもいでがせんせいのたからものです。
みんなのことがだいすきだよ。
〇〇くんはいつもげんきいっぱいすごしていたよね。
これからも〇〇くんらしく、げんきにたのしいまいにちをすごしてね。
〇〇ちゃんとらんどせるのはなしをしたね。
だいすきあかいろのらんどせるでしょうがっこうにいくのがたのしみだね。
みんなとすごしたまいにちがせんせいのたからものだよ。
たのしいまいにちをありがとう。
これからも、ずっとみんなのことわすれないよ。
いつもおおきなこえで「おはよう!」とあいさつしてくれる〇〇ちゃん。
せんせいは〇〇ちゃんからいつもげんきをもらっていたよ。
これからもげんきにあかるくすごしてね。
自分とのエピソードを盛り込むと、誰とも被らないメッセージを書くことができます。
自信を持って寄せ書きしてあげてくださいね。
卒園文集・先生から子ども達へ
卒園文集に載せるメッセージは、こどもたち一人ひとりに向けたものであることが多いですよね。
少しずつアレンジしていけるような、一人ひとりへ向けたメッセージの例文です。
そつえんおめでとうございます。
あかちゃんだったころは、なきむしだった〇〇ちゃんも、もうしょうがくせいだね。
あるけるようになったときも、ひとりでごはんをたべられるようになったときも、はじめて「●●せんせい」とよんでくれたときも、とてもうれしくてせんせいはよくおぼえています。
これからもどんどんいろんなことができるようになっていくね。
せんせいはどんな〇〇ちゃんもだいすきだよ。
ずっとおうえんしています。
そつえんおめでとう!
〇〇ちゃんはいつもちいさいおともだちにやさしくしてくれたよね。
□□くみのおともだちはみんな、やさしい〇〇ちゃんのことがだいすきです。
しょうがっこうにいってもやさしい〇〇ちゃんにはおともだちがたくさんできるとおもいます。
たのしいこともたくさんまっているよ。
げんきいっぱいたのしいまいにちをすごしてね。
はじめてほいくえんにきたときは、めになみだをいっぱいためて、ままのうしろにかくれていた〇〇くん。
いまでは、にこにこえがおでたのしくすごせるようになったよね。たのしいことだいすきな〇〇くん。
これからも、なんでもたのしめる〇〇くんらしく、いろいろなことにちょうせんしていってください。
おうえんしています。
そつえんおめでとうございます。
〇〇くんはちいさいころからえほんがだいすきで、せんせいといっしょにたくさんのえほんをよんだよね。
いちばんすきだったえほんは『□□』だったよね。
おぼえているかな?
なんかいもなんかいもよんだから、ぜんぶおぼえてきかせてくれたりしたよね。
せんせいにとってはたいせつなおもいでです。
しょうがっこうにいっても、だいすきなことをみつけて、たのしいまいにちをすごしてね。
そつえんおめでとう!
〇〇ちゃんがそつえんしてしまうのはさみしいけれど、しょうがっこうにはたのしいことがたくさんまっているよ。
たいへんなこともあるかもしれないけど、ようちえんですごしたまいにちをおもいだしてがんばってのりこえていこうね。
ようちえんにもあそびにきて、げんきなすがたをみせにきてください。
たのしみにまっています。
基本となる文章は同じでも、子どもたち一人ひとりとの思い出や、担任していたときのエピソードなどを思い出しながら書いてみてください。
それぞれに向けた素敵なメッセージが書けますよ!
