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3歳児といえば、指先の動きが少しずつ上手になってきて、はさみやのりなどを使った製作ができるようになってくるころですね。
製作には紙を折ったり、ハサミで切ったり、のりを貼ったり…といろんな作業があります。
こどもたちは製作で手先をたくさん使うことによってさまざまな感触・感覚を経験することができます。
今回は、そんな3歳児におすすめの夏にぴったりな題材を使った8月の製作のアイディアをご紹介します。
8月の製作・3歳児
8月の暑い時期は、室内で活動することも増えるでしょう。
そんなときは、こどもたちと充実した室内活動に「夏」をテーマにした製作あそびがおすすめです。
夏らしい製作あそびを取り入れることで、季節を感じ、楽しむことができるといいですね。
また、製作を通して、夏の季節の風物詩や、伝統行事に触れることができます。
テーマは風鈴、花火、海の生き物、うちわ、アイス・かき氷・スイカなどの夏ならではの冷たい食べ物など、アイディアはたくさん出てきますね。
8月は気温の高さに、子どもたちも疲れがみえることが多い時期。
いまの3歳児にとって無理なく気軽に製作できるものが好ましいでしょう。
8月は水遊びもやる時期なので、ぬれてもいい格好で、絵の具を使って夏のテーマの製作活動もおすすめです!
それでは、おすすめの製作あそびをご紹介します。
8月の製作3歳児・花火
花火がもつ色とりどりの色彩は、こどもの感性を刺激する季節の風物詩です。
その花火を題材に、たくさんの色を使って楽しくオリジナルの作品を作ることで、表現することの楽しさを味わうことができるでしょう。
はじき絵で作る花火
用意するもの:画用紙、クレパス、絵の具
クレヨンで花火の絵を描き、絵の具で上から塗り、花火の絵をはじき出します。
そういえば8月の製作。
はじき絵で花火🎆
筆圧薄い子多くてまさかの弾かない事件に焦ったのも良い思い出(笑) pic.twitter.com/rrZkQLKn76
— アイ・チャンドゥ(略アイチ) (@Svk1u) September 1, 2015
ゆび絵の具
用意するもの:画用紙、絵の具
ゆびで絵の具を画用紙につける実演をみせて、ゆびを使って色をつける楽しさを感じられます。
ちぎり絵花火
用意するもの:画用紙白黒・折り紙・のり
いろいろな色の折り紙を自由にちぎって、画用紙にのりで貼り付けていきます。
2022/08/23
集団活動で、花火のちぎり絵を作りました🎇
皆で1つの作品を作り上げる楽しさを味わうことができましたね!#放デイわんだふる#放課後等デイサービス#放デイ#わんだふる#保育士#児童指導員#療育#秋田市#子育て支援#自閉症#ADHD#LD#発達障害#学習支援#不登校 pic.twitter.com/ryg7TGXuCN
— 放課後等デイサービス わんだふる (@wonderful_hachi) August 23, 2022
紙コップ花火
用意するもの:紙コップ、折り紙、黒画用紙、のり、はさみ
紙コップにちぎった折り紙を貼り付けます。紙コップを6箇所切り込みを入れて広げたら完成。
たくさんの色の折り紙や、絵の具を用意することで、こどもたちが自由にオリジナルの作品を作ることができ、製作の楽しさやさまざまな画材にふれることができます。
花火どーん🎆
(紙コップ技法が🌻と同じ👦) pic.twitter.com/dq2G1hcO8y— タイスケ (@taisuke_cats) August 9, 2018
ひまわり製作・3歳児
夏の花といえば定番の「ひまわり」!
夏らしさを感じることができ、こどもも良く知っている身近な植物です。
いろいろな素材を使ってひまわり製作をすることで、素材の感触を楽しむことができます。
ひまわり畑スタンプ
用意するもの:トイレットペーパーの芯、綿棒、輪ゴム、色画用紙、絵具、パレット、トレイ、カッター、ハサミ
トイレットペーパーの芯の先を切って開き、自由に絵の具をつけてスタンプしていきます。
種の部分は束ねた綿棒でスタンプし、仕上げに指スタンプで葉っぱをつけてあげれば完成!
色画用紙を使ってハサミでひまわり製作
用意するもの:色画用紙、ハサミ、のり
ひまわりのおおもとの形は用意しておき、中心の種の部分をこどもたちにハサミで自由に切って、のりで貼って完成。
ハサミの練習にもなります。
学生の作った紙皿ひまわり!
かわいい〜!
