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保育園では、子どもたちに絵本の読み聞かせを行います。
絵本は、ただ楽しむだけではなく、子どもたちの感受性を豊かにしたり、表現力を身に着けることにもつながり、子どもたちの心を育てるためにとても大切です。
1歳児さんは、少しずつ言葉の意味を理解したり、絵を見て動きを模倣してみたり、絵本を楽しむことができる年齢になってきますよね。
今回は1歳児さんにおすすめの絵本を紹介していきます。
保育園での読み聞かせの参考にしてみてくださいね!
1歳児の絵本・保育園
1歳児さんは、絵本を楽しむことができるようになってきますが、長い時間集中することはむずかしいため、長いお話を聞くことはできません。
長い話は、1歳児の子どもにとっては、長くて気がそれてしまいますし、楽しめないことになってしまうでしょう。
ですので、読み聞かせをする際は、必ず年齢にあった絵本を読みましょう。
例えば下記のような内容の絵本だと良いですね!
- 絵がカラフルではっきりしている
- 繰り返し読みやすい
- 絵本の内容が簡単
- せりふが覚えやすい
- 動きがおもしろい
- 登場人物がわかりやすい・印象的
1歳の絵本ランキング
1歳児の絵本ランキングをご紹介します。
5位:じゃあじゃあびりびり
ものや動物と、音がつながる絵本です。
シンプルでわかりやすい絵で、子どもたちにはとても楽しい内容です。
じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー
いぬ わんわんわんわん
子どもたちも絵に合わせて、一緒にせりふを覚えて、楽しむことができるようになります!
4位:もこ もこもこ
『しーん』から始まり、次は『もこ』っと地面から何かが盛り上がって、どんどん大きくなります。
このもこものは一体なんなのか?
私には、スライムのような謎の生き物に見えますが、子どもたちには何に見えるのでしょう。
しーん もこ にょき ぱく もぐもぐ…
こんな感じで、『もこ』が変化していきます。
その中で、様々な表現がされている絵本で、変化がおもしろいです。
保育士の読み方・表現の仕方が試されるような絵本ですよ。
3位:くっついた
ページをめくるたびに、くっついた!と繰り返しが楽しい絵本です。
わかりやすい内容で、子どもたちもとなりのお友だちとくっついちゃうかも!
絵本の最後には、赤ちゃんのほっぺをお父さんとお母さんではさんで、くっついた。
言葉と絵の繰り返しが楽しい、やさしい絵本です。
2位:しろくまちゃんのほっとけーき
とっても可愛らしいイラストのしろくまちゃんシリーズ。
鮮やかな色合いの絵本で印象的です。
『しろくまちゃんのほっとけーき』では、しろくまちゃんが、卵を割って牛乳をいれて、ほっとけーきをつくります。
焼きあがったら、お友だちのこぐまちゃんを呼んで、ふたりでおいしくいただきます。
ほっとけーきが焼きあがるまでの過程も描かれており、クッキングにもつなげることができますね。
1位:だるまさんが
子どもたちに大人気のだるまさんシリーズ!
このシリーズの登場人物はだるまさんがメインで、他には果物さんが登場します。
だるまさんがころんだり、のびたり、お辞儀をしたり、子どもたちがくすっと笑ってしまうような動きをします。
保育士の読み聞かせを聞きながら、子どもたちも一緒になってせりふを言ったり、動きをマネしたり、可愛らしいですよ。
1歳児の絵本のねらい
1歳児の絵本のねらいは
- さまざまな言葉を知り、言語力を高める
- 子どもの好奇心を刺激する
- 絵本を通してコミュニケーションをとることで、心を豊かにする
- 物事の理解力を高め、想像力を育む
- 絵本を通して表現力を身につける
絵本を通して、子どもたちは言葉を知ることができます。
絵本の読み聞かせを通して、保育士やお友だちと心を通じ合わせたり、様々な言葉から表現することを身に着けます。
また、絵本は子どもたちの心を豊かにする、とても良いものです。
保育園では、朝の会・設定保育の前後・食事の前・午睡の前・帰りの会など、活動の合間で絵本の読み聞かせを行うことが多く、1日の中でも絵本はたくさん登場します。
絵本を子どもたちに読み聞かせることで、子どもたちは様々なことを吸収しています。
ぜひ、たくさんの絵本を読み聞かせてあげましょう。
1歳児の絵本・おすすめ
1歳児におすすめの絵本をいくつか紹介します。
きんぎょがにげた
かわいいピンクのきんぎょが、にげます。
きんぎょがにげた どこににげた?