卒園アルバム・先生からのメッセージ
卒園アルバムのメッセージは、一人ひとりに向けて文集と同じような形で載せることもあるかと思います。
その場合は、今までご紹介した例文を参考にして下さい。
その他に、行事ごとに一言メッセージを書いていく場合もありますよね。
そんな卒園アルバムの行事別メッセージ例文をご紹介します。
「こどもの日・・・おおきなこいのぼりをみんなでつくったね/かぶとをかぶってかっこよかったね/」
「七夕・・・みんなのおねがいごとかなったかな?/たんざくにおねがいごとをかいたね/ささのはにかざりつけ、たのしかったね」
「プール遊び・・・ぷーるあそびきもちよかったね/もぐれるようになってうれしかったね/おおきなぷーるでたくさんあそんだね」
「運動会・・・れんしゅうをたくさんがんばったね/かっけこさいごまでがんばりました!/みんなでちからをあわせてがんばったね」
「遠足・・・ばすにのって〇〇にいったね/おそとでたべたおべんとう、おいしかったね/〇〇にいって○○をしたおもいではたからものだね」
「クリスマス会・・・さんたさんにあえてうれしかったね/さんたさんからぷれぜんともらったね/〇〇くみのみんなでさんたさんになって、ぷれぜんとくばったね」
「発表会・・・どきどきしたけどすてきにはっぴょうできたね/うたやがっそう、みんなでちからをあわせてがんばったね/げきのれんしゅうたいへんだったけど、がんばったね」
「節分・・・まめまきたのしかったね/がんばっておにたいじできてよかったね/おににへんしんして、みんなとまめまきごっこ、たのしかったね」
「ひな祭り・・・ひなにんぎょうをみんなでかざったね/おひなさまとおだいりさまにへんしんしたね/おうたもじょうずにうたえたね」
どの行事にも当てはまるような例文ばかりなので、是非アレンジしたり応用して参考にしてみてください。
卒園児に送る言葉
卒園式や、卒園式後など、いよいよ卒園児を送り出す場面で、先生からこどもたちへのメッセージを贈ることもあるかと思います。
そんな贈る言葉の例文です。
〇〇くみのみんな、そつえんおめでとうございます!
みんなでいっしょにすごした1ねんかん、たのしいこともがんばったこともたくさんありますね。
〇〇くみになったばかりのみんなは、どきどきしながらすごしていたよね。
せんせいもほんとうはどきどきしていました。
でもみんな、どんなときもおともだちやせんせいに、やさしくしてくれたよね。
うんどうかいやはっぴょうかい、れんしゅうはとてもたいへんだったけど、さいごまでみんなでちからをあわせてがんばることができました。
ほんばんでは、たくさんのひとのまえでもじしんをもってやりきるすがたが、とてもすてきでした。
そんなやさしくてがんばりやさんなみんなといっしょに、たのしくすごすまいにちがとてもたのしかったです。
どんなことも、みんなでちからをあわせてのりこえることができるようになった〇〇くみのみんな。
しょうがっこうにいって、どきどきすることがあっても、みんなならだいじょうぶです。
これからも、そのやさしさとがんばるきもちをわすれずに、たのしくすごしてくださいね。
せんせいは〇〇くみのみんながだいすきです。
ずっと、みんなのことをおうえんしています。」
〇〇くみさん、そつえんおめでとう!
〇〇くみですごした1ねんかんは、どんな1ねんだったかな?
ほんとうにいろいろなことがあったよね。
えんそくもおさんぽも、いつもわくわくしてたのしめるみんなのすがたをみていると、せんせいもとてもたのしくてうれしかったです。
うんどうかいもおゆうぎかいも、いつもいっしょうけんめいがんばっていたよね。
じょうずにできなくて、くやしくてないてしまうこともあったけど、そんなときはみんなではげましあってがんばったね。
そんな、げんきであかるくてがんばりやさんなみんなは、せんせいのだいじなたからものです。
みんながしょうがっこうにいっても、ずっとずっとたからものです。
いつでもほいくえん(ようちえん)にあそびにきて、げんきなすがたをみせにきてください。
そつえんおめでとうございます。
みなさん そつえんおめでとうございます!
