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保育士1年目で退職を考えることもあるでしょう。
気になるのは、
- 保育士1年目で辞めることはできるのか
- 保育士1年目で転職は可能か
- 非常識と怒られないか
という様な事だと思います。
ここでは一年目で保育士を辞めたくなった時の流れや、転職への影響について詳しく解説していきます。
まずは求人情報を知りたいだけでもOK!
保育士辞めたい一年目
一年目は新しい仕事や人間関係に慣れず悩み、辞めたいと思うはずです。
一年目の保育士が覚えるべきことは、一般企業に就職した人より多いと言われています。
保育士一年目は辛い
保育士一年目は、一通りの仕事を覚えることは当たり前。
職場の先輩の名前・顔はもちろん、園児や保護者まで覚えなければなりません。
また、一年目で担任を任されることも少なくないです。
こんなに大変なため、一年目での退職はそれほど珍しいものではないのです。
平成26年に厚生労働省が発表したデータによると、1年未満で保育士を辞めた人の割合は10%。
10人に1人は、一年経たずに辞めていることが分かっています。
それだけ保育士の仕事は大変だということです。
しかし、簡単に辞めてしまうのはもったいないです。
保育士の仕事は大変ですが、やりがいもたくさんあります。
一年目で気付けない楽しいこともたくさんあります。
また、一年やそれ未満で辞める人は“すぐ辞めてしまう人”というレッテルを貼られて転職に影響することが考えられます。
辞める前にもう一度、どのような理由で今の保育園を辞めたいと思っているのか、整理してみてください。
保育士の退職理由(1年目)
1年で保育士を退職したい理由の多くはこれらだと思います。
- 給料が安い
- 仕事量、内容(覚えること、残業、持ち帰り仕事が多い)
- 人間関係
- 子どもの対応
- 保護者対応
- 入職前に聞いていた話と違う
特に保育士によくあるのが、面接などで入職前に聞いていた話と、実際が異なるということです。
複数の不満が重なると、辞めたいと感じやすくなります。
また、個人的な事情が原因で保育士を1年で退職したいと思うこともあるでしょう。
- 引っ越し
- 体調不良・病気
- 家族の介護
- 結婚
入職してすぐに状況が変わり、やむを得ない場合もあります。
これらの悩みが少しでも解消できる方法を紹介しますね。
給料が安い
保育士は、辛い仕事の割に給料が少ないです。
分かってはいたけれど、いざ働いてみると思った以上に少なくてがっかりした人も多いのではないでしょうか。
求人に書いていた金額より少なくなるのは、税金等が引かれるからです。
もう一度、働いている保育園の求人を確認し、これから給料がどれくらい上がっていくのか確認してみましょう。
一年目で高額をもらえる職場はほとんどありません。
そのため、今後の頑張りでどれだけ給料が上がるのか確認してみてください。
上がるようであれば、一年目は耐え時です!!
覚えることが多い
一年目は覚えることがたくさんです。
今は辛いですが、半年過ぎると自然と覚えてます。
分からないことは聞いて、メモして、少しでも早く覚えられるよう努力してみてください。
一度覚えると、その後は楽になるはずです!!
持ち帰り仕事、残業が多い
家に持ち帰ってまでの仕事、辛いですよね。
一年目は特に、仕事の進め方が分からず、仕事が溜まり、持ち帰りや残業をしてしまいがちです。
先輩たちも残業や持ち帰り仕事をしていますか?
先輩たちがそうでなければ、仕事の進め方が上手くいっていないのです。
先輩たちにどうしたら上手く仕事を進められるのか聞いてみてはどうでしょうか。
始めから先輩たちと同じように仕事は出来ません。
無理しなくて大丈夫です。
自分のペースでやりやすい方法を少しずつ見つけていってください。
人間関係
先輩が怖かったり、キツかったりは、保育士あるあるです。
怖い先輩には、なかなか聞きたいことも聞けないですよね。
怖い先輩でも、意地悪な人なのか、ただ厳しい人なのかを見極めてみてください。
ただ厳しい先輩なら、可愛い後輩になるように接していけば、怖い印象はなくなるはずです。
怖い先輩とも良好に付き合えるよう、可愛い後輩になってください。
- 分からないこと、不安なことなどは相談する。
- 怖くても分からないことは聞く!
