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保育園・幼稚園のビックイベント『お泊まり保育』
とても大変な行事で、先生たちはドキドキですよね。
普段とは違う環境で、子ども達も保護者もドキドキ・ワクワクしているはず。
そんなお泊まり保育が、より楽しめる絵本や紙芝居を紹介します!!
お泊り保育への期待が高まる絵本や、当日におすすめの絵本などをまとめました。
お泊まり保育の絵本の参考にしてみてくださいね!
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お泊り保育がテーマの絵本
お泊り保育に不安を抱いている子どもも多いです。
そんな子どもたちに、絵本を読んであげてみてください。
お泊り保育が楽しみになる絵本を、ご紹介します。
- 『おとまりのひ』/文:中川 ひろたか/絵: 村上 康成/出版社: 童心社
おとまりかいの色々な楽しいことが描かれています。
子ども達がちょっと不安なお泊り保育。
でも、この絵本を読めば楽しみになってくれそうますよ!!
- 『しまうまのズー はじめてのおとまり』/作:ミシェル・ゲ/訳:ふしみ みさを/出版社:フレーベル館
初めてのお泊りで不安なズー。
そんなズーに両親は愛情を込めた缶を渡します。
同じ心境のズーに子ども達も共感します。
- 『ひとりでおとまりしたよるに』/文:フィリパ・ピアス/絵:ヘレン・クレイグ/訳:さくま ゆみこ/出版社: 徳間書店
一人で初めてのお泊りをするエイミー。
昼間は楽しく過ごしましたが、夜には寂しくなってきました。
エイミーの不安な気持ちを、ファンタジーな話でワクワクさせてくれます!
子ども達も不安になりそうな時、この話を思い出して楽しく過ごせます。
- 『ぼくはいかない』/作:柴田 愛子/絵:伊藤 秀男/出版社:ポプラ社
みんなでキャンプに行くことになった主人公の男の子。
行きたいけど、行かない、気持ちが交差。
同じ気持ちの主人公に、子ども達も自分を重ねます。
- 『あおぞらえんのおとまりかい』/作:斉藤 栄美/絵:土田 義晴/出版社: ポプラ社
初めてのお泊り会で不安な、主人公の女の子。
いつもは楽しい保育園・幼稚園だけど、お泊り保育となると緊張してしまう・・・。
そんな女の子に、子どもたちの気持ちが重なる絵本です。
- 『あらまっ!』/作:ケイト・ラム/絵:エイドリアン・ジョンソン/訳:石津 ちひろ/出版社:小学館
お泊りをするけどなかなか寝ない男の子と、おばあさんのお話。
男の子が寝るように行動するおばあさん。
「あらまっ!」の掛け声を子どもたちも真似できる楽しい絵本です。
どの絵本も子ども達と同じように“楽しみだけど不安”という気持ちが描かれています。
主人公に自分を重ねながら、子ども達は絵本の世界に入っていきますよ。
お泊り保育がテーマの紙芝居
子ども達は絵本も好きだけど、紙芝居も好きですね。
絵も大きく迫力もあり、絵本より紙芝居の方が、子ども達の食いつきがいいこともあります。
紙芝居でも、お泊り保育が楽しめるようなものを紹介します!
- 『おばけとやっちゃん』/作:松野 正子/絵:渡辺 有一/出版社:童心社
お泊り保育でおねしょをしないか、心配する男の子。
人間を驚かそうと練習しているおばけの子のお話。
子どもたちの不安である「おねしょ」と「夜の怖さ(おばけ)」。
楽しく紙芝居を見ることで、少しは不安が解消されますよ。
お泊り保育のテーマ・題材に使える絵本
お泊り保育にテーマを決める保育園・幼稚園も多いですよね。
テーマに沿ってお泊り保育を進めることで、より子どもたちが楽しめますよ!
絵本をお泊り保育のテーマに取り入れることで、以下のような保育が出来ます。
- 絵本のキャラクターに刺激され、取り組む。
- 絵本に沿った体験をする。
- 絵本のキャラクターを取り入れる。
- お泊り保育の全体を、一つの物語に見立てる。
絵本の内容に沿ってプログラムを進めていくと、より楽しむことができますよ!
- 「キャラクターがカレーライスを作っていたから、同じもの作ろう!」
- 「同じおつかいをしよう」
- 「桃太郎のように鬼を退治しよう!」
- 「絵本で、葉っぱで船を作った後は何をしてた?」
また、キャラクターからの手紙やメッセージは、素敵な導入になりますよ。
ジャンル別に、お泊り保育のテーマに使いやすい絵本を紹介します!
