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卒園の時期が近づいてくると、卒園文集を作成します。
卒園文集では、卒園する子どもに向けた保護者からメッセージも集めます。
いざ自分の子どもに何かメッセージを書こうとなると、何を書いたらよいのか悩んでしまうお母さんお父さんがいるのではないでしょうか。
今回は、卒園文集でお悩みの保護者さんに向けてお伝えしていきます。
卒園文集・親から子へ
あまり深く考えず、親から子どもへの気持ちを頭で整理してみましょう。
保育園や幼稚園での思い出を振り返ってみると良いですよ。
お子さんが園生活の中で頑張ったことや、印象的だったこと、楽しかったことなど、園生活のエピソードを思い出してみましょう。
園生活の中で、お子さんができるようになったことなど、子どもの成長を感じられるメッセージは、素敵です。
入園した当初の様子と、今の成長した姿を考えると、じーんとしますね。
まずは、どんなことがあったか思い出してみて、伝えたいメッセージを整理していきましょう。
振り返るとたくさんのことがあると思いますので、箇条書きにしてみましょう。
卒園文集・親から子へ(短文)
卒園文集の短文の例文を、いくつかご紹介します。
【例文1】
そつえんおめでとう。
ほいくえんで、たくさんのおもいでができたね。
しょうがっこうへいっても、たくさんおもいでつくろうね。
【例文2】
にゅうえんしたときは、まいにちないてしまって、ほいくえんにいきたがらないときもあったけど、いまではおともだちがたくさんでまいにちがたのしいことでいっぱいだね。
これからもたのしいことたくさんみつけてね。
【例文3】
そつえんおめでとう。
◯◯ちゃん、もうしょうがくせいになるんだね。
じぶんでできることがどんどんふえて、とてもせいちょうをかんじます。
しょうがっこうでもいろいろなことにちょうせんしようね。
卒園文集・親から子へ(長文)
長文の例文をいくつかご紹介します。
【例文1】
◯◯ちゃんそつえんおめでとう。
はずかしがりやの◯◯ちゃんは、にゅうえんしたころはおしゃべりするのもごあいさつするのもにがてだったけど、いまではげんきいっぱいなこえでおともだちとおはなししたり、せんせいにごあいさつができるようになりました。
そんなすがたをおかあさんとおとうさんはうれしくおもいます。
これからもげんきいっぱいのすがたをみせてね。
【例文2】
◯◯くんそつえんおめでとう。
ちいさいころからほいくえんがだいすきで、「はやくいこう!」と、まいにちうきうきでかよったね。
だいすきなほいくえんとももうおわかれです。
おかあさんもさびしいな。
4がつからは、しょうがっこうへいくね。
きっと、しょうがっこうもたのしいことがたくさんあるよ!
まいにちたのしくかよえるように、おかあさんはいつもちかくでみまもっているよ。
これからもたのしいことをたくさんみつけてね。
【例文3】
そつえんおめでとう!
ほいくえんでは、いろいろなことをけいけんしましたね。
うんどうかいでくやしくてないたこと、はっぴょうかいではおおきなこえでせりふをいえたね。
まいにちおともだちといっしょにげんきにかけまわって、ほいくえんでたくさんのけいけんができたね。
すてきなおともだち、だいすきなせんせいにであえたこと、わすれないでね。
これからもいろいろなことにちょうせんしていこうね。
卒園文集・親から子へ(感動)
卒園文集の感動する内容の例文をご紹介します。
【例文】
◯◯ちゃん、そつえんおめでとう。
◯さいのときににゅうえんして、はじめはないてばかりいたね。
いつのまにかなかないでほいくえんにいけるようになって、トイレができるようになって、ごはんをたべることがじょうずになって、おはなしがじょうずになって。
できることがひとつひとつふえていって、◯◯ちゃんのせいちょうをとてもうれしくおもっています。
できることがふえていくと、おかあさんは◯◯ちゃんがじぶんでやるすがたをみまもることがふえてきて、うれしいようなさびしいような、そんなきもちです。
まだまだちいさいとおもっていたけれど、もうしょうがくせいになるんだね。
あっというまのほいくえんせいかつ、だいすきなおともだち、だいすきなせんせいとであえたこと、たからものだね。
しょうがくせいになっても、ほいくえんでのことをわすれずにいようね。
これからも◯◯ちゃんのせいちょうをいちばんちかくでこっそりみまもらせてね。
いつもいつまでも、おかあさんはおうえんしています。
だいすきだよ。
卒園文集・親から子へ(面白い)
面白くてつい笑ってしまうような卒園文集の例文をご紹介します。
【例文】
◯◯くん、そつえんおめでとう!
ほいくえんがだいすきな◯◯くん。
おやすみのひでも、ほいくえんにいきたくて、ほんとうにほいくえんがだいすき。
ほいくえんのきゅうしょくがおいしくて、おかわりをしすぎておなかがいっぱいになって、おなかぱんぱんでうごけなくなってしまったこともあったね。
まいにちほいくえんのきゅうしょくをたのしみにしていたよね。
おかあさんがきゅうしょくのまねをしてごはんをつくってみたこともあったな。
しょうがっこうのきゅうしょくもおいしいといいけど、しょうがっこうではおべんきょうがあるので、たべすぎるとねむたくなってしまうから、ほどほどにね。
しょうがっこうでも、たくさんたべて、おおきくな〜れ!!
卒園文集・親から子へはひらがな?
卒園文集は、ひらがなで書くことが望ましいです。
漢字で書くと、読むことができなかったり、むずかしいので、子供が自分で読むことができません。
ですので、子どもたちが自分で読むことができるように、すべてひらがなで書くようにしましょう。
万が一、漢字で書いてしまった場合には、修正するか、ふりがなをふりましょう。
卒園文集・親から子へ(保育園)
保育園での出来事を思い出してみましょう。
お仕事をされながら保育園に通う中で、親子でのエピソードがたくさんあるのではないでしょうか。
- 登降園の際の会話
- 保育園でのエピソード
- 保育園で好きだったこと苦手だったこと
- 保育園での思い出
- お友だちや大好きな先生
- できなかったことができるようになったこと
振り返ると、たくさんのことが思い出があることでしょう。
ぜひ、思い出を卒園文集に書いてあげてくださいね。
卒園文集・親から子へのレイアウト
卒園文集のレイアウトは、基本的には横書きにしましょう。
縦書きだと、子どもは見ずらいです。
おおきくはっきりとした字で横書きで書きましょう。
このポイントをおさえて、書いてみてくださいね。
卒園文集・親から子へのイラスト
文章のあいだにイラストを描くのも良いですが、感情表現として絵文字の様にイラストを入れると、読みづらいかもしれません。
イラストを描く際には、文章のまわりであったり、空白の部分に描くようにしましょう。
子供が好きなキャラクターや動物、家族の似顔絵など、何かイラストがはいることで可愛らしいメッセージになりますよ。
まとめ
今回は卒園文集にお悩みの保護者さんに向けてお伝えしてきました。
お忙しい毎日の中で、いざ子どもに向けてメッセージとなると、「何を書いていいんだか・・・」と悩んでしまう方は、実は少なくありません。
毎日一緒に過ごしているからこそ、改めてメッセージを伝えることは、とても素敵ですし、お子さんはお母さんお父さんからのメッセージに喜びます。
ぜひ、園生活でのことを振り返って、お子さんが小学校に向けて一歩ふみだしていけるような嬉しいメッセージを書いてみてくださいね。