たのしいおもいでがいっぱいできた1ねんでした。
たのしかったこと・がんばったこと・うれしかったこと、もっともっとたくさんありましたね。
ねんちょうさんとして、ちいさいおともだちにやさしくしてくれたり、うんどうかいやはっぴょうかいでもかっこいいすがたをみせてくれました。
ほいくえん(ようちえん)のみんなは、そんな〇〇くみさんのみんながだいすきです。
せんせいはほんとうはすこしさみしいけど、みんながこんなにおおきくかっこよくなってそつえんしていくことが、とてもうれしいです。
しょうがっこうにいっても、みんならしく、げんきいっぱいがんばってください。
クラスのみんなに向けた温かいメッセージを書くためには、一年を振り返ってみることがポイントです。
行事の思い出、みんなの印象に残っているようなエピソードを入れながら、子どもたちが自信をもって卒園していけることを想像しながら書いてみてくださいね。
卒園式の祝電・元担任
元担任として、退職や転職後も卒園メッセージを贈りたいという場合は、祝電がおすすめです。
祝電は、他のメッセージとは違い卒園式の中で読み上げられることが多いので、保護者の方へ向けてのメッセージを入れることもあります。
元担任の立場から贈る、卒園式の祝電メッセージ例文です。
卒園児の皆様、保護者の皆様、本日はご卒園まことにおめでとうございます。
まだ小さかったみんなが、賑やかに楽しく過ごしていた毎日を今でも思い出します。
4月からは小学生。
きっと素敵なお兄さんお姉さんになっていることでしょう。
小学校に行っても、沢山のお友達を作って楽しい毎日を過ごしてください。
卒園生のみなさん並びに保護者の方々、ご卒園おめでとうございます。
みんなと一緒に〇〇組で過ごした日々を懐かしく思い出します。
先生のそばを離れなかったみんなも、今では素敵なお兄さんお姉さんになっているのかなと思うと、とても嬉しく思います。
小学校に行っても、元気いっぱい頑張ってください。
応援しています。
ごそつえん おめでとうございます
もうすぐいちねんせいですね。
どきどきするような、わくわくするようなそんなきもちでいっぱいだとおもいます。
せんせいもみんながしょうがくせいになるとおもうと、とてもうれしいきもちでいっぱいです。
しょうがっこうへいってもがんばってください。
保護者に向けたメッセージを入れる場合には、漢字を使っても良いと思います。
卒園式前後に、祝電が掲示されることもあるので、園児に向けたメッセージ部分だけひらがなにするなど工夫してもいいですよね。
卒園メッセージを書くポイント
卒園メッセージを書く前に、おさえておきたいポイントがあります。
ひらがなで書く
年長さんになると、ほとんどの子がひらがなを読めるようになっています。
読み書きに興味をもっている年長さんなら、先生からもらったメッセージも喜んで読んでくれるでしょう。
そのために、全文ひらがなで書きましょう。
「、」は使わずに、文節は間隔をあけて書くとさらに読みやすくなります。
分かりやすい表現を使う
ひらがなで書いていても、難しい表現になってしまっては子どもたちはチンプンカンプン。
せっかく思いを込めて書いても、理解できなければ意味がないですよね。
なるべく簡単な分かりやすい表現で気持ちを表現していきましょう。
前向きなメッセージを意識する
晴れの日に贈るメッセージですから、できるようになったこと・楽しかったことを思い出せるようなものにしたいですよね。
「あんなことできるようになったんだ」「こんなことがんばったんだ」と子どもたちが自分に自信をもてるようなメッセージを贈ってあげましょう。
不安な気持ちを抱えている子もいるかと思います。
先生たちから「みんななら大丈夫」「応援してるよ」というメッセージをもらえたら、きっと前向きな気持ちで卒園してくことができますよね。
まとめ
卒園メッセージといっても、書くものや立場によっては少しずつニュアンスが変わってきますよね。
どんな卒園メッセージを書く場合も、大切なことは「ひらがなで・分かりやすく・前向きに」を意識することです。
クラス担任として卒園メッセージを贈る場合は、一年を振り返ってみてください。
メッセージには載せられないほどのたくさんの思い出や気持ちが溢れてくると思います。
クラスに向けて、一人ひとりに向けてを使い分けることで、溢れてきた気持ちを余すことなく贈ることができるかと思います。
担任ではなくても、自分と園児だけのエピソードがあれば他の先生とも被らないメッセージを書くこともできます。
もちろん、全ての子にエピソードを持つことは無理です。
でも、せっかくの晴れの日です。
ご紹介した例文を参考にして、自分らしく温かい卒園メッセージを贈ってあげてくださいね。