ファンタジーもの
好奇心をかきたてる、ファンタジー。
「やってみたい」と意欲が湧いてきます。
- 『エルマーのぼうけん』/作:ルース・スタイルス・ガネット/絵:ルース・クリスマン・ガネット/訳:わたなべ しげお/出版社:福音館書店
エルマーがりゅうを助けるファンタジー物語。
様々な困難にぶつかりながら冒険するエルマーに、子どもたちはドキドキワクワクです。
- 『めっきらもっきらどおんどん』/作:長谷川 摂子/絵:/ふりや なな/出版社:福音館書店
主人公の男の子が不思議な世界に行くお話。
そこで体験することはどれも楽しそう!
“めっきらもっきらどおんどん”の言葉が子どもたちも大好き。
- 『世界・日本名作』
主人公の行動力や強さに、子どもたちは憧れます。
主人公になりきって、お泊り保育を進めていくのも面白いですよ!
冒険もの
ウキウキワクワクする、冒険もの。
子ども達は、物語の主人公になったつもりで見てくれます。
そして、自分たちも同じように行動したいと思っています。
- 『11ぴきのねこ』/作:馬場 のぼる/出版社:こぐま社
いつも食事を11等分するねこたち。
大きな魚を捕まえるために11匹で大冒険をします。
魚との戦いに子ども達も盛り上がります!
できるようになったよ!
おつかいやおてつだいなどは、自分に置き換えやすいです。
主人公が不安になりながらも頑張っている姿に共感するでしょう。
- 『はじめてのおつかい』/作:筒井 頼子/絵:林 明子/出版社:福音館書店
女の子がはじめておつかいする様子が描かれています。
子ども達も主人公の女の子と同じように、ドキドキ。
女の子に刺激されて、自分も頑張ろうという気持ちになる絵本です。
子どもに人気の絵本
子どもたちが大好きな絵本は、スムーズに子どもたちの中に入っていきます。
- 『ぐるんぱのようちえん』/作:西内 ミナミ/絵:堀内 誠一/出版社:福音館書店
大きいひとりぼっちのぞうの話。
何をしても失敗続きのぐるんぱですが、最後は楽しい幼稚園が出来ます。
遊びたくなるような幼稚園の様子に、子どもたちはワクワクです。
- 『ぐりとぐら』/作:中川 李枝子/絵:大村 百合子/出版社:福音館書店
有名なぐりとぐらのおはなし。
料理を作る工程が載っていて、作っている最中からおいしそうです。
大きなカステラが食べたくなる絵本です。
- 『にじいろのさかな』/作・絵:マーカス・フィスター/訳:谷川 俊太郎/出版社:講談社
きれいな魚の絵が印象的です。
にじいろの魚の悩みの解決法について、子ども達はそれぞれ色々な考えを抱きます。
大型絵本やパネルシアターもありますよ!
活動の幅を広げたり、子ども達の期待が上がる内容になるよう、工夫をしてみてくださいね!。
お泊り保育の導入に使える絵本
お泊り保育の日は、いつもの雰囲気と違うため子ども達は興奮気味。
何かを始める前に、そっと子ども達の気持ちを落ち着かせる絵本を紹介します。
- 『どっちのてにはいってるか?』/作・絵:新井 洋行/出版社:偕成社
「どっちにはいってるかな?」と問いかけてくる絵本。
読み始めると子どもたちは必死で考えて答えてくれます。
大盛り上がりになること間違いなし!
- 『かくれんぼ』/作・絵:せな けいこ/出版社:鈴木出版
くだものたちがかくれんぼしています。
子ども達は絵本をしっかり見て、集中して探してくれるはず。
- 『おどります』/作:高畠 純/出版社:絵本館
動物たちがひたすら踊っています。
子ども達も楽しくなって一緒に踊りたくなります。
手遊びをしてから絵本を読むと、より集中してくれます。
先生に注目してもらってから活動を始めると、保育もすすめやすくなりますよ!
お泊り保育は、子ども達がより楽しめるように色々なプログラムを準備していますよね。
お泊り保育でよく取り組むプログラムと、関連絵本を紹介します。
クッキングの絵本
カレーライスを作るクッキングに取り組む保育園・幼稚園もありますよね。
子ども達のクッキングにぴったりな絵本です。
- 『カレーライス』/作:小西 英子/出版社:福音館書店
カレーを作る工程がとても丁寧に描かれています。
調理の擬音を子どもたちも真似して楽しめるますよ!
