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保育園の年長さんになると、お泊まり保育の行事を行う保育園がありますね。
宿泊する場所は、保育園、キャンプ場のコテージ、お寺の保育園であればお寺、など様々。
いつもと違った雰囲気に、お友だちみんなでお泊まりできるだなんて、わくわくしますね。
保育士たちにとっても大イベントのお泊まり保育。
夜のお楽しみアイディアをご紹介します。
子どもたちが安全で楽しくお泊まり保育を過ごすことができるように、行事の計画をしていきましょう!
お泊り保育の夜のお楽しみアイディア
夕食を食べて、お風呂にはいったあとは、何かひとつ、お楽しみがあると良いでよすね!
いくつかご紹介します。
花火
集団でのお泊まりですから、手持ちの花火は危険があります。
保育士が花火に火をつけて、子どもたちは見るだけの花火が良いでしょう。
手軽な打ち上げ花火だとみんなで見ることができますね。
その際は、必ず火傷に気をつけましょうね。
- 子どもはどこから見るのか
- 花火との距離は何メートル離すのか
- 終わった後の花火の処理
など、細かなことまで決めておきましょう。
宝探し
室内を少し薄暗くして、懐中電灯を持って子どもたちが宝探しへでかけます。
その際、保育士たちがおばけなどに変装するのも楽しいですが、怖がってしまう子もいると思いますので、宝探しだけにしましょう。
スタートして、ゴールまで歩くことができたら、景品がもらえる。
むずかしくない内容で十分楽しめますよ。
かくれんぼ
危険も伴いますが、大きな建物の中でかくれんぼは楽しいですよね!
その際は、探す役の保育士と、隠れる子どもたちの安全確認をする保育士と、必ず役割を決めておきましょう。
コロナでお泊り保育がなくなり、代わりにナイト保育園?で夜まで保育園で過ごす日の長男。大大大冒険というタイトルもあってとてもワクワクしているのがこちらにも伝わってきた。いつもの皆んなと少しだけ未知を体験するの素晴らしいな。とてもいまさらだけど学校って凄い。
— こさ (@0sk69) September 16, 2022
お泊り保育の出し物アイディア
保育士の出し物は、パネルシアターやエプロンシアター、人形劇がおすすめです。
保育園の中でのお泊まり保育であれば、パネルの準備なども大変ではありません。
園外の場合は、パネルの持ち出しなどは大荷物になりますので、エプロンシアターなどの方が良いでしょう。
せっかくのお泊まり保育ですから、普段保育の中で見ているものではない内容のものが良いですよ!
お泊り保育のスケジュール
お泊まり保育のスケジュールをご紹介します。
場所はコテージという設定でスケジュールをみていきますね。
【1日目】
9:00 保育園集合
9:15 保育園出発
10:00 キャンプ場到着
10:20 レクリエーション・戸外活動
11:20 終了 コテージに戻る
11:45 昼食・休憩
13:00 レクリエーション・戸外活動
14:00 終了・コテージに戻る
14:15 おやつを食べる
15:30 クッキング開始
17:30 夕食を食べる
19:00 お風呂に入る
20:00 夜のお楽しみ
20:45 絵本読み聞かせ
21:00 就寝
【2日目】
6:30 起床(洗顔・歯磨き・着替え)
7:00 朝の散歩
7:30 朝食準備・朝食
部屋の片付け・荷物の整理
9:00 レクリエーション・戸外活動
10:30 現地出発
11:00 保育園到着
時間がきっちりと決まっていた方が保育士も動きやすいです。
細かく時間で決まっていると保護者も安心します。
スケジュールを計画するときには、しっかりと時間で区切りましょう。
お泊り保育の事前準備
まずは、現地調査から行いましょう。
例年行っているからといって、毎年同じとは限りません。
必ず、下見や見学をしてからすすめましょう。
また、持ちものも細かく分けておきましょう。
- 保育園で事前に集めて点検し、保育士が持っていくもの
- 出発当日の朝、保護者が保育士に渡して持っていくもの
- 当日、子どもがリュックに入れてもっていくもの
- 保育園で事前に集めて点検し、保育士が持っていくものの例
- 着替え
- 寝る時用のタオル
- お風呂用のバスタオル
- 歯磨きセット
2.出発当日の朝、保護者が保育士に渡して持っていくものの例
- 投薬や塗り薬の必要があれば薬
- 紙パンツ
- おねしょシーツ
3.当日、子どもがリュックに入れてもっていくものの例
- 1日目のお弁当(昼食)
- おやつ
- 飲み物
- レインコート
当日「あれが足りない」とならないように、念入りに持ちものを考えましょう。
保護者にお願いする持ちものもありますので、準備期間も考慮して早めにお願いしましょう。
お泊り保育で起きやすいトラブル・注意点
お泊り保育で起きやすいトラブルや注意点について解説します。
お泊り保育では、初めて保護者と離れてお泊まりする子もいます。
子どもが安心して過ごせるように心がけましょう。
不安な子には、入眠の際できるだけそばにいてあげると良いですね。
起きやすいトラブルとして、実際にあった話ですが、紙パンツのトラブルです。
年長さんになると、ほとんどの子が紙パンツを使用していませんが、中にはまだ夜眠るときだけ使用している子もいます。
事前に保護者に『睡眠中に紙パンツを使用している子は保育士までおしらせください』とおたより等で知らせ、保護者から申し出があった際には、他の子どもたちや保護者には知られないように、保育士間だけで共有しましょう。
ある園で、日常の保育中にバタバタとする中、保育士が大きな声で「◯◯ちゃんと△△ちゃんはお泊り保育で夜、紙パンツはくから!」と別の保育士に伝えました。
他のお友だちに紙パンツをはいていることが知られてしまい、からかわれてしまいました。
子どもはお泊まり会が楽しみではなくなってしまい、保護者が怒ってしまったそうです。
デリケートな問題ですので、特に配慮しましょう。
まとめ
今回は、お泊まり保育についてお伝えしてきました。
大好きなお友だち・先生たちと一緒のお泊まりだなんて、子どもたちにとっては保育園生活の思い出になります。
せっかくのお泊まり保育ですから、子どもたちが「楽しかった」と思えると良いですね。
心配な保護者さんもいるでしょうから、お泊り保育中も子どもが今どこにいてどんなことをしているのかなどを、お知らせできる手段があると良いですよ。
現在は、保育園から保護者への連絡がメールやLINEの保育園も増えてきています。
そのような形で保護者にお伝えできると良いですね。