運動会ごっこのねらい!0~5歳児の年齢別に紹介! - 花ママの便利帳

運動会ごっこのねらい!0~5歳児の年齢別に紹介!

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運動会の前後に行うことがある運動会ごっこ。

運動会前に行う理由としては、子どもたちがどの程度動くことができるのか・また子ども同士の協力し合う姿など、子どもの育ちを確認でき、今後の保育での指導や運動会に向けて取り組み方の方向性を考えることができるということです。

 

運動会後に行う理由としては、運動会が終わって楽しかった思い出で、「じゃあもう1回みんなでやってみようか!」と盛り上がって、ごっこあそびとして行うこともあるでしょう。

 

では、運動会ではなく、『運動会ごっこ』は、どのようなねらいで取り組むと良いのでしょうか?

今回は、運動会ごっこのねらいについてお伝えしていきます。

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運動会ごっこのねらい

運動会ごっこの大まかなねらいとしては、園にある遊具や用具に親しみながら、友だちと一緒にからだを動かすことを楽しむ、というところです。

急に運動会練習に取り組むというよりも、事前に『ごっこ』としてあそぶことで、子どもたちのモチベーションがあがったり、子どもたちがどこまでできるのか、ということが見えてきます。

運動会前に取り組むことをおすすめします。

 

運動会は、保育園の中でも大きな行事で、構えがちになってしまいますが、難しく考える必要はありません。

普段子どもたちがあそんでいるものを使うと、運動会準備としてわざわざ用意するものが少なく済みます。

子どもたちの普段の様子を保護者に見せることもできるので、子どもたちも運動会の練習を負担に感じることは軽減されます。

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運動会ごっこのねらい・0歳児

0歳児のねらいは『運動会ごっこの雰囲気を楽しむ』です。

 

0歳児クラスは、園によっては、競技の参加があるところとないところがあります。

それぞれの園の方針ですので、子どもの体力や様子を踏まえて決めていることですから、無理をさせる必要はありません。

 

他クラスが運動会ごっこをしているところへ行き、その場に敷物を敷いて、応援するという感じでも良いでしょう。

ただ見ているだけではなく、応援グッズを持たせてあげると良いです。

持ち手の短い安全な旗を持たせて、可愛らしい子どもの姿を写真におさめるだけでも、雰囲気は出ます。

また、室内でしたら、『ハイハイレース』と称してスタートとゴールを作り、子どもにハイハイをしてもらって、メダルを渡してあげるのも、面白いですよ。

本番の運動会では、土や草の上でのハイハイはさせないと思います。

また、競技は保護者との参加になると思いますので、運動会ごっこでしかできない内容だと面白いですね。

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運動会ごっこのねらい・1歳児

1歳児のねらいは『運動会の雰囲気を感じ、楽しく参加する』です。

 

1歳児になると、まわりをきょろきょろして様子を感じたり、大きいこの模倣あそびを楽しんだり、そんな姿も見られるようになってきます。

1歳児は月齢の差を感じることがありますが、それぞれが運動会ごっこの中で感じることがあるでしょう。

 

また、ほとんどの子が「よ〜いどん!」を理解できるようになっています。

運動会ごっこでは、「よ〜いどん!」で盛り上がるかけっこあそびが盛り上がり、子どもも楽しめるでしょう。

運動会本番では、保護者を見つけて泣く子もいると思いますので、それも踏まえて、運動会ごっこの内容を考えると良いですね。

 

1歳児の競技としては、あまり難しくないものが良いです。

普段の運動あそびやサーキットあそびを取り入れたり、簡単な内容で良いですね。

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運動会ごっこのねらい・2歳児

2歳児のねらいは、『競技のルールを理解して、運動会ごっこを楽しみ、参加することができる』です。

 

2歳児になると、動きが活発になります。

運動会ということも理解していることでしょう。

 

また、高月齢の子や、戦い好きの子、兄姉がいる子などは、競い合う気持ちが育っている子もいるでしょう。

『1番(1等)』にこだわる子が出てくるかもしれません。

 

2歳児は、知能もからだの動きもぐんと育っていますので、簡単な障害走なども出来ることでしょう。

ただ運動会のためだけの内容ではなく、普段の保育の中におけるあそびの中から、競技をふくらませて考えていけると良いですね。

 

