短冊は名前書く?
短冊に名前を書くかどうかは、短冊の用途や場合によって異なります。
一般的には、以下のような場合に名前を書くことが多いです。
七夕の短冊に願い事を書く場合
神様が誰の願い事なのか分かってもらえるように、名前や住所を書きます。
住所は都道府県の後の区・市までで良いです。
名前はフルネームを記入しましょう。
香典の短冊にお悔やみの言葉を書く場合
短冊は外袋の表面の中央に差し込んで使うもので、用紙の上には御霊前や御仏前といった表書きを書き、水引より下に自分の名前を書きます。
名前は敬称(様や殿など)をつけずに、姓だけで良いです。
短歌や俳句を短冊に書く場合
短歌や俳句は作者の名前を必ず添えましょう。
短歌は本名・俳句は雅号を書きます。
以上が短冊に名前を書く場合の一例ですが、他にも短冊を使うシーンはあるかもしれません。
その際は、周りの人や主催者に確認してみると良いでしょう。
名前を書かない短冊もあります。
「無地のし」「短冊のし」と呼ばれるものです。
改まった贈り物ではなく、ちょっとした贈り物やお礼や挨拶の場合に使われます。
無地のしは、表書きや名前を入れないで、水引だけが印刷された掛け紙で、贈り物の右上に貼ります。
短冊に名前を書くかどうかは、贈る相手や目的によって変わります。
親しい関係なら名前を省略しても構いませんが、あまり親しくない人や正式な場合は名前を書くほうが礼儀正しいでしょう。
短冊の名前はどこ?
短冊の名前は、短冊の用途や場合によって書く場所が異なります。一般的には、以下のような場所に書くことが多いです。
七夕の短冊
七夕の短冊に願い事を書く場合、願い事の横に住所と名前を書きます。
香典の短冊
香典の短冊にお悔やみの言葉を書く場合、用紙の上に表書きを書き、水引より下に名前を書きます。
短歌・俳句の短冊
短歌は左下に名前を書きます。
俳句は、句の最後に作者の名前を書きます。
古歌の場合は裏面に筆者の名前を書きます。
しかし、統一されているわけではなく、筆者の名前を表面に書き、作者の名前を裏面に書くこともあります。
筆者は名前の後に「書」・「かく」と記します。
七夕短冊の書き方・名前
七夕短冊の名前の書き方をご紹介します。
七夕短冊には絵馬と同様、名前を書いたほうが良いです。
願い事を中央に大きく書き、その横に住所を名前を書く のがベストです。
住所は都道府県の後の区や市ぐらいまでで良いです。
名前はフルネームを短冊の左下に書くのが正しいとされています。
また子供の願い事を親が代筆する場合は、子供の名前を書きましょう。
ひらがなで書いてあげると良いですよ!
願い事を書くときは「言い切る」ことが大切とされています。
- 「いつまでも健康でいる」
- 「テストでいい点を取る」など
「できるといいなぁ~」「~しますように」と、期待や希望を書くのではなく、「やる! 」という強い気持ちを短冊に込めましょう。