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日本一の人口を誇る東京都。
日本人の約9人に1人が東京都に住み、そのうちの約70%が23区に住んでいます。
人口が多く、働く世代も多い23区は、保育園激戦区でもあり、保育士の人手不足も問題となっています。
そんな東京都の保育園について、下記の内容をご紹介していきます。
東京で保育士が働きやすい区は、働く保育士のタイプによって異なります。
保育士のタイプ別に、働きやすい区をまとめました。
保育士が働きやすい保育園(東京)や、東京都の保育士の給料事情についても解説していきます!
東京で保育士が働きやすい区
東京23区内で、保育士の働きやすさには違いがあるのでしょうか?
保育士が働きやすい区は、働く保育士によって異なります。
働きやすさとして求める条件が人によって異なるからです。
ここでは特別区を4つのエリアに分け、エリアごとの保育の現状や働きやすさについてご紹介します。
【都心エリア】千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区
まずは、誰もが憧れる大都会、都心エリアです。
都会的な環境でバリバリ活躍したい!という方にとって、働きやすい都心部エリア。
保育士の求人数もかなり多いです。
教育熱心な家庭も多く、国際的な企業や官公庁、大使館などが集中していることもあり、語学力を生かして働きたい人にも向いています。
また、大企業が立ち並ぶ都心エリアには、企業が運営している「企業内保育園」もたくさんあります。
企業内保育園は運動会のような大きな行事が少ないことも特徴。
- 保育に集中しやすい
- 園行事に振り回されない
というメリットがあります。
日々の保育に集中したい方にとって、働きやすいのが、企業内保育園です!
都心エリアの保育施設利用者数と待機児童一覧がこちら↓↓
保育サービス利用児童数 | 待機児童数 | |
千代田区 | 1,513 | 0 |
中央区 | 4,344 | 324 |
港区 | 6,737 | 164 |
新宿区 | 6,147 | 27 |
文京区 | 4,379 | 102 |
渋谷区 | 4,402 | 266 |
保育施設の利用者数が多いのは、港区・新宿区、待機児童数が多いのは、中央区・渋谷区となっています。
千代田区は保育に関する環境が整っており「保育園に入りやすい区」となっています。
【南部】品川区、目黒区、大田区、世田谷区
続いて、高級住宅地が立ち並ぶ南部エリアです。
都心部と並んで憧れの地域である、南部エリア。
高級住宅街のイメージがありながらも、実は未就園児の人口が非常に多く、世田谷区を中心に待機児童数も多いエリアでもあります。
そのため、保育士の求人「激戦区」にもなっています。
物価が高いエリアでもあるため、自治体による住宅借り上げ制度なども整備されています。
制度をうまく活用すれば、就職・転職への負担や不安も軽く済み、働きやすいエリアですよ!
また、羽田空港がある大田区は、旅行好きの保育士にとっては利便性も高く魅力的ですね!
南部エリアのエリアの保育施設利用者数と待機児童一覧がこちら↓↓
保育サービス利用児童数 | 待機児童数 | |
品川区 | 9,516 | 219 |
目黒区 | 4,840 | 617 |
大田区 | 13,388 | 572 |
世田谷区 | 16,503 | 861 |
保育施設利用者数は4区とも非常に多く、特に世田谷区・大田区は1万人越え。
世田谷区の保育施設利用者数は23区で1位です。
待機児童数もやはり4区とも多く、世田谷区・目黒区・大田区では500人を超えています。
保育園も保育士の求人も常に多いため、待遇や理念など、自分に合った保育園を探しやすい区でもあります。
【西部・北部】中野区、杉並区、豊島区、北区、板橋区、練馬区
続いて、子育て世代人気No.1エリアとも言われる西部・北部エリアです。
子育て環境に恵まれている西部・北部。
若い世代が多く、保育施設を利用する児童数も多いエリアです。
そのため、待機児童解消にも熱心に取り組んでおり、保育施設も増加傾向にあります。
- オープニングスタッフとして働きたい
- 新しい綺麗な保育園で働きたい
- 若いうちから役職に就いて働きたい
という保育士にとって、働きやすい区です。
また、埼玉県と隣接しており、埼玉県からの通勤者が多い地域でもあります。
北部・西部エリアの保育施設利用者数と待機児童一覧がこちら↓↓
保育サービス利用児童数 | 待機児童数 | |