おいしそうな絵に、食欲がそそられます。
- 『ノラネコぐんだん カレーライス』/作:工藤 ノリコ/出版社:白泉社
ノラネコぐんだんがおいしそうなカレーを作ります。
思わずカレーライスが食べたくなるお話です。
- 『くまおさんのカレーライス』/作・絵:白土 あつこ/出版社:ひさかたチャイルド
くまおさんがカレーライスを食べようとすると、次から次にお客さんが。
しかけもある、楽しい絵本です。
この絵本を見ると、みんなでおいしくカレーライスを食べる楽しさが倍になりますよ!
プールあそびの絵本
子ども達が大好きなプール。
プールでも色々想像力を膨らますと、より楽しめますよ。
- 『こぶたのブルトン なつはプール』/作:中川 ひろたか/絵:市居 みか/出版社:アリス館
様々な楽しそうなプールが出てきます。
ブルトン達の会話が面白いです。
子ども達も想像が膨らみます!
- 『ぶたさんちのプール』/作・絵:板橋敦子/出版社:ひさかたチャイルド
ぶたさん一家が庭でプール遊びをすることに。
みんなで存分に楽しんでいる様子が描かれています。
すいかにおにぎりと、お泊り保育で出てくるものもあるのでおススメです!
すいかわりの絵本
夏ならではのイベント、すいかわり。
すいかが苦手な子にも、すいか割りを楽しんでもらえるような絵本を紹介します。
- 『すいかのプール』/作:アンニョン・タル/訳:斎藤 真理子/出版社:岩波書店
大きなすいかがパかっと割れると、みんながざぶーんとすいかプールに入っていきます。
すいかがとてもおいしそうで食べたくなります。
- 『ルッキオとフリフリ おおきなスイカ』/作:庄野ナホコ/出版社:講談社
猫のルッキオとフリフリがすいかを売りに行くお話です。
夏らしい物語。
二匹の会話が楽しい絵本です。
- 『すいかのめいさんち』/作:平田 昌広/絵:平田 景/出版社:鈴木出版
すいかでやってみたいことを、男の子がどんどん挑戦していきます。
ストローで飲んでみたり、1人で1個食べようとしたり。
「すいかのめいさんち」のうたも一緒に子どもたちと楽しく歌えます。
- 『すいか!』/文:石津 ちひろ/絵:村上 康成/出版社:小峰書店
おじいさんの作ったすいかを、みんながかぶりつく。
思わずすいかが食べたくなる絵本です。
言葉遊びもおもしろいです。
お風呂の絵本
友達とお風呂に入ることに、子どもたちは大興奮。
お風呂の絵本を読んで、もっと楽しんでもらいましょう。
- 『ぼくのおふろ』/作・絵:鈴木 のりたけ/出版社:PHP研究所
主人公の男の子がユニークなお風呂を考えています。
お風呂好きも、お風呂嫌いな子もみんなが楽しめる絵本です。
- 『妖怪温泉』/作:広瀬 克也/出版社:絵本館
温泉を楽しむ妖怪たち。
色々な温泉が出てきて面白い!
子ども達が好きな妖怪のお話です。
- 『おふろにいれて』/作・絵:せな けいこ/出版社:ポプラ社
次々に「お風呂にいれて」とやってきます。
せなけいこさんの柔らかい絵が癒されます。
大人気のおばけシリーズです。
きもだめしの絵本
ドキドキするきもだめし。
怖がり過ぎないためにもおばけに慣れてもらいましょう。
- 『きもだめし』/作:新井 洋行/出版社:講談社
表紙からして怖い感じの絵本です。
でも中の絵はそんなに怖くはありません。
しかけがあり、次々にお化けが出てきます。
怖がりな子どもは泣いてしまうかもしれません。
- 『おばけのきもだめし』/文:内田 麟太郎/絵:山本 孝/出版社:岩崎書店
子ども達が大好きな妖怪たちのお話です。
自分たちもおばけなのに、肝試しを怖がっているおばけたち。
おばけたちと一緒に肝試しをしているような気持になります。
花火大会の絵本
保育園・幼稚園で大きな打ち上げ花火が出来る園は少ないですよね。
小さい打ち上げ花火や、手持ち花火の時にみんなで掛け声を出すといい思い出になります。
- 『びっくりはなび』/作:新井 洋行/出版社:講談社
様々な動物の花火が出てきます。
低年齢向けの絵本ですが、どんな花火が描かれてるのか子どもたちはワクワクするはず。
当日の花火大会に向けての掛け声練習にも使えます。
- 『みんなのはなび』/作・絵:おくはら ゆめ/出版社:岩崎書店
初めて花火をみるたぬきが主人公。
花火に感動して興奮している様子。
この絵本の花火を見ると子ども達も、花火に期待が持てますよ!
