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保育園などに面接に行くと、必ず聞かれるのがこの質問ですが、なんと答えれば良いのか困る方も多いのではないでしょうか。
面接では、簡潔な言葉で自分の想いを伝えることが重要です。
過去の失敗談や経験を通して学んだことを交えながら理想の保育士像を伝えると、相手に伝わりやすいでしょう。
この記事では、「どんな保育士になりたいか」の質問にどのように答えれば良いのか、例文やポイントを踏まえながらお伝えします。
どんな保育士になりたいか
まずこの質問をされたときに思い浮かべてほしいのは、「子どもたちとどんな風に関わりたいか」と考えてみてください。
- 「たくさん一緒に遊びたい」
- 「子どもの言葉にしっかりと耳を傾けたい」
- 「保護者の気持ちに寄り添いたい」
- 「ときに厳しく優しい保育士になりたい」
- 「子どもだけじゃなく保護者からも信頼されたい」
など、様々なことを思い浮かべるのではないでしょうか。
ここまで浮かべばもう大丈夫!
あとは文章にしていけば良いのです。
どんな保育士になりたいか例文
それでは早速、いくつか例をあげて文章にまとめていきましょう!
あくまで例文ですので、実際に面接に挑むときには、こちらを参考に自分の経験や想いをまとめてみてくださいね。
子どもの心に寄り添える保育士
「幼少期、私は大人に自分の気持ちを伝えることがとても苦手でした。
うまく伝えることができず、一人で泣いてしまうことも多くありました。
そんな時担任の先生が私のそばにいてくれて、気持ちを代弁してくれたことで気持ちが救われた経験があります。
この経験から、自分も子供の気持ちに寄り添うことができる保育士になりたい、と思うようになりました。」
保護者に安心感を与える保育士
「最近ニュースで保育士から子どもに対する虐待などの問題が多く取り上げられています。
大切なお子さんを預けるときに不安に思う保護者の方も増えていると思います。
そのため、日頃から保護者の方とのコミュニケーションを密に取り、園生活での子どもの様子を頻繁に伝えることで、保護者の方に安心感を与えられるような保育士になりたいと考えています。」
子どもの個性を大切にできる保育士
「教育実習を行った際、子どもたちをまとめることに必死で、子どもたち全員の意見を聞くことができず、活動を楽しめない子が出てしまい、失敗をした経験があります。
集団生活をする中で、どうしても「こうあるべきだ」と自分の考えを押し付けてしまったり、子どもの意見や考えを否定してしまうことがあると気付きました。
子どもたちには個性があり、考えの違いがあることを常に忘れず、一人ひとりの個性を大切にできる保育士になりたいと思いました。」
どんな保育士になりたいか・一言
面接の際、「どのような保育士になりたいか一言で答えてください」と言われる場合もあります。
そんな時のために簡潔にまとめておきましょう。
- 子どもたちに様々な遊びを提供できる保育士
- 子どもの成長を促し、一緒に成長できる保育士
- 子どもの心に寄り添える保育士
- 保護者に安心感を与える保育士
- 子どもの個性を大切にできる保育士
などがありますね。
長い前置きがあると、聞いている側も聞く気が失せてしまう場合がありますので、注意しましょう。
どんな保育士になりたいか・小論文
小論文を書く上で重要なことは、自分の主張したい意見と根拠をしっかりと述べることです!
小論文の書き方の構成を簡単に説明します。
- 序論:自分の意見を主張する
- 本論:そう考える根拠はなにかまとめる
- 結論:もう一度自分の主張を書く
このように3つに分けて書くことが小論文を書く時の大きなポイントです。
作文や感想文とは書き方が異なりますので、書き方に注意しましょう。
本論の中に自分の体験や事例を組み込むと、読み手側にも伝わりやすいですよ!