※怖くて、聞かないで取り組むと必ず注意されます。
何度も同じことを聞いてはいけません。
教えてもらったことはメモをするなどして同じことを聞かないようにしてください。
また、教えてもらったらきちんとお礼を伝え、教えてもらったことを試した結果を報告します。
先輩は、教え甲斐がある可愛い後輩だと感じてくれるはず。
先輩と上手く付き合えるようになると、仕事もしやすくなりますよ。
子どもになめられている
一年目の保育士の話を子どもたちが全然聞いてくれないことは、よくあります。
ベテランの先生の話は聞いているのに・・・とショックを受ける人もいるはず。
子どもたちは、新しい先生に興味津々。
怒らない優しい先生だと思って、なめています。
子どもたちと接していくうちに信頼関係が出来ていくと、なめた態度はなくなっていきます。
楽しいことを一緒にたくさんして、どんどん仲良くなっていくと、なめてくる子どもも減っていきます。
保護者対応が大変
“一年目だから”という態度で接する保護者は、どこにでもいます。
ちょっと苦手だと思っても、めげずに接してみてください。
経験を積めば、このような態度の保護者と接することはなくなります。
これらのことは、どこの保育園でも職場でもあります。
一年目の試練なのかもしれません・・・。
一年目はどこでも辛いことが多いです。
辞めても他の保育園、仕事でも一年目になります。
本当に辞めるべきなのか、しっかり考えて判断してくださいね。
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一年目で保育士を辞めることは可能?
保育士が1年目で退職をすることは、もちろん可能です。
1年に満たなくても、半年でも1カ月でも、退職出来ます。
正職員であれば、退職日の2週間以上前に退職の意思を示すことで、問題なく退職することが出来ます。
退職する際には、園長などの責任者の許可は必要ありません。
園長が許してくれないと退職できない、ということは有りません。
派遣保育士など、期間が定められた雇用契約の場合は、やむを得ない事由がある場合以外、契約期間中の退職はできません。
やむを得ない事情とは、転居や病気などのことです。
転職する際の影響も考えて、辞めることを決心した時の流れを詳しく解説します。
辞めたいと思っても、明日すぐに辞めることは難しいです。
2〜3か月前がベストですが、どうしても辞めたい場合は、遅くても1か月前には伝えてください。
一年目で保育士を辞めたい人が、よくしてしまうのが、“急に来なくなる”ことです。
これは、すごく迷惑になる行為なので、避けてください。
辞めるときは、きちんと園長や施設長に伝えてからにしましょう。
その際に退職理由を正直に話すのは、おすすめできません。
改善することを約束して、引き留められるかもしれないからです。
精神的や体調面での不良の場合は、正直に話しても大丈夫。
その他が理由の場合でも、体調不良だと告げ、心苦しいですが少しばかり嘘をつく必要があるかもしれません。
退職する理由をきちんと答えられるようにしておいてください。
複数園があるなら異動願いがベスト
辞めたい理由が給料以外の理由であれば、複数園がある場合は異動をオススメします。
やはり、1年未満で辞めてしまうのは職歴に影響します。
同じ保育園で異動するのなら、1つの会社で働いていたことになるので職歴は傷つきません。
退職を申し出る前に、異動願いを申し出てみてください。
一年目の年度途中で辞めてもいい保育園
一年目で辞めたいと思っても、考えて頑張ってほしいとも思います。
しかし、次のような保育園でしたら、転職をおすすめします。
いわゆるブラック保育園です。
- 待遇が悪い
- 先輩が意地悪
- 理想とかけ離れた保育
- 精神的に辛い
この特徴を詳しく解説しますね。
待遇が悪い
- 先輩も残業して当たり前の保育園で、残業代をつけてくれない。
- 有給休暇が取れない。
- 園長等の圧力的発言がある。
こんな保育園は、ブラック保育園のため、辞めるべきです。
先輩が意地悪
厳しいと意地悪は違います。
見分け方は、“どうしてそんなことを言ってきたのか”です。
見分け方は難しいかもしれませんが、注意された内容に、誠意を持って取り組んでみてください。
それでも同じように注意されるのなら、それは意地悪な先輩かもしれません。
そんな意地悪な先輩ばかりなら辞めるべきです。
意地悪な人に保育を教えてもらう必要はありません。
理想とかけ離れた保育
園目標や保育方針を見て、自分の理想に近い保育園に就職した人多いはず。
それでも、理想と違っていることは多々あります。
理想とかけ離れていても、せめて一年は頑張ってみてください。
あなたの保育力は上がります。
しかし、子どもを必要以上に叱らないといけないなど、精神的に辛い保育をしている所なら辞めるべきです。
精神的に辛い
「辛い、しんどい、どうにでもなってしまえ・・・」など、ネガティブなことしか考えられなくなっていませんか?