中野区 | 5,526 | 375 |
杉並区 | 10,793 | 29 |
豊島区 | 5,350 | 0 |
北区 | 7,430 | 82 |
板橋区 | 12,233 | 231 |
練馬区 | 14,643 | 48 |
保育施設利用者数は練馬区・板橋区・杉並区の3区で1万人を超えています。
その他の区も利用者数は多く、全体的に保育園のニーズが高いエリアとも言えます。
待機児童数は、中野区・板橋区で多くなっていますが、待機児童解消に取り組んでいる影響から、「0」や「2桁」の地域もあるのが特徴です。
保育施設自体が多いので、求めている求人を探しやすい区です。
【東部】台東区、墨田区、江東区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区
最後に、下町情緒あふれる東部エリアです。
東部エリアは、長年愛着を持って居住している方も多い地域です。
そのため保育園も、地元で愛される長い歴史を持った園が多いようです。
自然豊かなエリアであり、広い園庭やのんびりとしたお散歩コースなどもあることから、のびのびとした保育をしたいという保育士にとって、働きやすい区です。
また、23区内では比較的物価が安いことや、隣県・千葉県からの通勤者が多いエリアでもあります。
東部エリアの保育施設利用者数と待機児童一覧がこちら↓↓
保育サービス利用児童数 | 待機児童数 | |
台東区 | 3,149 | 227 |
墨田区 | 5,944 | 148 |
江東区 | 12,758 | 322 |
荒川区 | 5,273 | 181 |
足立区 | 12,712 | 374 |
葛飾区 | 10,585 | 76 |
江戸川区 | 11,800 | 420 |
江東区・足立区・江戸川区・葛飾区の4区で保育施設利用者数が1万人を超えおり、江東区は世田谷区・練馬区・大田区に次ぐ多さとなっています。
待機児童数は江戸川区・足立区・江東区で300人を超えています。
保育園の利用者数、待機児童数の双方を見ても、保育ニーズの高い地域と言えます。
保育士の人手不足の問題も顕在化している地域なため、求人数も常に多い状態です。
多くの求人の中から自分に見合った保育園を探しやすい区です。
保育士が働きたい保育園ランキング東京
では、実際に東京で働きやすい保育園はどこなのか、ランキング形式で見てみましょう。
5位:株式会社こどもの森
アットホームな小規模園から大規模園まで、約170施設首都圏にて運営。
保育園名に「こどもの森」と名前がつかない園が多いですが、認可保育園の一部には「まなびの森」という名称の保育園もあります。
認証保育園では、「プチ・クレイシュ」という名称の施設もあります。
東京都内では、認可保育園72園、認証保育園19園を運営しています。
エリアごとの正社員の月給は下記の通りです。
- 東京・神奈川エリア:21万円~21万2000円
- 千葉・埼玉エリア :20万円~20万2000円
賞与も年3回と手厚く、学歴による給与の差が少ないのも特徴です。
「よく学び」「よく働き」「よく遊び」をモットーとしており、保養施設や東京ディズニーリゾートなどのテーマパークなどで優待を受けられる特典があります。
また、リフレッシュ休暇制度があり、まとまった連休を取ることもできます。
福利厚生はかなり充実しており、大手企業ならではと言えるでしょう。
「保育士が働きやすい保育園ランキング」では、「東久留米プチ・クレイシュ」が東久留米市1位。
国分寺市でも「西国分寺プチ・クレイシュ」が1位、「ぶんじっこ保育園」も3位に入っています。
三鷹市では「三鷹プチ・クレイシュ」が2位、「三鷹もりのこ保育園」が5位など、4つもランクイン。
東京23区外の都内で、働きやすさが高く評価されている保育園です。
4位:株式会社ベネッセスタイルケア
保育事業を手掛ける大手企業「ベネッセ」がランクイン。
「自分の子どもを預けたい」と思える保育園を作りたいという理念のもと保育サービスをスタート。
現在では東京都・神奈川県を中心に、約80の保育施設を運営しています。
都内では、認可保育園29園・公立保育園(指定管理者・委託)7園、認証保育所1園を運営。
2017年から保育士の待遇改善に取り組み、2019年1月から下記の制度が取られています。
- 園長・新卒を除く正社員に毎月プラス10,000円以上の手当が追加
- 賞与支給0.7ヶ月分アップ
- 東京都の保育園で正社員で勤務する場合、最大毎月15,000円アップ(たまkid’sを除く)
