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季節の行事や、月毎のお誕生会の担当になると、子どもたちの前で出し物をしなくてはならない時がありますね。
保育士の腕の見せ所!とも言いますが、苦手だったり、レパートリーが少なかったり、何をしようか迷ってしまうこと、ありますよね。
場数を踏んでいくうちに、自分の得意とするものが見つかるかもしれません。
ぜひ子どもたちが喜ぶ出し物を見つけてくださいね。
今回は、保育園で使える出し物をご紹介していきます。
保育士の出し物(1人)のアイディア
保育士の出し物は、1人で行う場合は、無理なく自分ができて、子どもたちが楽しんで喜んでくれるものを選びましょう。
やったことのないハードルの高いものを選んでしまうと、本番失敗してしまった…なんてこともあります。
簡単にできるもので、無理なくできるものが良いですね!
市販で売っているものもありますし、最近ではメルカリやティックトックを通して、個人で手作りの保育材料を宣伝している人もいます。
自分の手作りの出し物にこだわりがなければ、そういった物も見てみると良いですよ。
私が保育士で働いていた時は、メルカリやティックトックで保育材料の宣伝などはあまり見かけなかったので、今のこの時代がうらやましいです。
手品・マジック
・ペットボトルで魔法のジュース
【準備物:ペットボトル 水 絵の具】
すごく有名で王道なマジックですが、ペットボトルに水をいれ、ペットボトルの蓋の内側に絵の具をつけておきます。
呪文を子どもたちと唱えたあとに、ペットボトルを振ります。
すると、透明だった水が、色水ジュースに変身!
ジュースを振る際は、保育士が振って見せても良いですが、子どもたちに振らせても、おもしろいですよ。
・水が落ちてこない新聞紙
【準備物:新聞紙 オムツ 水】
新聞紙を折りたたんで、その中にオムツを入れておきます。
子どもにオムツが見えない見えないように、新聞紙の中のオムツめがけて、水を注ぎます。
新聞紙は濡れるはずなのに、水がこぼれてこない?!
子どもたちは、びっくりです!
ただし、年長さんくらいになると、「こうなってるんじゃない?」と種明かししようとする子どもたちもいますので要注意!(笑)
スケッチブックシアター
【準備物:スケッチブック 】
スケッチブックに物語を作ります。
既存の物語でも良いですし、自分で作った物語でも良いですね!
ただし、自分で描いたり、作ったりしなければいけないので、少々準備期間が必要です。
クイズ形式や、ページを半分に切って、果物や野菜・動物などの形合わせゲームにしても面白いですよ!
既存の絵本を真似て、スケッチブックに描くのも素敵です。
有名な『はらぺこあおむし』の物語を、少し食べ物を変えたバージョンで描いてみたり。
ちょっと変わり種のお話もおもしろいですよ。
画用紙シアター
【準備物:画用紙 】
スケッチブックシアターと同じく、物語を作ります。
こちらも準備期間が少々必要となります。
けれども、画用紙ですので、子どもたちに見やすい大きさに作ることができます。
大型絵本や大型紙芝居のように、1回作ると、今後の保育でも使うことができます。
子どもたちもいつもより大きな画用紙シアターに喜んでくれることでしょう。
ちなみに私は画用紙シアターで「ごきげんのわるいコックさん」を作りましたよ。
登場するキャンディーを子どもたちにプレゼントすると、最後はさらに盛り上がり、子どもたちが喜んでくれて、作った甲斐がありました。
エプロンシアター
【準備物:エプロンシアター】
たいていの保育園にエプロンシアターはあると思いますが、その中でも、自分の演じやすい物語ってありますよね。
エプロンシアターは、できれば台本を見ることなく、物語を暗記してできると良いです。
そこでおすすめのエプロンシアターは、
- 大きなかぶ
- 3びきのこぶた
です。
どちらも物語が簡単ですし、台本を暗記していなくても、大体の話しの流れを把握しておけば、アドリブで乗り切ることができますよ。
ペープサート
【準備物:画用紙 割り箸(棒) 】
ペープサートは、既存のものや、手作りで作ることもできますが、忙しい保育士さんは手作りする時間はないですよね。
メルカリやティックトックで宣伝されているとても可愛い商品がありますので、抵抗のない方はぜひ見てみてください!
