風船遊びのねらい!0~5歳児の年齢別・指導案も解説! - 花ママの便利帳

風船遊びのねらい!0~5歳児の年齢別・指導案も解説!

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子どもたちが大好きな風船遊びは、どの年齢でも楽しめるので保育に取り入れやすいですよね。

でも、いざ風船遊びをしようと思ってもねらいに悩んでしまうことも多いかと思います。

 

風船遊びのねらいは、下記の内容です。

  • 色彩感覚を養う
  • 感触や視覚などの五感を養う
  • 風船の動きに合わせて体を動かす
  • 友だちや保育者と一緒に遊ぶ楽しさを味わう

 

これを基本にしていけば、それぞれの年齢に合わせたねらいを考えていくことができます。

安全に配慮することをポイントに指導案を立てれば、保育もスムーズに進みますよ。

風船遊びはバリエーションも豊富なので、年齢別のねらいをもって保育に取り入れていきましょう!

風船あそびの年齢別のねらいや指導案のポイントを解説していきます。

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風船遊びのねらい

風船遊びのねらいをご紹介します。

  • 色彩感覚を養う
  • 感触や視覚などの五感を養う
  • 風船の動きに合わせて体を動かす
  • 友だちや保育者と一緒に遊ぶ楽しさを味わう

このようなねらいを基本にして、各年齢にあわせて考えていきましょう。

色彩感覚を養う

風船はカラフルなものが多いので、たくさんの色に触れることができるので色彩感覚を養うことができます。

感触や視覚などの五感を養う

風船独特の感触や動きなどを味わうことで、興味や好奇心をもって五感が刺激されます。

風船の動きに合わせて体を動かす

風船の動きを目で追い、それに合わせて体を動かすことで動体視力やバランス感覚が育まれます。

友だちや保育者と一緒に遊ぶ楽しさを味わう

風船遊びを通して、友だちや保育者とコミュニケーションを取って楽しむことができます。

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風船遊びのねらい・0歳児

0歳児のねらいをご紹介します。

  • 風船の感触や動きを心地よく感じる
  • 風船の動きを目で追うことで追視を養う
  • 追いかけたり叩いたり、室内でも思い切り体を動かす

 

独特の触り心地や動きは、0歳児も興味を持って楽しむことができます。

柔らかくケガの心配も少ないので取り入れやすいですよね。

 

遊び例をご紹介します。

風船ポンポン

風船をポンポンさせて遊びます。

動きや感触を楽しめる、風船遊びのファーストステップです。

風船プール

サークルなどに風船をたくさん敷き詰めて、風船プールとして遊びます。

ボールプールの要領で風船の感触を楽しめます。

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風船遊びのねらい・1歳児

1歳児のねらいをご紹介します。

  • 風船の色の違いに気が付き興味を持つ
  • 風船の動きに合わせて体を動かすことを楽しむ
  • 保育者と一緒に遊ぶ楽しさを味わう

 

色の認識を持ち始める時期なので、カラフルなものや柄つきのものを使うと良いでしょう。

保育者と一緒に風船をポンポンと叩いたり投げたりするだけでも、「もう一回!」と何度も楽しむ姿も1歳児さんらしさですよね。

 

遊び例をご紹介します。

風船マット

膨らませた風船を布団圧縮袋に入れて圧縮したものの上に寝転がります。

上に乗っても割れにくく、コロコロ転がるとフワフワした感覚を味わえます。

風船おいかけっこ

風船を追いかけて遊びます。

風船に紐を付けて保育者が引いて逃げたりするだけでも、大喜びで追いかけっこできますよ。

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風船遊びのねらい・2歳児

2歳児のねらいをご紹介します。

  • 動く風船を叩いたり受け止めたりすることで、目と手の動きを一致させていく
  • 風船に乗ったり抱えたりすることでバランス感覚を養う
  • 友だち同士で遊ぶ楽しさを味わう

 

活発に動けるようになってきた2歳児さんは、遊び方を工夫していきましょう。

風船マットの上でバランスを取りながら立つことにもチャレンジしてみてください。

遊び例をご紹介します。

風船マット

上に立ってバランスを取ります。

1歳児で紹介した遊びのステップアップです。

バランス感覚を養えます。

 

風船タッチ

手を伸ばして届く高さの風船をタッチすします。

保育者が風船を持って届きそうで届かないあたりで調整すると子どもたちも喜びます!

