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小さい頃からの憧れの職業として保育士になった方も多いはずなのに、なぜか勤続年数が他業種より短い保育士。
女性の職場特有の悩みがあったり、給与面や残業の多さもあったり、その理由は様々です。
ここでは、保育士を辞める(辞めたい)理由ランキング、退職理由と伝え方について、詳しく解説していきます。
今、保育士を辞めたい!と悩んでいる方に参考になる内容をまとめました。
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保育士辞める(辞めたい)理由ランキング!
保育士を辞める(辞めたい)理由は、どんな理由が多いのでしょうか。
ランキングでご紹介します。
退職理由 | % | |
1位 | 妊娠・出産 | 25.7% |
2位 | 給料が安い | 25.5% |
3位 | 職場の人間関係 | 20.6% |
4位 | 結婚 | 20.4% |
5位 | 仕事量が多い | 20.3% |
6位 | 労働時間が長い | 17.5% |
7位 | 健康上の理由(体力含む) | 14.3% |
8位 | 他業種への興味 | 12.1% |
9位 | 子育て・家事 | 10.8% |
10位 | 転居 | 7.6% |
*出典:東京都保育士実態調査報告書(東京都福祉保健局)
1位〜10位は上記の通りです。
いかがでしたでしょうか?
保育士として働いたことのある方なら、同僚や自分が退職した理由も、ほぼランクインしているのではないかと思います。
私の周りで特に多かった退職理由は、「出産」です。
都市部で保育士をしていたので、出産前後は「里帰り」で長期間地方に戻る保育士が多かった、という背景もあります。
その他にも、給与面や人間関係、残業や子育てとの両立、どれも保育士として共感できる理由ばかりです。
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保育士の退職理由
保育士の退職理由として多い理由を、ご紹介しました。
私の同僚でも、突然の発病や、妊娠による悪阻の悪化などで、年度途中で退職となるケースもありました。
自分の身体が第一ですので、仕方ないことですね。
また、「2名担任」で、もう1人とどうしても反りが合わず、出勤拒否が続き「適応障害」と診断されて退職した保育士もいました。
ここでは突発的な退職理由や、ネガティブな退職理由についてもご紹介します。
突発的な退職理由
まずは突発的な退職理由についてです。
- 妊娠・出産
- 結婚
- 子育て・家事
- 転居
- 家族の事情(介護等)
- 自分自身の病気の発症
上記の理由が、保育士が仕事を急に辞める時の理由になりやすいようです。
- 「辞めたくないけど辞めなくてはならない」
- 「辞める理由ができたから辞めてしまおう」
どちらの事情もあるようですね。
特に、前から辞めたかったから、結婚・出産を機に退職しよう!という保育士は一定数いるようです。
ネガティブな退職理由
続いて、ネガティブな退職理由についてです。
- 給料が安い
- 職場の人間関係
- 仕事量が多い
- 労働時間が長い
退職理由のランキングにも入っているものが多いですね。
保育士特有の問題なのかなと思います。
注目すべきは、辞めたいランキングで3位の「職場の人間関係」。
保育士の仕事はチームワークが欠かせません。
円滑な人間関係が重要な職業です。
保育士の仕事は、園児の安全を守ること。
そのためには自分1人の力では補いきれない部分も、たくさんあります。
お互い良い人間関係を築き、協力し合えれば楽しい職場となりますが、そうでなければ協力も仰げず辛い仕事になります。
様々な個性や性格を持つ園児、保護者がいるため、全員と良い人間関係を築くことは難しいですよね。
そんな時に助けてくれるのが、同僚の先生達。
ところが、保育士同士でも合わない人もいます。
ちょっとした性格や考え方の違いも、園児と関わりながら、かつ膨大な仕事量をこなしながらだと、我慢できないほどのストレスになることも。
保育士は人間関係がギクシャクしやすく、精神面のモチベーションが仕事に影響しやすいため、退職理由になりやすいのです。
保育士の人間関係については、コチラの記事で詳しくまとめてあります。
保育士資格で給料が高い仕事についてはコチラ!