これでひまわり畑つくりたい😂#紙皿ひまわり#ヒマワリ#ひまわり#ひまわり畑 pic.twitter.com/qGLCqFFoGE— 日本児童教育専門学校【公式】 (@jje_college) July 21, 2021
ネットタンポひまわり
用意するもの:紙皿、キッチンペーパー、排水ネット、輪ゴム、割りばし、花びら用色画用紙、絵の具
紙皿の表面にタンポで模様をつけます。
ポイントは絵の具に水をあまり入れない方が、色が付きやすいです。
絵の具が乾いたら、花びらをつけて完成。
息子が持ち帰った作品。
母「これなぁに?」
息子「紙皿」
間違えてはないけど🥺☺️
ひまわりってわかってなかった🥺☺️ pic.twitter.com/UPEzHRXWLH— ブルゾン (@BuruzonBBA) July 5, 2022
魚製作・3歳児
スイスイ水の中を泳ぐお魚さん。
イメージするだけで涼しく感じてきますね。
夏の暑さに負けない涼しさを感じる製作にはもっていこいのテーマです。
ビニール袋を使った立体魚
用意するもの:カラーセロハン、お花紙、透明なビニール袋、白の丸シール
透明なビニール袋の中に好きな色のお花紙をやさしく丸めて入れます。
お花紙を入れたら、先の方をくるくるとまいてセロハンテープで開口部をぎゅっと閉じます。
カラーセロハンを好きな形にハサミで切って魚の身体の部分にぺたぺた貼り、目のシールをつけたら完成!
今月のおひさまオープンデーは「魚つりをたのしもう!」でした。
ビニール袋の中に好きな色のお花紙を入れて、色とりどりの魚をつくったあと、みんなで魚つりに挑戦しました!
ご参加いただき、ありがとうございました☆ pic.twitter.com/GVq1rE44dr— 認定こども園 くがわしんとく幼稚園 (@kugawashintoku) July 18, 2019
紙皿とすずらんテープでお魚
用意するもの:紙皿、すずらんテープ、うろこを表現するもの(折り紙など)
紙皿を半分に折り、うろこになる切った折り紙などを貼り付けます。
※魚にはうろこがあるということがわかる絵本などを導入に読むとイメージが湧いていいでしょう。
カットしたすずらんテープをしっぽに見立てるため、はじの方に穴をあけて通して完成です。
すずらんテープが風にそよぐと涼しさがより感じられることでしょう。
学生ロビーに 幼児教育学科の作品が展示されています。夏にぴったり。涼しげな…魚?タコ?紙のお皿とスズランテープの生き物。カラフルで可愛いですね。 pic.twitter.com/S6mwd9x8ub
— 飯田短期大学(長野・いいたん) (@iidawjc) August 3, 2017
おばけ製作・3歳児
おばけといえば、こどもにとって怖さと、ワクワクを感じる不思議な存在ですね。
わたしが使用しているエプロンで、せなけいこさんの「おばけのてんぷら」のデザインがありますが、そのエプロンをつけているとこどもたちが興味をもってよく集まってきます。
そんなおばけに興味津々なこどもたちは、どんなおばけを表現できるでしょうか。
水風船おばけ
用意するもの:水風船(風船でもOK)、カラー輪ゴム、油性ペン、ビニールテープが白色のシール
ふくらました水風船に油性ペンで顔をかき、完成!
暑い夏には、このおばけ水風船を使ってお水あそびに展開するのもオススメです!
気付いたら甥っ子の水風船勝手におばけにしてた pic.twitter.com/l1UhDHz1d1
— 緋水 (@iori_3130) July 3, 2020
くるくる紙皿おばけ
用意するもの:紙皿、クレヨン、タコ糸、目打ちはさみ、シャープペンシル
紙皿の真ん中にこどもたちに顔を描いてもらいます。
くるくるにする箇所を、ハサミではじから切って完成!
天井に飾ることでくるくる揺れて、まるでおばけが動いているかのように楽しめます!
自分の想像した自由なおばけを製作することで、おばけによりワクワクを感じられるといいですね。
ただし、おばけの存在を怖い・苦手と感じるこどもがいることも忘れずに。
可愛らしいおばけの製作が展開できるとよりいいですね。
そのためには、可愛らしいおばけが登場する絵本の読み聞かせなどを導入すると効果的です。
朝顔製作・3歳児
夏に花を咲かせる朝顔!
わたしの園でも、5月にクラスごとに種まきをして、花が咲くのを楽しみにまっています。
そんな身近な植物の朝顔を夏の製作に取り入れてみましょう。
かんたん折り紙の朝顔
用意するもの:折り紙
3歳児でも簡単に折れる折り紙です。指の動きの練習にもなります。
私頑張った(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑 pic.twitter.com/qNtkciO7uT
— カトエリ(あんぱんまん) (@erihasibirukou1) June 8, 2023
絵の具と半紙で作る朝顔
用意するもの:絵の具、半紙、色水、のり、はさみ
半紙を丸く切り、1/6に折る。
用意した色水に3秒ほどつけて乾かして完成。
本物の朝顔が咲いたら、製作と見比べて楽しむのもいいですね。
完成しました!7.8月verです。 100均のすだれを半分に切り使用。半紙を利用した朝顔がポイント。 pic.twitter.com/dU77IiXxjC
— ☆ゆり (@kirarin7773) June 26, 2020
まとめ
以上、夏に楽しめる3歳児の製作をご紹介しました。
夏をイメージできるものは、ご紹介しただけでもさまざまなものがありましたが、こどもたちからアイディアをもらっても新しい発見がありそうです。
ぜひ、夏の製作あそびの参考にしてみてくださいね。