忍者保育!忍者ごっこのストーリー・指導案も解説! - 花ママの便利帳

忍者保育!忍者ごっこのストーリー・指導案も解説!

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保育園や幼稚園、認定こども園等で保育活動として楽しまれている「忍者ごっこ」。

体力や想像力がつく等、良い事ばかりのごっこ遊びです。

忍者ごっこ保育の楽しみ方や具体的な方法をご紹介します!

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忍者ごっこ保育

日常の保育で、変わった保育をしてみたい、子どもも楽しんで出来る遊びをしたいと思った時に、忍者ごっこを取り入れてみましょう。

タイミングとしては、子どもがポーズをとった時や折り紙の手裏剣が作れるようになった時がチャンスです。

また、体力をつけたい時、ルールを学ばせたい時にも忍者ごっこ保育は適しています。

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忍者の巻物・保育園

忍者の巻物があると、忍者ごっこ保育は盛り上がります。

 

ある日、お部屋の入り口に見たことがない手紙(巻物)が届きます。

保育士が障子紙等の和紙に筆ペンで書いた手作りの巻物です。

 子どもがひかれる言葉「修行」・「忍者」・「忍び」等を入れた手紙にしましょう。

文字以外には、唐草模様や忍者自身の絵を描いてもいいですね。

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忍者の製作・保育園

忍者が大好きな子どもなので、忍者の制作となると喜んで作ります。

 

4.5歳児は紙粘土の忍者を作り、色を塗ったり画用紙を切った模様やビーズを貼ると良いでしょう。

5歳児は、忍者服が縫える年齢になります。

なみ縫い程度ですが、挑戦するのもおすすめします。

縫うのは難しい場合でも、様々な布を組み合わせてボンドで貼る事も出来ます。

 

2.3歳児は忍者の姿に切った画用紙に顔や服を描くと楽しいです。

3歳児は、塗り絵が好きな時期になりますので、白い画用紙に忍者の輪郭だけ切っておき、塗ってもいいですね。

 

0・1歳児は画用紙にシール貼りをし、忍者の服として飾ると良いでしょう

顔は本人の写真を使うと、かわいいですよ!

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忍者修行・保育園

忍者というと修行のイメージがありますね。

子どもにとっては「修行」の言葉は新鮮。

「忍者修行するよ!」と声を掛けると、目を輝かせます。

 

忍者ごっこの修行を行うには、師匠と弟子が必要です。

初めてごっこ遊びする場合は保育士が師匠になっても良いでしょう。

その後、慣れてきたら子ども自身で話し合いしたり、ジャンケンで師匠と弟子を決めたりして忍者ごっこをしていきます。

 

師匠は弟子に修行と称したたくさんの指示をします。

何度も繰り返すうちにに上手くなり、子どもなりの工夫をするようになるから驚きです。

 

修行の内容は、安全面だけ配慮をし、大まかに決める程度で良いでしょう。

5歳児になると、子ども達だけでルールを決め、遊びの展開が出来るようになります。

 

4歳児以下は保育士が入る割合は多くなりますが、修行を楽しむことができますよ!

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忍者保育の衣装

忍者になりきるためには、衣装があるとテンションが上がります。

日常で使う衣装、何度も使う保育、イベント保育等により衣装は違ってきます。

手に入れやすいカラーポリ袋を基本とした衣装がおすすめです。

日常で使う忍者衣装

黒いポリ袋を使います。

穴を開けたり、ビニールテープで貼ったりしてベストを作ります。

折り紙で作った手裏剣を胸に貼ったり、お面風におでこに貼ります。

 

画用紙に絵を描いてゴムで留める腕輪にします。

イベント・発表会で使う忍者衣装

黒やカラーのポリ袋、キラキラシールを使って、普段の保育よりも特別感を出した衣装にします。

不織布やフェルトがあれば、ミシン等を使った本格派も可能です。

不織布のラッピング袋を使っても丈夫な衣装ができますよ。

 

本格的な衣装は耐久性もあり、何度も使えます。

イベントが終わった使ったあとは、普段の保育にも使えますよ。

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忍者ごっこのストーリー

忍者ごっこのストーリーは、絵本を参考にすると良いでしょう。

 

忍者ポーズをしている子どもを見て、ポーズを増やしていくと、ストーリーが自然に発展できます。

子どもを静かに移動させたいと思う時に、忍者ポーズをしたり足音を立てずにゆっくり歩いてみたり。

普段の生活の中で忍者になりきると、ごっこ遊びに展開しやすいですよ!