給与面だけではなく、住居費、交通費、退職金から結婚・出産支援金に至るまで、あらゆる福利厚生が「充実しすぎている」保育園です。
23区ごとの「保育士が働きやすい保育園ランキング」では、練馬区の「ベネッセ石神井公園保育園」が4位。
板橋区の「ベネッセ板橋保育園」が15位。
「その子らしく、伸びていく」というベネッセ全体のコンセプトに沿って、毎月1人1人に目標を設定するなど、きめ細やかな保育が高い評価を受けています。
3位:株式会社モード・プランニング・ジャパン
「雲母(きらら)」という保育園名で全国で63の保育施設を運営しています。
東京都内では、認証保育所10園、認可保育所18園を運営。
月給が以下のようになっており、東京都が高い水準であることが分かります。
- 東京エリア:236,730円~
- 神奈川・千葉・埼玉エリア:215,170円~
- 札幌・仙台・福岡エリア:185,000円~
※大学卒はプラス5,000円
手厚い住宅補助や園外研修の参加なども魅力的です。
「保育士が働きやすい保育園ランキング」(令和2年度)では「中板橋雲母保育園」が板橋区で2位。
八王子市(八王子みなみ野雲母保育園)と稲城市(稲城雲母保育園)でも2位にランクイン。
また、「保護者の評判が高い保育園ランキング」を見ると、「八王子みなみ野雲母保育園」が八王子市で1位。
「世田谷喜多見雲母保育園」が世田谷区で2位。
他にも6つもの保育施設がベスト10にランクインしています。
保育サービスも充実しており、保護者の満足度が高い保育園です。
2位:株式会社ソラスト
東京・千葉・神奈川で18の保育施設を運営しています。
東京都内では、台東区・板橋区・練馬区・足立区・江戸川区・府中市・東村山市・、三鷹市で認可保育園を運営。
定員は30~60名と小規模園なのが特徴です。
認可保育園のうち、2つの施設では病児・病後児保育も行っています。
新宿区・台東区・練馬区では、認証保育園も運営しています。
給与が高いだけでなく、完全週休2日制・年間休日125日と、休日も充実。
連絡帳、保育日誌、指導計画案などの手作業は、全て専用のタブレットで記入。
事務作業の負担の軽減化を図っており、持ち帰りの仕事がないのもポイントです。
「保育士が働きやすい保育園ランキング」(令和2年度)では、「ソラスト神楽坂保育園」が新宿区で1位。
「ソラスト東村山保育園」が東村山市で1位。
また、練馬区の「保育士が働きやすい保育園ランキング」では、2位、3位、7位と上位に3園もランクインしています。
1位:株式会社ネス・コーポレーション
「ベリーベアー」や「ピノキオ幼児舎」という保育園名で、東京23区と川崎市で23施設を運営しています。
都内では中央区、世田谷区、目黒区、中野区、大田区、江東区、江戸川区、練馬区で、保育施設を運営しています。
特に大田区での運営が多く、8施設を展開しています。
「残業はしない、させない方針」を打ち出し、保育士のプライベートの充実にも目を向けています。
新卒保育士の「ルーキーサポートプログラム」や、充実した研修制度、手厚い福利厚生などから、働きやすい保育園1位の保育園となっています。
「保護者の評判が高い保育園のランキング」(東京都・令和2年度)でも3位にランクイン。
保育士だけでなく、保護者からも評判がいい保育園です。
東京の保育士の給料の平均
保育園の運営企業によっては、東京都内の月給は他県と比べ、水準が高いところもあります。
ここでは、保育士の給与について、東京都と全国平均の違いや自治体による給与アップに制度をご紹介します。
全国平均との比較
日本の首都、東京。
暮らす人も働く人も多い分、保育のニーズが常に高い地域です。
そんな東京都での、保育士の給料相場をご紹介します。
国の基本統計による東京都内の平均年収額はこちらです。
【約434万円】(平均月収29万円)
物価が高く、保育ニーズの高い東京都では、保育士の給料の相場もやはり高めですね。
- 保育利用者の多様化し、ニーズに対応するため
- 人手不足により保育士の需要が高い
などの理由から、保育士の給料相場が高くなっています。
では、他の都道府県と比較すると東京の保育士給料はどうなのか見てみましょう。
全国の保育士の平均年収額はこちらです。
【約358万円】(平均月収23万円)
なんと東京都の保育士の年収は、全国平均より76万円も高いのです。
東京都は物価や家賃相場なども高いため、給与ベースが高いという理由もあります。
その分、自治体や保育園によっては十分な住宅補助を受けることも出来ます。
都内でも特に保育ニーズの高い杉並区・中野区・品川区・中央区では、常勤保育士募集時の最低月給のベースも高く、約21万5~8千円。
