「お寿司屋さんごっこ」や「回転ずしごっこ」は、保育園で子どもたちが大好きな遊びの一つです。
ただのおままごとではなく、子どもたちに社会性やコミュニケーション能力を育む絶好の機会でもあります。
この記事では、実際に保育園で楽しむためのアイデアや、簡単にできる手作りの工夫をご紹介します。
手軽にできる回転ずしのレーン作りや、寿司ネタの作り方、衣装や小道具の準備など、子どもたちが大喜びする工夫が満載です!
お店屋さんごっこ・回転ずしの作り方
お店屋さんごっこは子どもたちが特に楽しみにしている行事のひとつです。
その中でも、回転ずしは人気があり、手軽に実践できる工夫がいっぱいあります。
回転ずしごっこを成功させるためには、簡単に作れるレーンや、創意工夫を凝らした寿司ネタの作り方がポイントです。
夫と娘たちが朝から折り紙で作ったお寿司。クオリティ高い。 pic.twitter.com/oPeVMWJeet
— ひまり🌻3つ子娘母 (@himari_3girls) April 9, 2023
回転ずしのレーン・手作り
回転ずしの醍醐味は、やはり動いているお寿司を楽しむことです。
本物のレーンを使うのは難しいですが、工夫次第で簡単に手作りすることができます。
プラレール
プラレールの線路をつないで電車を走らせれば、回転ずしのレーンとなります。
息子がおじいちゃんに「段ボールで回転寿司みたいに回るの作りたい!」といって、あーだこーだと話し合ってたんだけど、最終的にこうなってた pic.twitter.com/6ZG1iRUoRH
— まゆみ (@mayumi028) September 21, 2015
紙皿
紙皿を使ってレーンを作ります。
用意するものは、紙皿(なるべく白くシンプルなもの)とテーブルや床に敷くカラーテープだけです。
【作り方】
- テーブルの上や床に、カラーテープで大きな円形のラインを引きます。これはレーンの役割を果たします。
- その上に紙皿を乗せて、子どもたちが回しながらお寿司を流して遊びます。
このようなシンプルな方法でも、子どもたちは盛り上がります。
お寿司が「回っている」感覚を楽しみつつ、コミュニケーションのきっかけにもなります。
ダンボール
ダンボール箱とペットボトルのキャップがあれば、手作りのレーンが完成します。
【作り方】
- ダンボール箱を丸く切り抜いて、中央にペットボトルのキャップを取り付けます。このキャップが回転の支点になります。
- 台の上に寿司を乗せた紙皿を置き、子どもたちが手で回して楽しむ簡易レーンを作りましょう。
この回転台は、子どもたちが自分で手を使ってレーンを回す楽しさを味わえます。
ダンボールにペンで絵を描いたり、テープで飾ったりしても楽しいです。
お寿司屋さんごっこ(保育園)
お寿司屋さんごっこは、子どもたちが役割を持って遊ぶことで社会性を育む素晴らしい機会です。
また、レジや注文係など、いろんな役割を子どもたちが経験することで、コミュニケーションスキルを高めることができます。
段ボールを使ってレジカウンターを作り、おもちゃのお金を用意すると、よりリアルになります。
年中組「お寿司やさんごっこ」
先日お伝えした、“温泉ごっこで稼いだお金でやりたいこと”とは、実は「お寿司屋さん」でだったのです🍣お寿司のネタを調べたり、回転する台を作ったり🌀温泉ごっこの経験を活かして、一から作り上げました✨その後は本物のお寿司も作って食べ、大満足のみんなでした😋 pic.twitter.com/sKu5VUlxFv— 荏田南幼稚園 (@edaminamiyochie) March 31, 2019
お寿司屋さんごっこ・衣装の作り方
お寿司屋さんごっこをより楽しむために、衣装も重要です。
簡単に作れる衣装としては、白いシャツにエプロン、そして三角巾や帽子が挙げられます。
見た目から入ることで、子ども達は役割に入り込みやすくなります。
衣装作りも、子どもたちと一緒に行うと、より一層楽しさが増します。
お寿司屋さんごっこ・帽子
板前さんらしい帽子を作ることで、気分がぐっと高まります。
帽子は、画用紙やコピー用紙を使って手作りすることができ、黒や白のシンプルなデザインがオススメです。
子どもたちのオリジナルの帽子を作ると、自分だけのお寿司屋さんになった気持ちを味わうことができます。
お寿司屋さんごっこ・看板
お店屋さんごっこの看板も、雰囲気を盛り上げる重要なアイテムです。
大きな紙に「お寿司屋さん」と書いた看板を子どもたちと一緒に作ることで、創造性を育むことができます。
色とりどりの絵の具やクレヨンで彩りを加え、店内の飾り付けも一緒に行うと、さらにお寿司屋さんらしい空間が出来上がります。
お寿司屋さんごっこ・折り紙
折り紙を使って、寿司ネタを作ったり、箸や皿を折ったりすることができます。
どんな寿司ネタがあるかを調べて再現することで、子どもたちが楽しみながら学ぶこともできます。
シャリはティッシュで作ると雰囲気が出ますよ~!
そして折り紙でおすしを作りました。 pic.twitter.com/zTAdsZDT7P
— ナカムラ (@15437658) October 26, 2016
息子が作った折り紙のお寿司
お寿司屋さん開店です⸜(๑⃙⃘’ᗜ’๑⃙⃘)⸝ pic.twitter.com/imImWRUgui— 澁谷有利 (@allofmeisyour) May 1, 2020
紙粘土に色をつけて、リアルな寿司ネタを作るのも楽しいです。
特に、イクラやウニなどの立体感のあるネタは、子どもたちに大人気です。
お寿司屋さんごっこ・メニュー
メニューは、子どもたちが注文しやすいようにひらがなで書きましょう。
絵を描くか、印刷したイラストを貼り付けて簡単に作ることができます。
握りだけでなく、巻き寿司やデザートも作ると、遊びがより広がります。
お寿司屋さんごっこ・ねらい
お店やさんごっこのねらいは、子どもたちに社会的な役割を楽しく理解させ、コミュニケーションスキルを育むことにあります。
お寿司屋さんごっこでは、お寿司を作る「板前さん」や、注文を受ける「店員さん」、お客さん役を通じて役割分担を体験し、他者とのやり取りを学びます。
また、折り紙や工作を通じて、手先を使った細かい作業を行うことで、集中力や創造力も養うことができます。
- 「板前」「店員」「お客さん」など、役割を体験することを喜ぶ。
- ごっこ遊びを通して、言葉でのやり取りを楽しむ。
- 創造力を働かせ、寿司ネタや道具を作ることを楽しむ。
- 友達同士で役割を分担し、協力することを楽しむ。
- 魚や仕事について、興味や関心を持つ。
お寿司屋さんごっこ・導入
お寿司屋さんごっこの導入では、子どもたちの興味を引き出すために、まず「お寿司屋さんってどんなお店か知ってる?」と質問してみましょう。
興味を持たせるために、実際のお寿司屋さんの様子をイメージさせるように、紙芝居や写真を使うのが効果的です。
また、お寿司を握る工程や、回転ずしでお寿司が運ばれてくる様子を見せることで、子どもたちの好奇心を引き出します。