 

まずは30分以内のお試しごっこ遊びをしましょう。

指導案は後で掲載していますので、参考にしてください。

 

術・修行は3つがおすすめです。

安全に楽しく忍者ごっこするために、保育士が前もって術のお手本を見せましょう。

  1. 子どもを座らせ、忍者ポーズや忍者歩きの手本を見せます。
  2. 子どもを立たせて、一緒に真似してもらいます。
  3. 実際に術を行います。
    修行の道具(段ボールや平均台等)のイメージが持てるような言葉かけをしながら、修行を楽しめる様にします。
  4. 終了後、子どもたちが「またやりたい」と言った場合は、どんな術・修行があるかを話し合ったり、保育士から提案したりします。
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忍者ごっこの導入

忍者家族 「秘密のまきもの」の巻【視聴覚用品・楽器/パネルシアター】

手遊びや絵本からの導入が、忍者ごっこを盛り上げるための方法にふさわしく取り入れやすいです。

「はじまるよはじまるよ」の手遊びの中で忍者のポーズをすると喜びます。

絵本「わんぱくだんのにんじゃごっこ」は、まさに忍者ごっこを楽しんでいて、わかりやすい絵本と言えます。

 

ある日突然お部屋の中に折り紙で作った手裏剣があると、導入のきっかけにもなります。

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忍者ごっこの指導案

忍者ごっこをする時にも指導案は必須になります。

活動の流れ、内容、留意点、保育士の動きを考えれば、容易に指導案は出来ます。

子どもが楽しんで忍者ごっこ出来ることをポイントに考えるようにしましょう。

 

また園にもよりますが、様々な活動には以前の指導案が保存されています。

参考にしたり以前経験した方に直接聞いてもいいでしょう。

指導案だからといって難しく考える必要はないのです。

 

4歳児の初めての忍者ごっこの指導案を参考までに掲載します。

園により書き方の内容は全く異なりますが、30分程度の内容、毎日の記入でしたらこの程度でOKな場合が多いです。

【活動】忍者ごっこ(4歳児)1回目

【ねらい】

  • 忍者になりきり、術を知って楽しむ
  • 平均台やフラフープなどで喜んで身体を動かす

【場所】部屋・廊下

【準備】

  • 絵本『わんぱくだんのにんじゃごっこ』
  • ゴミ袋・大きめの袋
  • 段ボール
  • 新聞紙
  • 巻物(木の葉隠れの術・忍者歩きの術・橋渡りの術)
  • 平均台
  • ロープ
  • ロープを留めるための紐やテープ
  • マット

【導入】

  • 手遊び「はじまるよ はじまるよ」
  • 絵本『わんぱくだんのにんじゃごっこ』
  • 忍者の巻き物を読む

【環境設定】

廊下・室内にサーキット形式で環境設定をする。

  • 木の葉隠れの術
  • 忍者歩きの術
  • 橋渡りの術

 

2回目以降は、内容をプラスして発展させてみてください。

術や忍法を増やしても良いですし、普段の生活に忍者を取り入れても良いです。

 

また、異年齢保育で行うこともおすすめです。

指導案としてはこの指導案の内容程度が、他の学年にもやりやすい内容となります。

 

地域の小学校や保育園・幼稚園と一体となったイベント交流会で忍者ごっこを取り入れるのも良いでしょう。

特に新規園はまだ地域との連携がとれていないので、積極的な交流をすると良いですよ!

交流会により、地域の結びつきや知らない子どもとの楽しみが増えます。

その場合の指導案は、園長や主任と相談しましょう。

地域のコミュニティセンターや他園等との連携によっても内容が変わってきます。

年度末に交流会があったりしますので、提案は12月頃から相談を始めても遅くありません。

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忍者ごっこの忍法

忍者にはたくさんの忍法がありますが、子どもが楽しんで出来る忍法、また保育のねらいにも添った忍法をいくつかご紹介します。

木の葉隠れの術

新聞紙や段ボール・ポリ袋等を用意します。

子どもはそこに隠れて身をひそめます。

静かに動かずにいるのは容易ではありませんが、術となるとじっとしていようとする姿があります。

忍者歩きの術

足音をたてずに、そっと歩いたり走ったりします。

難しく思えますが、子どもたちは注意深く歩きます。

橋渡りの術

平均台やひも等の上を歩きます。

4・5歳児だと、平均台はまっすぐではなく、巧技台とビームを使って斜めに設定するといいでしょう。

バランス感覚が身につきます。

手裏剣の術

手裏剣を的や大きな穴に向かって投げます。

5歳児は事前に作ったマイ手裏剣を使っても楽しいですよ!

変わり身の術

様々な物に変身する術です。

動物の鳴き声の真似やポーズをとったり、食べ物や花等に変身することもあります。

想像力が養われますよ!

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忍者保育のメリット

忍者保育のメリットをご紹介します。

  • 体幹が良くなる、体力がつく

静かに移動したり足の運び、また平均台等の利用で体幹や体力がつきます。

  • 想像力がつく

指示を聞いて動くので、指示を深く考えて行動する能力もつきます。

  • 注意深く聞く事が出来る

指示を聞いたり、次にする事は何か?と注意する事が出来ます。

  • 遊びが広がる

運動、制作等様々な活動に活かせます。

また子ども自身が遊びを広げて遊ぶ事が出来るようになります。

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忍者保育のポイント

忍者保育のポイントをご紹介します。

まずは忍者ごっこを楽しめるようにする事が大切です。

そのために、保育士自身が楽しんだりワクワクした気持ち、一緒に忍者ごっこしていると子どもにもわかる行動をします。

 

忍者ごっこは室内中心で行う遊びですが、体を動かしたり道具を使う事も多いです。

そのため、安全に忍者ごっこが出来るように準備をしたり、危なくないような環境設定、保育士の見守り、子どもへの注意等が必要になります。

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まとめ

忍者ごっこは、良い事ばかりの遊びなので、気軽に楽しんで出来ます。

子どもみんなが忍者大好き!と言ってもらえる活動になりますよ。

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