北区や練馬区では、20万円前後とやや下がる傾向がありますが、保育ニーズの変化によって今後上がる可能性も十分あります。
自治体独自の給与アップ制度
人口が多く待機児童の問題も抱え、保育園のニーズの高い東京都。
保育士の人材確保を急務と捉え、様々な制度が施行されています。
2017年から、保育士の給与に国からの補助金【平均44,000円/月】を上乗せし、給与改善を図る対策が講じられました。
その他にも様々な形の補助金制度を開始し、保育士の人材確保に努めています。
東京都の保育士に対する支援・補助制度
ここでは、東京都が保育士に対してどのような支援や補助を実施しているのか、具体的に解説していきます。
保育士修学資金貸付
指定保育士養成施設に通う学生に対して修学資金等の貸付を行います。
指定保育士養成施設を卒業後、都内の保育所等で5年間保育士業務に従事した場合、返還債務が全額免除されます。
金額
- 月額5万円以内
- 総額120万円以内
- 入学準備金・就職準備金:各20万円以内
対象者
都内在住で指定保育士養成施設に在学する学生、都内の通信制を除く保育士養成施設に在学する学生
*出典:東京都社会福祉協議会
保育従事職員宿舎借り上げ支援事業
保育従事職員用の宿舎の借り上げを行う事業者に対して、区市町村が資金の交付を行う場合、その一部を補助することにより、保育人材の確保・定着・離職防止を図ります。
(保育事業者が借り上げた部屋に、低額で居住することができます。)
※事業実施の有無や内容は、区市町村及び保育事業者により異なりますので、就職先の保育事業者にご確認ください。
対象者
認可保育所、認定こども園、認証保育所、認可を受けた小規模保育事業等の常勤保育従事職員
*出典:東京都福祉保健局
未就学児を持つ保育士の子供の預かり支援事業利用料金の一部貸付け(貸付)
未就学児を保育所等に預けて都内の保育所等に勤務する保育士に、保育所等における勤務の時間帯によって、ファミリー・サポート・センター事業やベビーシッター派遣事業等を利用した料金の一部を無利子で借りる事が可能です。
金額
年額12万3000円以内
対象者
都内の保育所等に勤務する保育士
*出典:東京都社会福祉協議会
未就学児をもつ潜在保育士に対する保育所復帰支援事業(貸付)
都内の保育所等に勤務を開始した未就学児を持つ保育士や産後休暇・育児休業から復職する保育士に対し、保育料の一部を無利子で借りることが出来ます。
金額
月額2万7000円以内(未就学児の保育料の半額)
対象者
都内の保育所等に勤務することが決定した未就学児を持つ保育士、産後休暇・育児休業から復職する保育士
*出典:東京都社会福祉協議会
潜在保育士の再就職支援事業(貸付)
この事業は、潜在保育士の再就職支援を図るため、再就職に当たり必要な費用を無利子で借りることが出来ます。
2年間保育士として引き続き就労すると、貸付金が返還免除となります。
金額
40万円以内(一人1回限り)
<再就職支援資金の使途の例>
- 保育所等への就職によって転居が伴う場合における転居費用
- 転居先の賃貸物件の借り上げに伴う礼金や仲介手数料
- 保育所等で使用する被服費
- 保育所等の勤務に復帰するに当たり研修等を受けた際の研修費用
- 保育所等への通勤に要する移動用自転車等の購入費
- 申請者の子供が保育所等を利用する際に必要となる費用
- 子供の預け先を探す際の活動に必要となる費用 など
対象者
次の要件をすべて満たす方。
- 保育士養成施設の卒業もしくは保育士試験の合格から再就職日までに1 年以上経過している方。
- 下記の対象施設等を離職した、又は勤務経験がないいずれかの方で、令和元年8 月1 日以降新たに東京都内の保育所等において保育士として週20 時間以上の勤務を開始している。
連帯保証人
収入基準を満たす方を1名立てる必要があります。
返還
返還免除の条件を満たさなかった場合、全額返還が必要となります。
【返還期間】8か月
【返還方法】月賦・半年賦の均等払い(一括または繰上げ返済も可能)
*出典:東京都社会福祉協議会
処遇改善等加算
保育士の人手不足や離職率の高さを解消するため、全国的に導入された制度です。
保育士の人手不足の一因には低賃金やサービス残業など、待遇の問題があります。
処遇改善等加算は、保育士の負担に見合った待遇を改善し、より働きやすくすることが目的です。
処遇改善等加算は2種類あります。
- 非常勤を含むすべての保育士が対象の【処遇改善等加算Ⅰ】
- キャリアアップ研修を受けた保育士が対象の【処遇改善等加算Ⅱ】の2種類です。
