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「おばけ」は子どもにとって、怖いイメージをもっていたり、魅力的であったり、不思議な存在でもあるかもしれません。
いまは絵本やテレビアニメを通じて身近に感じている子供もいるかもしれませんね。
私は「せなけいこ」さんのおばけの絵本が大好きで、よく子どもたちにも読み聞かせをしています。
保育中に「おばけのてんぷら」のエプロンをつけていると「あっ!この絵本知っている!」と、子どもたちによく声をかけてもらいます。
今回は、そんなおばけの中でも「傘おばけ」にクローズアップして、こどもたちが楽しめる製作や飾りをご紹介します。
傘おばけ製作
傘おばけといえば、1本足で立つ「からかさおばけ」を想像する人も多いのではないでしょうか?
ちょっと不気味だけど愛嬌も感じる、そんな「からかさおばけ」が簡単に作れる製作を4つご紹介します。
画用紙の傘おばけ
<材料>
- トイレットペーパーの芯
- 画用紙
- はさみ
<作り方>
- 色画用紙を半円に切ります。
- 折りたたんで円錐を作ります。
- 目や口の部分を画用紙などで切り貼りして(クレヨンで描いてもOK)、トイレットペーパーの芯にかぶせたら完成!
カラーポリ傘おばけ
<材料>
- トイレットペーパーの芯
- カラーポリ袋
- 輪ゴム(または両面テープ)
- 色画用紙(おばけの目)
- カラービニールテープ
<作り方>
- トイレットペーパーの芯にカラーポリ袋を2重にして巻きます。
- 上の部分を輪ゴム(または両面テープ)で固定します。
- 輪ゴムの上からカラーポリの色に合わせたカラービニールテープをつけ、目玉をつければ完成。
ビニール傘おばけ
<材料>
- 本物のビニール傘
- 油性ペン
<作り方>
- 本物のビニール傘を用意します。
- ビニール傘を広げ、透明な部分にこどもたちに油性ペン自由にで彩りを加えてもらいます。
大きな目玉を描いてもいいですね。 - 存在感のある大きな傘おばけの完成!
三女、今度は傘に穴をあけて、からかさおばけ作りだそうです(~_~;) pic.twitter.com/b6R3HlcD
— itaj (@iitaj) July 22, 2012
遊べるから傘おばけ
<材料>
- 磁石2つ
- 紙コップ
- ガチャガチャの容器半分
- 色つきのテープ(マスキングテープやビニールテープ)
- はさみ
<作り方>
- 紙コップに切り取ったテープを貼り付け、からかさおばけの顔を描きます。
- 作った顔の面を下にして、内側に磁石をテープで貼ります。
からかさおばけの傘の「枝」に見えるようにフック付きの磁石を使うと良いですよ!
フック付き磁石がない場合は傘の枝は色紙などで代用してもいいでしょう。 - もう一つの磁石をからかさおばけの顔に近づけ、反発する面を確認します。
- 反発する面が上になるようにして、ガチャガチャの容器の内側にテープで磁石を貼り付けます。
- ガチャガチャの容器に切り取ったテープを貼り付け、逃げる人の顔を作り、完成。
<遊び方>
からかさおばけを、ガチャガチャの容器に近づけると…スイっと逃げます!
傘おばけ・折り紙(簡単)
次は折り紙で簡単に作れる傘おばけを2つご紹介します。
からかさおばけ
- 三角になるように折り紙の角と角を合わせて半分に折り目をつけます。
- 1.と同じように残りの角と角を半分に折り目をつけます。
- 三角になった折り紙の上部を少しだけ折り曲げます(裏も同じように折る)。
- 三角の右下と左下の角を真ん中の線に向けて折ります。
- 下の方の出っ張りを上の線に合うように折ります。
- 裏返すと傘の完成。
- 最後に目玉やベロをのりでくっつけたり、ペンで書き加えて完成!
からかさおばけにしたい場合は、一本足を追加でつけてあげるといいですね。
傘おばけの作り方
さて、これまでに傘おばけの製作をいくつかご紹介しましたが、作り方に関してポイントがあります。
使用する材料は、あえてくしゃくしゃにした画用紙や、はぎれなどを使うとおばけらしさが際立ちます。
また、子どもにハサミや手で自由に目や舌などを作らせることで、ギザギザの切り口や、あっちこっちに向いた目玉などおばけのおどろおどろしさが表現できるでしょう。
うまくきれいに作りすぎないのが一つのポイントです。
わたしの子どもも製作でおばけを作りましたが、自分で貼り付けた目が、あさっての方向を向いていて、見た瞬間笑ってしまいました。
とっても味のある作品となっています。
こどもらしい、その時期の不器用さが逆にうまく活きてくるのがおばけ製作です。
まとめ
以上、「傘おばけ」製作のご紹介でした。
おばけの顔はこどもの個性が出しやすい製作になるので、オリジナリティがあふれるおばけがたくさん作れそうですね。
一見怖いと思いがちなおばけですが、自分で作ったおばけには愛着がわき、製作を通してより親近感がもてるかもしれません。
夏の風物詩でもあり、10月のハロウィンでも楽しめる「おばけ」は、製作テーマとして夏~秋にかけて大活躍します!
製作後は、おばけごっこや肝試しなどあそびの広がりもみられるかもしれません。
ぜひこの機会に、こどもたちと不思議なおばけの存在を製作で楽しんでみてください。