保育士のうまい退職の伝え方
様々な理由から退職を決意したら、次はそれを保育園側に伝えなくてはなりません。
ここでは、伝えるタイミングや伝える人、うまい退職の伝え方について解説していきます。
また、園児や保護者への配慮についても紹介していますので、参考にしてください。
退職を伝えるタイミング
退職の意思を伝えるにあたって注意すべき点はタイミングです。
慢性的に人手不足である保育業界において、保育士の退職は大きな痛手です。
そのため、引き留めにあう保育士も多いでしょう。
自分の決心が固ければ、園への迷惑や負担を最小限に抑えて退職しなくてはいけません。
退職の意思は法的には「2週間前」までに伝えれば良いことになっています。
しかし、保育士の仕事は園児1人1人に関する伝達や、保護者との関係もあります。
- 基本的に3ヶ月前まで
- 遅くても1〜2カ月前
には伝えるのが望ましいです。
退職を伝える人
突然園長に退職の意思を話していいものか、悩む方もいると思います。
園長へ直接切り出すのではなく、主任など直属の上司がいる場合、まず上司を通しましょう。
そして、たとえ仲が良くても、同僚には極力口外しない方が、余計なトラブルを引き起こさずに済みます。
同僚に話したことで、保護者にまで伝わってしまったというケースもあるので注意しましょう。
個人的な都合・前向きな理由で
退職理由は、人間関係、給料面、様々ですが、ネガティブな本音を正直に話すのは避けましょう。
感情を逆なでしたり、善処します!と跳ね除けられたり、保育士間に広まるなど、厄介なことになりやすいのです。
退職理由は、あくまでも職場に対する不満ではなく個人の都合であることを強調しましょう。
- ここでの経験を活かしてステップアップしたい
- キャリアアップのために勉強したい
- 保育士の資格と経験を生かして他のことにチャレンジしたい
など、前向きな理由を伝えると良いですね。
ただし、あまりワクワクとした態度は反感を買うため、控えましょう。
職場のマイナス面を退職理由として全面に押し出すことはせず、自分の前向きな気持ちを強調して話すことがポイントです。
退職理由に嘘は要注意!
退職理由として、突然の病気や妊娠、家族の介護、事故などによる怪我もあります。
園が退職を引き留められない理由でもあります。
しかし、それが嘘であることが発覚した場合、元同僚や保護者にまでバレてしまうこともあります。
現在はSNSも普及しており、「腰痛の悪化で辞めた保育士が色んなところで遊んでた!」とバレたケースも実際にあります。
病気が理由で退職する場合は、主治医からの診断書を提出することをおすすめします。
子どもに「嘘はいけない!」と教えるのが保育士の仕事です。
嘘をついて退職することだけはやめましょう。
なかなか辞めさせてもらえない、ブラック保育園の辞め方については、コチラの記事に詳しくまとめてあります。
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子どもへの配慮
子どもたちにとって大好きな先生がいなくなることは、とても寂しいものです。
中には不安になってしまう子どももいるでしょう。
退職までの時間、子どもたちが過ごしにくくならないように、笑顔でいつも通りの保育をしましょう。
これまでと変わらない態度で接することで不安を増強させないよう、配慮することが大切です。
保護者への配慮
保護者にとっても、今まで信頼関係を築いてきた先生の退職や、急な担任の変更は不安です。
子どもたちと接する際と同様に、いつも通り、これまでと変わらない接し方で、最後まできちんと責任を持って頑張るという姿勢を見せましょう。
退職日が近くなると保護者から「今までお世話になりました。」など声をかけられることもあります。
シフト制の場合、退職日当日が早番であったりすると、夕方お迎えの保護者に会うことが出来ません。
保護者と顔を合わせる機会を見て、1人1人に丁寧に最後のご挨拶をしましょう。
挨拶があるだけで保護者は安心しますよ。
まとめ
今回は保育士が辞めたい理由や、退職の伝え方のポイントについてご紹介しました。
今、辞めたいと思っている保育士さん、なんとなく今後辞めたいと考えている保育さんの、お役立てれば幸いです。
辞めたい!という気持ちを我慢しながら働いている保育士もたくさんいます。
1人でも多くの保育士さんが、今の自分を大切に、一度きりの人生、悔いのない選択をしていけるよう、心より応援しています。
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