子どもたちからの「ここー!」という大きな声が今にも聞こえてきそうです。
子どもたちがきんぎょを探してくれますよ。
保育士のせりふに合わせて、子どもたちとのやりとりが楽しくなる絵本です。
ぺんぎんたいそう
ぺんぎんたいそうはじめるよ と、伸び縮みをしながら姿かたちがかわる姿で、おもしろい絵本です。
絵本を見ている子どもたちも、思わずからだが動いてしまうようです。
『ぺんぎんたいそう』は、お遊戯会や運動会でも大活躍する体操です。
音楽もゆっくりで、可愛らしいですよ!
できるかな?あたまからつまさきまで
はらぺこあおむしで有名なエリック・カールの絵本。
この絵本の中には、たくさんの動物と子どもが登場します。
動物が自分の名前を紹介して、得意なポーズをします。
ぼくはぺんぎん あたまをくるんとまわせるよ
きみはできるかな?
すると、子どもが
できるよできる くるんくるんくるん
と同じポーズをします。
この絵本にそった音楽があり、体操を楽しむことができます。
簡単な動きで、音楽ものんびりなところからアップテンポになったりと、メリハリのあっておもしろいですよ。
おいし~い
赤ちゃんがいろいろなものを食べます。
もぐもぐむしゃむしゃ おいし~い
絵本を読み聞かせる中で、子どもたちも一緒に食べている気分になりそうな絵本です。
最後は、子どもたちの大好きなふわふわパンケーキ!
ママがおいしく焼いてくれて、みんなで一緒に食べます。
『おいし~い』この表現が、なんとも可愛らしいですよね。
くだもの
たくさんのくだものが登場します。
絵本の中では、カットされたり食べやすいように描かれたくだものが、『さぁどうぞ』と差し出されます。
思わず子どもたちが『ぱくっ』と食べてしまいそうなくらい、おいしそうに描かれています。
くだものによって、あまい・すっぱい・おいしいなど子どもたちが表現し合いながら楽しむことができるような絵本です。
1歳の絵本・ロングセラー
ロングセラーの絵本を紹介します。
【おおきなかぶ】
有名なお話で、子どもたちに大人気!
おじいさん・おばあさん・まご・・・みんなで力を合わせて大きなかぶをぬきます!
【はらぺこあおむし】
卵からうまれたあおむしが、おなかをすかせて次々にたべます。
たべすぎて、あおむしはおなかが痛くなります・・・
そして、あおむしはさなぎになって、蝶々に。
あおむしがたべものを食べていく描写がおもしろいですよね。
【いない いない ばあ】
動物や子どもが、いないいないばあ!
繰り返しの絵本で、小さな子どもにとって楽しむことのできる絵本です。
1歳児の絵本の読み聞かせ
1歳児に絵本を読み聞かせる際のコツを紹介します。
ゆっくりとしたペースで読む
1歳児はまだ言葉を理解することができません。
そのため、ゆっくりとしたペースで読むことが大切です。
絵本のページをめくる時間も十分に取りましょう。
表情や声色を変える
絵本の内容に合わせて、表情や声色を変えると、子どもが興味を持ちやすくなります。
また、絵本の登場人物になりきって読むと、子どもも一緒に楽しめます。
絵を指差しながら読む
絵を指差しながら読むと、子どもが絵本の中のものを理解しやすくなります。
また、指差すことで、子どもの興味を引くことができます。
子どもの反応を見ながら読む
子どもが興味を持っているページや場面を見つけ、そこに重点を置いて読むと、子どもが集中して聞くことができます。
また、子どもが反応を示した場合は、その反応に合わせて読むと、子どもが楽しめます。
絵本の中の音やリズムを楽しむ
絵本の中には、音やリズムがあるものがあります。
その音やリズムを楽しむことで、子どもが絵本に興味を持ちやすくなります。
まとめ
今回は1歳児の読み聞かせにおすすめの絵本を紹介してきました。
どの絵本にも、作者の思いが込められており、保育士の読み方によって、子どもたちへの伝わり方がかわってきます。
読み聞かせをするうえで、抑揚をつけたりすることで、子どもたちは一気に絵本の世界にひきこまれて集中して見てくれますよ。
ぜひ、年齢に合った絵本の読み聞かせをしてくださいね。