- 『はなびドーン』/作: カズコ・G・ストーン/出版社:童心社
花火と夜空の絵が素敵です。
花火の打ち上げる音、花火が散る音も表現されています。
花火の美しさ、迫力がしっかり伝えわる絵本です。
- 『はなび』/作・絵:浅沼 とおる/出版社:フレーベル館
縦に開く絵本なので、花火の迫力がすごいです!!
きれいな花火の絵と、音が鳴る仕掛け絵本。
夜の絵本
両親と離れての夜で、不安な子が多いお泊り保育。
そんな子どもたちにそっと寄り添うような絵本を紹介します。
- 『よるがやってくる』/著・イラスト:下田昌克/出版社:こぐま社
今日から一人で寝ることになった主人公の男の子。
いつもだと何も思わないのに、一人になるとなんだか怖く感じるものが・・・。
子ども達は、この男の子に共感します。
- 『まっくらなよるのムー』/作:むらかみ ひとみ/出版社:イマジネイション ・プラス
初めて一人で寝ることになった主人公は不安。
そんな時ムーがやってきます。
ムーは夜が美しいことを教えてくれます。
この絵本を見ると、夜が怖くなくなる子どもも多いです。
お泊り保育でどんなことをするのか、イメージ出来ない子どももいます。
イメージが出来ない為に、不安になることも。
そんな子どもには、絵本を読んで期待を膨らませてあげてください。
そうすることで、何倍もお泊り保育が楽しくなりますよ!
お泊り保育の就寝時におすすめの絵本
大好きな友達や先生と、夜を過ごすことができ子どもたちは嬉しさ爆発!!
寝る前も興奮気味になってしまいます。
一方で、親と離れて不安な子どももいます。
私も就寝時は苦労しました。
子どもたちが気持ちよく就寝できるような絵本を紹介します。
優しい声で読んであげて下さいね。
- 『すやすやおやすみ』/作:石津 ちひろ/絵:酒井 駒子/出版社:福音館書店
色々なものにおやすみの挨拶をしていきます。
主人公の女の子は穏やかに睡眠に入っていきます。
柔らかい絵も心地よく睡眠に誘ってくれます。
- 『ねんころりん』/作・絵:ジョン・バーニンガム/訳:谷川 俊太郎/出版社:ほるぷ出版
絵本の中のみんなは、とても眠たそうにしています。
話が進むにつれ、心地よさそうに眠っていきます。
“ねんころりん”という言葉が、眠りに誘ってくれます。
- 『おやすみ、ぼく』/文:アンドリュー・ダッド/絵:エマ・クエイ/訳:落合 恵子/出版社:クレヨンハウス
オラウータンがおやすみと言葉をかけていきます。
柔らかい絵と文で優しく眠りにつけます。
- 『おやすみヨガ』/作:マリアム・ゲイツ/絵:サラ・ジェーン・ヒンダー/訳:いとう さゆり/出版社:バベルプレス
ヨガのポーズを絵本と一緒にできます。
興奮気味の子ども達も、ヨガをすることで落ち着きますよ。
おやすみの前のクールダウンになりますね。
大好きで安心する先生に、絵本を読んでもらうことは、子ども達にとって心地の良いこと。
先生もリラックスして読んであげてください。
「早く寝て」と思って読んでしますうと、子どもたちに伝わってしまいますよ。
リラックスして寝てもらい、次の日も全力で楽しめるように援助してあげましょう!
お泊り保育のコロナ対策については、コチラの記事で紹介しています。
まとめ
いつもと違う雰囲気で子どもたちは興奮気味・・・。
先生は疲れてしまいますよね。
私もお泊り保育の時は、興奮気味の子ども達とどう進めていこうかと苦労しました。
絵本を読む時間もないくらいに、プログラムが入っていたりと大変でした。
しかし、楽しいお泊まり保育なのに、注意をたくさんしてしまうのは悲しいですよね。
そうならないためにも、今回紹介した絵本を使うなどして子どもたちを引き付けてみてください。
“子ども達が興奮している”、“少し時間が空いた”そんな時に、さっと絵本を読むことをおススメします。
絵本が子どもたちを落ち着かせ、次の行動にうつりやすくしてくれますよ。
楽しく、思い出に残るお泊り保育になることを願っています!
\季節に合った絵本が届く!/