この制度ができたことで、これまでキャリアアップを目指しにくかった保育士に、キャリアパスの仕組みが生まれました。
対象者
【処遇改善等加算Ⅰ】
パートなど非常勤を含むすべての保育士
【処遇改善等加算Ⅱ】
<月額4万円の処遇改善の対象者>
- 副主任保育士等の職位の発令
- 職務命令がある
- 経験年数が7年以上である
- 4分野以上の研修を修了している
加算額
【処遇改善等加算Ⅰ】
次の①~③の合計額を加算
①基礎分:2~12%
②賃金改善要件分:5%
平均勤続年数11年以上の施設は6%
③キャリアパス要件分:要件が満たない場合は、②から2%減
【処遇改善等加算Ⅱ】
- 副主任保育士・中核リーダー・専門リーダー等:月額4万円
- 職務分野別リーダー・若手リーダー:月額5千円
*出典:「処遇改善等加算及び職員処遇改善費について」
上記のように、処遇改善等加算Ⅱには、条件があります。
働きやすい保育園(東京都)を探すポイント
人口も保育園の数も日本一多い東京都。
- 数多くある保育園から、どうやって働きやすい保育園を探せばいいの?
- どのような点に注意すればいいの?
と悩んでしまう方も多いと思います。
ここでは働きやすい保育園(東京都)選びのポイントをご紹介します。
保護者層
保護者の子育てについての価値観や、保育士に求めることは、地域によって一定の傾向が見られます。
例えば、教育熱心な都心エリアと、人情味あふれる下町エリアとでは、求める保育士像が違います。
また、外国籍の保護者が多いエリアでは、語学のスキルや、異文化へ柔軟に対応できたりする保育士が求められます。
自分の保育士としての強みやスキルが、どのエリアのニーズにマッチするかどうか考えてみましょう。
地域独自の特典・特長
保育士の人材確保に積極的な自治体では、保育士のための住宅借り上げ制度や奨学金制度が整備されています。
さらに独自の「上乗せ」や「御祝い」などの特典があることも。
一例として、杉並区では、新規採用の保育士有資格者に、5万円分の「区内共通商品券」を支給しています。
*自治体ごとの取り組みは年度ごとによって異なるため、必ず最新の情報をチェックしてください。
また、延長保育は20:30までとする認可保育園が多い中、中央区など一部の自治体では「19:30まで」としています。
毎日の終業時間が1時間早まるというのは、とても大きいですよね。
その分、プライベートを充実させることが出来ますよ!
園までのアクセス
自宅から職場まで、離れすぎていると疲れてしまいます。
しかし、あまりに近いと「保護者や園児たちとばったり出会ってしまう」ということも。
通勤しやすい場所でありながら、適度な距離感を保つことができる保育園がおすすめです。
公共の電車やバスの本数や混雑状況や、通勤時の渋滞状況なども考慮しておきましょう。
大都会東京では、想定していたより通勤に時間がかかって苦労することもあります。
実際に「何分」かかるか事前にチェックしておくことも、重要ですよ。
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しつこく電話をしてくるということもないですよ。
大事なポイントは、複数の就職転職エージェントに登録する、ということです。
紹介できる求人などに差があるため、転職エージェントは複数社に同時登録して併用するのがおすすめです。
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ひとつの転職エージェントに登録するだけでは、せっかくの好待遇の非公開求人を見逃してしまう場合があります。
保育士人材バンクは、全国の保育士のパート・正社員の求人に対応。
登録すると、ネット上の検索などでは出てこない保育園の求人情報を得ることが出来ます。
求人数が多い事が評判で、最短3日で内定を得ることができるスピード感がおすすめですよ。
東証一部上場企業が運営しているので安心!
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転職を考えている保育士さんには、登録必須のサイトです。
まとめ
今回は東京都で保育士として働く場合の
- 働きやすい保育園について
- エリアごとの特色やおすすめポイント
- 給与について
- 支援・補助について
- 保育園を選ぶ際のポイント
について、ご紹介しました。
東京は敷居が高い、と思っている方にとっても、手厚い支援があることは魅力的だと思います。
保育の皆さんがより良い環境で素敵な保育士ライフを送れるよう、心より応援しています。