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風船遊びのねらい・3歳児

3歳児のねらいをご紹介します。

  • 色の認識を持って風船遊びを楽しむ
  • 風船の動きを予測しながら体を動かす
  • ルールのある遊びで社会性を養う

 

色彩感覚も養われ、色の認識もしっかり持てるようになってきた3歳児さんは、色分けゲームとして楽しむのもオススメです。

風船単体だけではなく、風船を使ったゲームや集団遊びを取り入れて「みんなで楽しむ」経験を重ねていけるといいですね。

 

遊び例をご紹介します。

風船リレー

風船をバトン代わりにリレーをします。

風船を2人でもって走ると、「友だちと一緒に」が味わえます。

風船色分け

たくさんの風船の中を色分けしていきます。

友だちとで協力できる色分けゲームとしてやってみてください。

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風船遊びのねらい・4歳児

4歳児のねらいをご紹介します。

  • 風船を膨らませることで、筋力や肺活量を向上させていく
  • 風船の動きを自分でコントロールできるようになる
  • 友だちと協力して遊ぶ楽しさを知る

 

風船を膨ませるために使う腹筋や肺活量は、普段の遊びではなかなか使うことがありません。

子どもたちにとって新鮮な経験になるでしょう。

 

力加減を調整したり、風船の動きをコントロールすることが上手になってくると、遊びの幅も広がりますね。

友だちと協力したり応援したりしながら、風船遊びを通して得られるものを考えていきましょう。

 

遊び例をご紹介します。

風船膨らませゲーム

風船を早く膨らませます。

最初は難しいので、小さい風船からチャレンジしてみてください。

風船玉入れ

風船で玉入れをします。

玉入れではなくても、少し離れたカゴや目標物に目がけて投げるゲームでもいいでしょう。

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風船遊びのねらい・5歳児

5歳児のねらいをご紹介します。

  • 風船の動きや感触を活かして遊びを工夫していく
  • 風船バレーなどの運動遊びで、全身をダイナミックに使う
  • 友だちと協力して、トラブルも相談しながら乗り越えていく

 

遊びのきっかけを与えれば、自分たちで遊びを工夫して楽しもうとする5歳児さん。

そんな5歳児では、風船バレーなど子どもたちが興味を持てるような遊びを考えることが大事になってきます。

 

自分たちの意思がしっかりしている年長だからこそ、トラブルも起きがちです。

きっかけを作ってあげれば、自分たちで解決しようとする姿も見られるでしょう。

 

遊び例をご紹介します。

風船バレー

風船でバレーボールをします。

コートは小さく、ネットも低くしてください。

初めはネット無しでも良いでしょう。

「○回で相手のコートに返す」などのルールも、みんなで決めてみてください。

うちわで風船リレー

うちわで風船をあおぎながらゴールを目指します。

どっちからあおぐと風船がどう動くのか、考えながら楽しめます。

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風船遊びの指導案

風船遊びの指導案を作成する際に、おさえておきたいポイントを見ていきましょう。

準備

風船遊びの準備物は簡単なものが多いです。

風船は割れてしまうことも予想して、少し多めに準備しておきましょう。

内容

内容は年齢で変わってくると思いますが、ねらいを達成できる内容かどうかを考えていきましょう。

風船遊びのバリエーションは多いので、内容を考えるのも難しくありませんよね。

年齢別のねらいのところで紹介している遊びを参考に考えてみてくださいね。

環境構成

風船は予測不能な動きをするので、安全面を考慮した環境設定をしておかないとケガに繋がってしまいます。

広いスペースや保育者の配置など、しっかり考慮していきましょう。

複数担任の場合は、危険箇所や配慮が必要な保育のポイントなどを共通理解しておきましょう。

予想される子どもの姿

年齢によって風船への反応は様々ですが、楽しくなりすぎて危険な行動になってしまうこともあります。

また、風船の割れる音や風船自体を怖がる子もいます。

その場合の対応も「保育者の援助」とあわせて考えておきましょう。

保育者の援助

一番考えていきたいのが、ケガや危険箇所への対応です。

そんな中でも楽しい雰囲気を壊さないよう、予想して動いていくことが大切になりますよね。

 

予想される子どもの姿を参考にしながら、安全に楽しく遊べる援助を考えていきましょう。

特に未満児さんでは、風船が割れたりして驚いて泣いてしまう子もいると思います。

安心して遊べるように、無理強いはせずに一緒に遊んだり少し離れて過ごす援助も必要です。

 

以上児さんでは、自分の思いを通そうとしたり葛藤があったりすると、友だちとのトラブルも出てきますよね。

そんな姿も成長には欠かせないものです。

お友だちの思いに気付いたり、みんなで一緒に遊ぶ楽しさを味わえるよう気持ちを代弁しながら受け入れてあげましょう。

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まとめ

風船遊びのねらいを知ると、保育へ取り入れやすくなりますよね。

漠然としていた風船遊びも、ねらいがあれば子どもの成長へ繋げる遊びにしていくことができます。

 

風船ならではの感触や動きは、子どもにとってワクワクドキドキが止まらないものなのです。

五感を刺激することを意識すると、遊びの幅も広がりますよね。

成長に合わせて、感触や動きを楽しむところから集団遊びやルールのある遊びに繋げていきましょう。

 

風船遊びを通して得られるものを考えていくことも、指導案を立てるうえではポイントになってきます。

そんな心も体も成長できる風船遊びは無限大です。

どんどんチャレンジしていきましょう!

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