わたしは2歳児担任のときには、かけっこと、サーキットレースを競技に取り入れました。

普段からサーキットあそびをしていたので、普段の保育で遊んでいた内容でした。

  1. 好きな乗り物(ストライダーや車)でスタート
  2. フラフープを自分で持ち上げてくぐる
  3. 山を登る
  4. 山を下る
  5. 三角コーンにささっている旗をと取ってゴールに向かう

 

月齢差がかなりあるクラスだったので、子どもの意見を尊重して好きな乗り物を選ばせました。

普段からあそんでいる内容で、ごっこあそびにも取り入れ、さらに運動会に向けて考えていくと、大変なことはありませんでしたよ。

この時に作ったものは、旗だけでした。

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運動会ごっこのねらい・3歳児

3歳児のねらいは、『ルールを理解して、友だちと競い合い、運動会ごっこに楽しく参加できる』です。

 

3歳児になると、自分たちよりも年上の子の姿も見ることが多いでしょう。

昨年度からの保育園の継続児であれば、昨年までの運動会のことを覚えていることもあるでしょう。

楽しい思い出がある子は、「がんばるぞ!」とやる気に満ち溢れているかもしれません。

 

3歳児になると、大体のルールは理解できますね。

しかし、動きもどんどん活発になり、無茶をしてしまいがちなこともあるかもしれません。

ですので、普段から遊んでいる内容の応用と考え、競技を考えましょう。

 

運動会ごっこの中で、まずはかけっこを楽しみ、子どもたちと競技を考えていくことも面白いです。

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運動会ごっこのねらい・4歳児

4歳児のねらいは、『友だちと協力したり、競い合ったり、運動会ごっこの中で、運動会に向けて気持ちを高める』です。

 

4歳児になると、少し難しいルールでも理解できるようになりますね。

いきなりハードなことをさせてしまうと、子どもも出来ると思ってやってしまい、思わぬ怪我を招きかねません。

怪我をさせては本末転倒です。

運動会ごっこの中で、どんなことができそうか、考えていきましょう。

 

子どもたちが『今できる』ことからリストアップして、それを競技内容に生かすと良いですよ。

たとえば、4歳児になると、縄跳びを跳べる子が少しずつ増えてきます。

まだ跳べない子もいますので、縄跳びを意識させるために、縄跳びをまたぐ場面を取り入れてみるのも良いでしょう。

このように考えることで、競技が出来上がっていきます。

 

運動会ごっこの中で、どんなことができるのか、どこまでできるのか、子どもの様子をみていきましょう。

保育士も、今後の保育の中でどんなことをしていくと良いのか、ハッとひらめくかもしれません。

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運動会ごっこのねらい・5歳児

5歳児のねらいは、『友だちと協力する気持ちや、競い合う気持ちを大切にし、みんなで協力して楽しむことができる』です。

 

5歳児になると、運動会はお手の物。

やる気に満ち溢れている子もいるでしょうし、運動が得意な子や、からだを動かすことが好きな子は、楽しみにしていることでしょう。

 

しかし、中には運動が苦手な子もいるでしょう。

全員の気持ちを配慮しながら、運動会ごっこの中で競技を決めていきましょう。

 

また、5歳児になると「こんなのどう?」「ここはこうしたい!」「このあとは、これにしたら?」など、子どもの方から提案があるかもしれません。

子どもたちと一緒に運動会ごっこのコースや場所を見て周り、内容を考えていくと面白いですね。

 

使うものや作るものも、子どもたちと協力することで、ますます運動会が楽しみになります。

まずは、運動会ごっこのなかで十分に子どもたちと一緒に考え、やってみる、ということが大切ですね。

 

4歳児と同じく、無理はせずに『今できること』で考えていくと良いですよ。

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まとめ

今回は、運動会ごっこのねらいについてお伝えしてきました。

急に『運動会練習』を始めるよりも、『運動会ごっこ』として取り組むことで、子どもも保育士もワンクッションあります。

そこまで構える必要がなくなったり、運動会への負担がかなり軽減されます。

また、無理をさせて、がんばらせてしまう内容にしてしまうと、思わぬアクシデントが起きてしまうこともあります。

 

ですので、難しく考えず、子どもたちが『今できること』を考え、最終的に達成感を感じることができたり、楽しかった思い出になるように、運動会にむけて取り組んでいけると良いですね。

ぜひ運動会前に、運動会ごっこを取り入れて、子どもたちと一緒に楽しく運動会をむかえましょう!

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