小論文を書く際には参考してみてくださいね。
(例)
- テーマ「保育士に必要なスキル」
- 結論「子どもの気持ちを受容する力」
序論)私は保育士に必要なスキルとして、子どもの気持ちを受容する力が非常に大切だと考える。
本論)私が教育実習をした際、自分の気持ちをうまく言葉で伝えることができず、泣いている児と関わることがあった。
この時、私はなぜ泣いているのか察することができず、うまく対応することができなかった。
担任がその児の元に駆け寄り、「どうして泣いているの?」「〇〇だからかな?」「こうしたかったのかな?」「そうだったんだね」など気持ちを代弁し、受容する姿があった。
そうすると児も安心した様子で、活動に戻っていた。
結論)よって私は、保育士にとって子どもの気持ちを受容する力は必須な力だと考える。
子どもの気持ちを考え代弁し、子どもとの信頼関係を築くことができる保育士になりたい。
どんな保育士になりたいかのNG回答例
「どんな保育士になりたいか」と質問されて、一番して欲しくない回答は社会人として当たり前のことを目標とすることです。
- 明るくて楽しい保育士
- 誰にでも挨拶ができる保育士
- 何事も丁寧に行う保育士
などは、最低限できて当たり前のことですよね。
この質問は、保育士としての本質や素質を見るための質問です。
社会人として当たり前のことを言うのは検討外れだと言えるでしょう。
面接する側は保育士としての目標や心構えを知りたいのです。
面接でどんな保育士になりたいかを聞く理由
さて、保育士の面接では必ずと言っていいほどこの質問をされることが多いのはなぜなのでしょうか。
3つの項目に分けて説明します。
保育士としての価値観を知りたい
面接を受けにきてくれる方は、これから保育士として一緒に仕事をする仲間になる可能性がある方です。
その人が目指す保育士像や目標を聞くことで、どんな本質・考えを持っているのか大まかにですがわかります。
保育士となる上で、一番大切な適性を確認しているとも言えるでしょう。
求める人材と価値観が合っているかの確認
園が求めている人材と、面接を受けきた方の価値観が一致しているのかも大切なポイントになります。
価値観のズレがあると、お互いにうまくいかないことが増えて長く働くことが難しくなるからです。
キャリアプランの確認
「どんな保育士になりたいか」を聞くことで、その人がこれからどのように仕事に当たるのかまで想像するのです。
目標があると言うことはその目標の達成に向けて行動するでしょうし、今後の成長に期待ができます。
目標無く、保育士になる方はいないと思いますので、ここは大丈夫でしょう。
どんな保育士になりたいかを面接で伝えるポイント
「どんな保育士になりたいか」を面接で伝えるポイントを3つに分けてお伝えします。
この3つのポイントを押さえながら、面接に向けて練習をしてみましょう!
しっかりと相手に伝わるはずですよ。
結論から伝える
まずはどんな保育士になりたいかを一言で伝えましょう。
結論を簡潔に伝えることで、相手はその人が目指す保育士像を明確に捉えることができます。
エピソードを交える
次になぜそう思うのか、自分の体験や印象に残っているエピソードを交えて説明します。
エピソードは、例えば教育実習の時に見たことや感じたこと、他園で働いた経験がある場合はその経験で得たことを元に考えましょう。
自分が保育園や幼稚園に通っていた時に先生にしてもらえて嬉しかったことなども、エピソードとしてとても良いと思います。
入職後のイメージを伝える
最後に入職後、その目標(なりたい保育士像)に向けてどのように行動していくのか伝えましょう。
子どもとどのように関わっていくのか、どのように保育に当たるのかを伝えれば良いのです。
「子どもたちの気持ちを理解・受容するために、子どもとたくさん関わりを持ち、まず個々の性格を理解することから始めたいと思います。」
まとめ
この記事では、「どんな保育士になりたいか」と言う質問について、その伝え方や考え方、ポイントをお伝えしてきました。
あまり難しく考えず、前向きな気持ちで考えてみてください。
この記事を読んだ皆様が、自分の思い描く素敵な保育士さんになることを願っています。
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