自分で手作りしたいという方は、ペープサートは物語も楽しいですが、歌に合わせた内容のものもおもしろいですよ。
私は、『おばけなんてないさ』の歌に合わせて、ペープサートを作りました。
ペープサートを作成する際の注意点は、
- 黒くはっきりと縁取りをしたイラスト
- イラストの配色は原色多めに
- 大きさは、子どもに見やすい大きさに
色鉛筆で描いてしまうと、子どもたちからイラストが見づらくなってしまうので、はっきりと見えるようにペンで描くと良いですよ!
また、作成したペープサートを長持ちさせたい場合には、ラミネートをすることをおすすめします。
パネルシアター
【準備物:パネル パネルシアター 手作りする場合は不織布(Pペーパー)】
こちらも、メルカリやティックトックでとても可愛い商品が宣伝されていることがありますので、抵抗のない方は見てみてくださいね。
YouTubeで見てみると、ケロポンズがおもしろおかしく子どもの心をつかんだパネルシアターを行っている動画があります。
大人の私でも、見ていてとてもおもしろいです。
パネルシアターは、台本がありますね。
パネルシアターは、パネルの後ろに素材や台本を置く場所がありますので、台本を見ながら行うことができます。
もちろん、お話を暗記していた方が、保育士に余裕ができ、表情や台詞をおもしろおかしくでき、盛り上がります。
しかし、パネルの後ろに置き場所があることで、台本を見ても行うことができます。
おすすめの物語は
- ねこのお医者さん
- すてきな帽子屋さん
- きつねのつねた
です。
パネルシアターを購入することも可能ですが、自分の保育材料として持っていたい場合は、自分で作成するのも良いですよ。
タオルシアター
【準備物:タオル ハンカチ】
タオルシアターは、タオルやハンカチを使った出し物です。
折り畳んだり、ねじったり、タオルやハンカチを色々な形に変化させていきます。
輪ゴムを使うと応用でき、タオル一枚で盛り上がりますよ。
タオルとハンカチ1枚で子どもの心を鷲掴みです!
クイズ
簡単に行うことのできるクイズ!
例えば『耳が長くて 白くて ふわふわの動物なんだ?』
これでひとつのクイズになります。
ですが、これだと何か物足りない。
せっかくなので、動物のシルエットを用意すると、盛り上がりますね。
また、視覚でわかるものを用意することで、小さな子どもでも参加することができますよ。
他には、『箱の中身はなんだろな?』のクイズも盛り上がります。
段ボールに手を入れることのできる穴をあけて、子どもに段ボールの中にある物をあててもらうクイズです。
その際、段ボールに手を入れる子ども以外の子どもたちにも、箱の中身が見えるようにして、ヒントを出してもらうなどをすると、みんなで参加型のゲームにもなりますよ。
保育士の出し物を1人でやる時の注意点
出し物を1人でやる時の注意点は
- むずかしくないもの
- 自分の力量でできるもの
- 準備や片付けに時間がかからないもの
が良いですよ。
準備や片付けで、前後の保育に支障がでてしまうこともあります。
自分でできる範囲のもので、無理なく行えるようにしましょう。
また、1人ではできないところがある時や、どうしても人の手伝いが必要な時は、事前に人にお願いしておくことも大切です。
絶対『1人で』ということであれば、お伝えしているように、むずかしくないもので自分でできる簡単なものにしましょうね。
まとめ
今回は保育士の出し物についてお伝えしてきました
行事の担当や、出し物が必要となると、かまえてしまい、プレッシャーに感じてしまうこともあります。
しかし、どんな出し物でも子どもたちは喜んでくれますし、保育士の出し物を楽しみにしています。
ぜひ、無理のない範囲で、自分にできそうな出し物を選んでやってみてくださいね!