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夏のお花といえば、朝顔!
保育園や幼稚園では朝顔を育てていたり、夏休みの期間にお家で朝顔を育てている方も多いでしょう。
朝顔を使って色水を作り、ちょっとした実験のような遊び方ができるます。
子どもたちと一緒にやってみてくださいね。
朝顔の色水・遊び方
朝顔の色水での遊び方をご紹介します。
ジュースやさんごっこ
朝顔から作った色水は、とても綺麗な色ですので、ジュースやさんごっこをするとおもしろいですよ。
ジュースのカップやストローを用意して、お店やさんを開くと、子どもたちのやりとりも盛り上がります!
紙染め
半紙のうえで、筆をつかって好きなように塗りましょう。
絵の具とはまた違った感じで、紙の上でにじんだりするので、おもしろいですよ。
お花から作った色水で描いてみるって、なかなかないですよね。
スライム
朝顔の色水を使って、スライムを作ることができます。
お花からできたスライムなんて、素敵ですよね。
作り方は後ほど詳しくご紹介します。
絵はがきでお手紙ごっこ
色水をつかって絵を描いて、絵はがきとしてお手紙を作成するのはいかがでしょうか。
保育園・幼稚園内で専用のポストを設けて投函しても良いですし、年中・年長さんになれば、自分のお家や祖父母宛に絵はがきを送ってみるのもおすすめです。
あさがお色水のねらい
あさがお色水のねらいをご紹介します。
ねらい1
- 身近な植物に興味や関心を持ち、植物の特性を知りながら遊びに取り入れて楽しむ
植物を育てることで、優しい気持ちが育まれたり、あさがおを通して植物に興味を持つことで、他の植物にも興味がでるかもしれません。
また、植物を色水をつくる材料として遊びに取り入れることで、新たな発見はうまれます。
ねらい2
- あさがおで色水作りをたのしむ
あさがおから色水を作ることができるなんて、びっくり!
新しい発見に、何度も色水を作りたくなるかもしれません。
思う存分、色水作りを楽しませてあげましょう。
ねらい3
- あさがおの花から色がつくことを発見し、興味をもつ
あさがおから色がつくことを発見すると、もしかしたら他のお花も色水がつくれるのかも?!なんて、色々なことに挑戦してみようという子どもたちの探究心が深まるかもしれません。
子どもたちの興味・発見をどんどん引き出していきましょう。
ねらい4
- 色彩感覚を身につけ、色彩によって感受性を養う
絵の具から作った色水ではなく、お花からつくった色水は、とても美しいです。
綺麗な色水をつかって、子どもたちの感受性を養いましょう。
綺麗なものをみると、心も綺麗になりますね。
あさがおの色水づくり
あさがおで色水遊びをするためには、まずは色水を作ることから始めましょう。
用意するもの
- 朝顔の花:2~3輪
- 白か透明のカップ(色が目で見てわかりやすいため)
- 水
作り方
- カップに水をいれる
- 花を握ったままカップに手を入れて、ぎゅっと花を揉む
- 揉むことで、花の色が流れ出てくる
- 花を数回揉み、色が綺麗に出たら完成
色水づくりのポイント
- カップには朝顔の花を握った手をいれるので、カップにいれる水の量は、カップの半分くらいにしましょう
- 花の量と水の量によって、色水の濃さが変わってくるので、色々試してみるのも良いです
- もっと簡単に行いたいときには、カップではなくビニール袋で揉み込むこともできます。
小さい子であれば、ビニール袋で行う方がやりやすいかもしれません。
年齢やクラスの雰囲気に合わせてやってみてくださいね。
注意点
- 色水はとても綺麗にできあがりますので、小さい子が間違えて飲んでしまわないように、気をつけてくださいね!
朝顔の色水・染める
半紙を使って染めます。
半紙を折ったものの角を、朝顔の色水に少量つけます。
開いて乾かすと完成です。
簡単にできるので、おすすめです。
また、筆を使って、直接半紙に色づけすることもできます。
色水ですので、あまり水を半紙に含ませすぎると、紙がやぶれてしまうこともあります。
紙を開く際には十分に気をつけてくださいね。
朝顔の色水・実験
朝顔の色水の色を変える実験をご紹介します。
【用意するもの】
- 朝顔の花(青・ピンク)
- クエン酸
- 重曹
- 水
- 透明なカップ
【実験方法】
- 朝顔の色水をつくる
- 色水にクエン酸をいれると、ピンクっぽく色が変わる
- クエン酸の量を増やすにつれて、ピンクの色が鮮やかになる
- ピンク色になった水に、重曹をいれる
- 水の中で発泡し、今度は色が青みを増していく
- 重曹を足していくと、発泡が続いて青みが濃くなっていく
- 重曹を足し続けると、ある時点で、発泡はしなくなり、色の変化も止まる
- 色の変化が止まった水に、再びクエン酸を入れると色は再びピンクよりになっていく
朝顔の色水・スライム
朝顔の色水スライムの作り方をご紹介します。
【用意するもの】
- カップ2個
- 洗濯のり100cc
- 色水100cc
- 水50cc +ホウ砂5g
【作り方】
- カップに色水100ccと洗濯のり100ccを入れて混ぜる
- 水50cc +ホウ砂5gを別のカップに入れてホウ砂液を作る
- 1と2を混ぜ合わせたら完成
※通常のスライムの作り方と、ほとんど変わりません。
スライムは子どもたちが大好きなので、どの年齢であそんでも盛り上がるでしょう。
小さい子(0〜2歳児)は誤飲の恐れがありますので、スライム作りは年少以上の子どもたちと行うのが良いです。
朝顔の色水・絵を描く
朝顔の色水で絵の描く際には、少し濃いめに色水を作りましょう。
色水を作る際に、花の量を増やすと良いですよ。
また、画用紙に描くこともできますが、半紙や、和紙製のはがきなどに描くことをおすすめします。
朝顔の色水で描いた絵はがきなんて、すてきですよね!
また、集団製作として、大判の紙(画用紙を数枚組み合わせた大きさのものなど)にみんなで好きなように描いてみるのもおもしろいですよ。
描いた絵を保育室に飾ることで、『朝顔の色水で描いた絵』が涼しい雰囲気にしてくれそうですね。
まとめ
今回は、朝顔の色水あそびについてお伝えしてきました。
夏のお花の代表のあさがお。
ただ植物を育てるだけではなく、あそびにも取り入れることができる朝顔は、子どもたちのあそびを広げるひとつのアイテムですね!
ぜひ、夏のあそびに、朝顔の色水あそびを取り入れてみてくださいね!