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年間の中で大きな行事の1つである生活発表会。
最初に悩むことは題材ではないでしょうか。
ここでは2歳児の生活発表会の題材を選ぶポイントや、おススメの題材をご紹介します。
絵本・歌・ダンス・ねらいについても詳しくご紹介していきます!
2歳児の生活発表会の題材
2歳児で選ばれることが多いのは、絵本を題材としたもの、歌、ダンスです。
この3つを2歳児で題材にするとしたら、どんな視点を大切にしたらいいのか、どんなことに気を付けたらいいのか、おススメの題材をご紹介します。
2歳児の生活発表会・絵本
2歳児で絵本を題材にした演目の場合、『オペレッタ』がオススメです。
『オペレッタは難しいのでは?』『構成はどうしたらいいの?』と思われるかもしれませんが、2歳児のオペレッタは子どもたちも楽しく参加でき、成長した姿を見せることができます。
私は2歳児クラスを2度担当しましたが、どちらの年もオペレッタを選択しました。
【年少用 オペレッタ】のCDはたくさん販売されています。
構成は年少用では難しいところもありますので、クラスの子どもの様子や人数によって変える必要があります。
しかし、踊りは先生が楽しく踊るようすを見れば、子どもたちは『やりたい!』という気持ちが大きくなり、喜んで参加します。
2歳児は乳児クラスなので無理をする必要はありませんが、練習のようすや環境次第で、大きな力を見せてくれます。
2歳児にオススメのオペレッタをご紹介します。
- てぶくろ
- はらぺこあおむし
- ももたろう
- 浦島太郎
- おむすびころりん
- 3匹のこぶた
2歳児の生活発表会・歌
2歳児クラスで歌を披露する場合、『発表会のために特別に練習した歌』ではなく、『日常の保育でよく歌っている子どもたちの好きな歌』がオススメです。
日常保育の環境ではない生活発表会は、舞台に立てるだけでも十分立派です。
そんな舞台で歌う歌は、歌い慣れた好きな歌であると、リラックスして子どもたちも本番に臨むことができます。
生活発表会で歌を披露するということが決まっているのであれば、何カ月も前から準備して、日々子どもたちと楽しく歌う習慣をつけることもいいでしょう。
楽譜の購入は、ヤマハ「ぷりんと楽譜」がおすすめです。
初月は無料で欲しい楽譜がダウンロード購入できるし、サンプル見て選べるので、楽譜購入にピッタリですよ!
2歳児が生活発表会で披露するのにオススメの曲を紹介します。
- さんぽ
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さんぽ-オープニング主題歌-
- どんな色がすき
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どんな色がすき
- しあわせなら手をたたこう
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幸せなら手をたたこう
- 小さな世界
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小さな世界
- 公園にいきましょう
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公園にいきましょう
2歳児では少し難しい歌もありますが、日々の保育に取り入れば歌えるようになる曲です。
また、少し難しい歌をがんばって歌う姿はとてもかわいいので、先生たちも楽しく毎日子どもたちといっしょに歌をうたう習慣をつけていきましょう。
2歳児の生活発表会・ダンス
2歳児でダンスを披露する場合、いくつか気を付けて構成を作る必要があります。
テンポが速すぎないこと
テンポの速い曲では、子どもの動きがバラバラに見えてしまう可能性があります。
『動きをそろえないといけない』ということではありません。
ですが動きが揃っていないと、『そろえるための練習』となってしまうことがあります。
2歳児は『楽しく参加する』ということがねらいの1つ。
『練習をする』よりも『日常の保育で取り入れているものを披露する』ということに重点を置くと、子どもたちも緊張せず、楽しく参加できます。
テンポの速くない曲を選び、動きが自然と揃って見える曲を選択すると、子どもたちにとって『楽しく踊る』という感覚になり、発表会への意識も高まるでしょう。
『子どもたちが楽しく参加できる曲』を選ぶ
どんなに楽しい環境で、子どもたちが喜んで参加していても、2歳児は踊ることの出来る曲と難しいと感じる曲があります。
先生の好きなアーティストの曲を取り入れたい、2歳児を担当したらこの曲を使いたいと思っていたということもあるかもしれません。
しかし、一言で2歳児と言ってもその年によって月齢差があったり、一人ひとりの成長も異なります。
クラスの子に合った曲を選ぶことが大切です。
以上を踏まえ、2歳児でオススメのダンス曲を紹介します。
- パプリカ
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パプリカ
- えんとつ町のプぺル
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えんとつ町のプペル
- ハッピー・ジャムジャム
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ハッピー・ジャムジャム
(HE SO KAバージョン)
- HONEY B~みつばちダンス~
\C/Wに収録/
- ジャンボリミッキー
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ジャンボリミッキー!
2歳児の生活発表会の題材・ねらい
2歳児クラスで生活発表会のねらいは、以下となります。
- 『保育園での1年間の生活を発表する』
生活発表会は、1年間の締めくくりの行事として位置付けている園が多いでしょう。
保護者に『1年間、こんなことをして過ごしてきました』と伝えることが乳児クラスは多いです。
例えば、0・1歳児クラスであれば名前を呼ばれて返事をする、保育士と一緒に手遊び、リズム遊びをするということも、1年間毎日積み重ねたことの披露になります。
2歳児クラスは、さらに1歩成長した姿を見せ、幼児クラスを意識したねらいも取り入れます。
- 音楽に合わせて体を動かすことを楽しむ
- 物語の世界観に入り込み役になりきる
2歳児クラスは『乳児クラスだけど、もうすぐ幼児クラス』というとても絶妙な立ち位置で生活発表会を迎えます。
子どもたちに無理をさせる必要は全くありませんが、成長した姿を保護者に見てもらうために『今できることの1つ先』を見て、演目を構成することもいいでしょう。
例えば、1歳児クラスでは全て『保育士といっしょに』取り組む内容を、2歳児クラスは『子どもたちだけで』演目を構成する箇所もあると、保護者は『こんなこともできるようになった』と実感します。
0・1歳児クラスの保護者は、『2歳になるとあんなこともできるようになるんだ』と成長に見通しを持つことができます。
大切なことは、子どもたちが楽しんで行事に参加することです。
楽しんで参加するには、保育士の様々な導入、声掛け、構成、練習方法が必要になります。
『2歳児だからこうしないといけない』ということは全くないので、その年の子どもたちが楽しんで参加できる方法をぜひ探してください。
まとめ
2歳児の生活発表会についてお話させていただきました。
2歳児クラスの生活発表会は乳児クラスから幼児クラスへの進級目前に行われることが多く、保育士のようすや伝え方、練習環境により子どもたちの力の発揮具合が変わってきます。
『幼児クラスに近いことができたからいい』『赤ちゃんっぽい内容になってしまいそうだから、もう1段階上を目指さないと』ということではありません。
大切なことは、目の前の子どもたちが楽しそうに生き生きと参加できるかです。
保育に『こうしないといけない』ということはありません。
子どもたちが喜んで取り組む環境づくりを意識して、発表会に向けて題材の選択をしてください。