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保育園の中で大きな行事といえば運動会ですね!
保育園によって運動会を開催する時期は様々ですが、暑さを避けるために、春(5・6月)か秋(9・10月)に行う園が多いでしょう。
日々、発行しているおたよりとは別に、運動会が近くなると、運動会のお知らせや詳細を記載したおたよりを配布しますね。
では、保護者に向けて配布するおたよりの書き出しや内容は、どのように書くとよいのでしょうか。
今回は、運動会のおたよりについてお伝えしていきます。
ぜひ運動会のおたよりの参考にしてみてくださいね。
運動会のおたより書き出し
運動会のおたよりの書き出しをご紹介します。
まずは、時候の挨拶・季節の挨拶から始めると良いですね。
- 春の運動会の場合:
『初夏の候、さわやかな季節となりました』
- 秋の運動会の場合:
『残暑も和らぎ、しのぎ良い日が多くなりました』
保育園から園全体の保護者へ向けたおたよりの発行者は、園長先生になります。
その場合、しっかりとした文章が良いです。
担任からクラスの保護者へ向けたおたよりですと、もっとやわらかい感じの文章で書き出して大丈夫です。
クラスのおたよりの中では、季節の挨拶はあっても良いですが、そこまでかしこまる文章でなくても大丈夫ですよ。
保護者に伝わりやすい文章にしましょう。
保育園からのおたよりは、保護者にとって大切な情報です。
保護者に気持ちよく伝わる文章で、作成しましょうね。
運動会のお知らせ・保育園
保育園から保護者全体に配布する運動会のおたよりは、A4サイズで作成しましょう。
日時の詳細までを伝え、競技内容は別紙で運動会のプログラムを作成しましょう。
プログラムには、順序・種目(個人・団体)・競技名・学年(クラス名)を記載します。
保育園からのおたより・プログラムだけでは全ての詳細を記載をすることは難しいです。
各クラスでも運動会についてのおたよりを作成してもらい、競技の詳しい内容は、クラスだよりに記載するようにしましょう。
子どもたちの運動会練習に取り組む姿を想像できるような文章があると、保護者たちが楽しみに思ってくれますよ。
おたよりを読んで、練習に取り組む姿が想像できることで、「運動会で〇〇するの?」「こんなことやるんだよ!」など、親子の会話も広がります。
運動会のお知らせ・例文(保育園)
保育園の運動会のお知らせ文例をご紹介します。
〈季節の挨拶〉
皆様には、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
また、日頃から、本園の保育活動に温かいご指導、ご支援、ご理解をいただきまして心より感謝申し上げます。
さて、今年度の◯◯保育園の運動会を△月⬜︎日(曜日) 本園グラウンド(場所)において開催いたします。
運動会は、園児にとっては大切な経験の場です。
一つ一つの競技に取り組むことによって、園児自身が「がんばった」「たのしかった」と満足感と達成感を感じることができる一日にしたいと考えております。
子どもたちにとって心に残る運動会となるよう、皆様の心のこもった応援と大きな拍手をどうぞよろしくお願いいたします。
〈日時の詳細を記載〉
運動会のクラスだより
定期的に配布しているクラスだよりに運動会の内容を記載しても良いですし、いつものおたよりとは別に『クラスだより 運動会特別号』などとして、おたよりを作成するのもおすすめです。
運動会特別号のクラスだよりの方が、保護者にとっては分かりやすいでしょう。
クラスだよりの中では、運動会練習風景の写真を載せると良いですよ。
運動会のクラスだより文例
運動会のクラスだよりの例文をご紹介します。
『運動会に向けての活動を、少しずつ取り入れています。
外へ行く準備をしていると、子どもたちから「よ〜いどんしたい!」という声も聞こえてきていますよ。
子どもたちの「楽しい」「やりたい」「できた」の気持ちを大切にしながら、無理なく運動会当日が迎えられるように関わり、進めていきたいと思っています。
当日は、ご家族の皆様が見ている環境となります。
普段通りの姿とはならないことも予想されますが、それも子どもたち一人一人の表現のひとつとして捉えながら見ていただけると嬉しいです。』
『子どもたちがわくわくした気持ちで競技に取り組み、今ある力を十分に発揮できるように関わっていきたいと思います。
保護者の皆様におかれましても、子どもたちを温かく見守り、大きな拍手での応援をよろしくお願いします!
みんなで力を合わせて素敵な1日にしましょう!』
また、運動会特別号の中では下記の内容についても記載すると良いですよ。
- 赤組・白組のクラス名簿
- 競技内容の詳細
- お遊戯があれば、お遊戯の園児の並び表
担任の保育士からのクラスだよりは、保護者に伝わりやすい内容になります。
心のこもった温かい文章で作成しましょうね。
まとめ
今回は、運動会のおたよりの書き出しについてお伝えしてきました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、運動会の在り方も色々と変わってきていました。
運動会を縮小したり、学年ごとに分けた開催であったり、それぞれの保育園で運動会の開催の方法を工夫していますよね。
保育園の中で、大きな行事の運動会。
保護者は、緊張する子どもの姿も含め、子どもの行事をとても楽しみにしています。
ぜひ、保護者も子どもも運動会が楽しみになるような、分かりやすい温かい文章で、運動会のおたよりを作成してくださいね!