心が悲鳴をあげています。
無理せずに身体、心を休めましょう。
働いている園がブラック保育園なら今すぐに辞めてください。
ブラック保育園なら、系列保育園もブラックの可能性があるので異動はおすすめしません。
転職を考えて行動しましょう。
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保育士1年目での転職
一年目の年度途中で退職してしまうと、経歴が悪くなり、転職に影響が出ることは避けられません。
一年目の年度途中での転職は、保育園によっては、下記のように不信に感じる人もいます。
- 保育士になにか問題があったのではないか。
- 再就職してもまた年度途中で辞めてしまうのではないか
面接を受けるたびに「どうして一年目の年度途中で辞めたの?」と毎回聞かれるはずです。
採用されないというわけではありません。
退職理由を聞かれた際はきちんと、“やむを得ず辞めた”理由を伝えましょう。
「人間関係が悪く」だけだと、また人間関係が悪かったらすぐに辞めてしまう人だと思われます。
例えば『改善のため努力したが、状況が変わらず、やむを得ずに退職した』と伝えれば、印象が変わります。
誠実さや、やる気を見せることで、年度途中で辞めても転職への影響は減るかもしれません。
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保育士の経歴(職歴)詐称はダメ
一年目の年度途中での影響を気にして、経歴を詐称しては絶対にダメです。
職歴を書かないでおくことも、経歴(職歴)詐称です。
経歴詐称がバレてしまうと、内定取り消しや解雇の可能性があります。
バレないと思っていても、調べるとバレるものです。
バレると、気まずくなって人間関係の悪化に繋がる可能性があります。
誠実でいることが、転職先でも上手くいく秘訣です!
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まとめ
働いてみると想像と違い辛いことはたくさんあります。
- 給料が安い
- 仕事量、内容
- 人間関係
- 子どもの対応
- 保護者対応
これらはどこの職場でも、保育園でもあることです。
今は元気に働いているように見える先輩たちも、通ってきた道です。
経験を積んでいくと「あんなことあったな~」と話せる時が来ます。
私は1年目からクラスを任され、32人の子どもたちの担任になりました。
仕事は多く追われる日々・・・。
先輩たちにたくさん注意され、5月には「辞める!」と言って家で毎日泣いていました。
「事故にあったら仕事行かなくてすむかな・・・」なんて考えたことも、多々ありました。
辞める勇気がなかった私は、そのまま続けていくうちに、辞めたい気持ちがいつのまにかなくなり、7年続けました。
精神的に辛かったですが、同期がいたので励まし合うことが出来、続けることができました。
今ではたくさん失敗したこと、怒られたことが「あんなことあったね」と笑い話になっています。
『石の上にも3年』と言いますが、どうにかなりそうな状態ならば、せめて2年は頑張ってほしいです。
あなたにとって、何かが得れるはずです。
しかし、どうしても辛い場合は、無理せずに転職をしてください。
保育園はどこも人手不足なので、理想の保育園が見つかるはずです!!
一年目で苦労した点に気をつけながら、転職を頑張ってくださいね。
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