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さんびきのこぶたの物語は、とても有名ですよね。
起承転結があっておもしろく、子どもたちも大好きなお話。
さんびきのこぶたは、登場人物が少ないところも、子どもにとってわかりやすくて良いところです。
発表会で演目として取り入れる保育士さんも多いですよね。
今回は、さんびきのこぶたの劇についてお伝えしていきます。
発表会などの参考にしてみてくださいね。
さんびきのこぶた・劇あそび(保育園)
保育園でさんびきのこぶたの劇あそびをする際は、まずは配役を決めましょう。
登場人物は
- お母さんぶた
- こぶた3びき
- 狼
です。
この他に、ナレーターがいると良いですね!
下記のように配役を振り分けると、クラス全員で劇あそびを行うことができますよ。
- お母さんぶた:保育士
- 子ぶた:3人ではなく、3グループに分けて複数人ずつ
わらの家のこぶた/木の家のこぶた/れんがの家のこぶた
- 狼:複数人
- ナレーター:複数人
さんびきのこぶた・劇の歌
劇の歌は、『狼なんかこわくない』がぴったりです。
この歌は、ディズニーの短編アニメ映画『三匹の子ぶた』の挿入歌です。
アニメ映画の中では、家を建てて狼を追い返そうとするシーンで歌われている劇中歌になっています。
サビの部分が「おおかみなんかこわくない こわくないったらこわくない」と可愛らしい歌詞で、つい口ずさみたくなるような曲です。
\無料で試聴!/
狼なんてこわくない
さんびきのこぶた・劇の楽譜
さんびきのこぶたの劇の楽譜は、ネットショッピングで購入可能です。
初心者向けのものから、上級者向けのものまで、様々な楽譜があります。
ご自分のレベルに合った弾きやすい楽譜を見つけてくださいね。
ピアノが苦手な場合は、CDを利用するといいですよ!
さんびきのこぶた・劇のアレンジ
劇のアレンジは、まずは配役の人数調整をすることで、オリジナルの『◯びきのこぶたと◯びきのおおかみ』という風になりますね。
クラスの全員をこぶた役にする場合は、例えばクラスの人数が12名の場合だと『12ひきのこぶた』になります。
アレンジ次第で、色々と楽しめる劇あそびっておもしろいですよね。
その他にも、いくつかアレンジの方法をご紹介します。
わらべうたを取り入れる
『おおかみさん、なにがすき?』のわらべうたを劇中に取り入れるとおもしろいですよ。
おおかみがこぶたを食べに来るところで、家を吹き飛ばされる前に、こぶたたちが「おおかみさん、なにがすき?」と聞きます。
おおかみは、はじめは「りんご」「お菓子」などと答えます。
こぶたたちはそれに対し、「あ〜よかった」と答えます。
何度かやりとりを繰り返したあとに、おおかみが「こぶたたちだ!」と言ったところで、家が吹き飛ばされ、こぶたたちが逃げて、次の家に逃げ込むという流れです。
おおかみがこぶたを食べないお話に変更
登場人物は同じでも、お話自体をアレンジします。
オオカミは、森の中の家でひっそりと寂しく暮らしていますが、お腹をすかせてぺっこぺこ。今にも倒れそうです。
こぶたたちは、お母さんぶたにおつかいを頼まれて、森の中に果物を取りに行きます。
お母さんからは「森の中のおおかみには気をつけること」と言われます。
けれども、このおおかみは優しいおおかみなので、果物が大好きなので、こぶたのことは食べません。
こぶたたちは、順番に(グループごと)森へ行き、果物を取りに行きます。
こぶたたちが果物を全部とっていってしまったところで、おおかみは食べる物がなくなってしまい、ついに力尽きてしまいます。
こぶたたちは、そんなおおかみを見て、かわいそうになります。
こぶたたちは、おおかみに果物を分けてあげて、みんなで仲良く果物を食べます。
最後は、みんなで仲良く過ごして(ダンスをしたり歌ったり)終わりです。
さんびきのこぶた・劇の台本
劇の台本は、購入できるものがあるので、とても便利ですよね。
アレンジを加えてオリジナルのストーリーにするのであれば、絵本のさんびきのこぶたや、購入したものを参考にして、自分で台本を作成すると良いですね。
さんびきのこぶたは簡単なお話ですので、ぜひアレンジを加えながら台本を作成してみてくださいね。
さんびきのこぶた・劇の大道具
劇の大道具は、
- わらの家
- 木の家
- レンガの家
です。
背景も必要であれば、草や森に見立てる背景画や、舞台上に配置する木などがあれば、雰囲気がぐんと出ます。
さんびきのこぶた・劇の小道具
劇の小道具は、
- わら
- 木
- れんが
があると良いです。
家を作る際に、こぶたたちが手に持ち、家をつくるふりをする時に、使います。
三びきのこぶた・劇の衣装
劇の衣装は、こぶたは、ピンクの服に、お面か耳付きのヘアバンド(黒厚紙に耳をつける)もしくはフェルトで作成した帽子などを着用すると可愛らしいですね。
おおかみは、茶色かグレーの服を着て、大きな耳を大きな尻尾があると、良いでしょう。
3匹のこぶた劇遊び・2歳児
2歳児さんで劇あそびを行う際は、シンプルで子どもたちが楽しめる内容で良いでしょう。
クラス全員をこぶた役にして、保育士が複数人いる場合は、おおかみ役とピアノ・ナレーター役に分かれてすすめるのがおすすめです。
先ほどご紹介したわらべうたの『おおかみさん、なにがすき?』を取り入れることで、楽しくて可愛らしい劇あそびになりますよ。
まとめ
今回は、さんびきのこぶたの劇あそびについてお伝えしてきました。
保育園や幼稚園の発表会で劇遊びをする際には、お話のアレンジが必要となってきます。
もちろん、そのままの物語でもできますが、クラスの人数を見て配役を決めたり、子どもたちの感じからお話をアレンジしてみたり、劇あそびで行う際は様々な方法があります。
ぜひ、子どもたちひとりひとりが活躍できる『さんびきのこぶた』を劇あそびで楽しんでくださいね。