製作の技法・一覧!0~5歳児の年齢別に解説! - 花ママの便利帳

製作の技法・一覧!0~5歳児の年齢別に解説!

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保育園では、保育の中で様々な製作活動が行われますが、制作の技法ってたくさんありますよね!

また、年齢によって、できる内容は変わってきます。

今回は、製作の技法を一覧としてご紹介するとともに、年齢別にわけて詳しくお伝えしていきます。

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製作の技法・一覧!

製作の技法を一覧でご紹介します。

  • フィンガーペインティング
  • スタンピング
  • はじき絵
  • ステンシル
  • スパッタリング
  • デカルコマニー
  • 吹き絵
  • マーブリング
  • にじみ絵
  • スクラッチ

技法は、大きく分けてこのようになります。

 

例えば、フィンガーペインティングの中に手形足形アートがあったり、スタンピングの中にタンポ・野菜スタンプ・綿棒アートなどがあったりします。

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製作の技法・0歳児

0歳児は、小さな手・小さな足がとても可愛らしいです。

ぜひ、この時期にしかできないアートを楽しみましょう。

フィンガーペインティング

名前の通り、子どもの指を使って、作品をつくります。

指先に絵の具をつけて、色付けしていきます。

子どもに自由に絵の具を触らせて感触を楽しませたり、ミックスされた色が変化していく面白さがあります。

 

また、指先だけでなく、手形や足形でアートをつくることもオススメです。

手形と足形を何かの形に見立て、保育士が装飾をする作品です。

スタンピング

タンポを使って、スタンピングをする技法です。

タンポは棒付きの市販の物もありますが、保育士が手作りすることもできます。

 

赤ちゃんがたんぽを使用する場合は、保育士が手作りしたものが安全です。

 

ガーゼ・スポンジ・輪ゴムを用意します。

小さく切ったスポンジをガーゼでくるみ、輪ゴムでとめます。

絵の具をしみこませ、子どもがスタンプしていきます。

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製作の技法・1歳児

1歳児は、指先が少しずつ発達してきます。

細かい作業もできるようになってきますので、色々なことに挑戦してみると良いですね。

シール貼り

指先をつかって、シールを台紙からはがして、貼っていきます。

貼る場所はランダムでも良いですし、何か目的があるのであれば場所を指定した貼り方をしても良いですね。

デカルコマニー

絵の具を3色用意します。

半分に折った画用紙の片面に、絵の具をつけていきます。

画用紙をもう一度半分におり、しっかり色が付くように画用紙をおさえ、画用紙を開くと、完成です。

 

一番わかりやすく、綺麗に見えるのは『蝶々』です。

画用紙を蝶々の形に切って行うと、画用紙を開いた時に左右対称の綺麗な蝶々ができあがりますよ。

モールを触覚に見立てると、さらに蝶々に見えます。

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製作の技法・2歳児

製作活動を理解して楽しむことができるようになってくる2歳児。

様々な素材に触れながら、製作を楽しみましょう。

風船スタンプ

小さめの風船をふくらまし、風船のふくらんだ先端に絵の具をつけて、スタンピングします。

風船でスタンプをする感覚が不思議でおもしろいですよ。

野菜スタンプ

旬の野菜を輪切りにして、絵の具をつけてスタンプします。

どんな野菜でもできますが、水分の多いトマトなどはおすすめはしません。

おもしろいのは、レンコンやピーマンです。

はじき絵

はじき絵は、油性のものが水をはじくという性質を応用したもので、クレヨンと絵の具の2種類を楽しむことができるものです。

画用紙にクレヨンで絵を描いたあと、その上から絵の具をぬると、クレヨンで描いた部分が浮き上がります。

絵の具は、できれば水分が多め・色は薄めが良いです。

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製作の技法・3歳児

細かい作業ができる3歳児は、集中して製作に取り組むことができるようになってきますね。

子どもたちの興味をひきながら、楽しめる内容にしましょう。

吹き絵

水で薄めた絵の具を画用紙の上にたらし、水滴をストローを使って拭いていきます。

色々な方向から吹くことで、あちこちに水滴がのびたり、一色ではなく何色か使うことで、色の混ざる感じを楽しむこともできます。

綿棒スタンプ

名前の通り、綿棒をつかってスタンピングします。

おすすめは、『イクラごはん』『納豆ご飯』です。

白い画用紙に、お茶碗型の画用紙(色付き)と、白いご飯を用意し、そこに子どもが綿棒で点描します。

お茶碗と白いご飯から少し離れた上の部分に、お箸(画用紙もしくは割り箸)をつけておくと、白いご飯から箸にかけての空間にも点描することができ、ねばねばのびた納豆やこぼれおちたイクラを表すことができます。

 

綿棒の面の小ささが、イクラと納豆にそっくりで、おもしろいですよ。

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製作の技法・4歳児

色の混ざり合う感じを『綺麗』『おもしろい』と感じることのできるようになる4歳児。

今までの技法を応用して、楽しむことができます。

にじみ絵

画用紙の上に筆で水を塗り、その後、絵の具をつけた筆先を置くように着色します。

すると、ゆっくりと色が広がってにじんだ状態になり、綺麗に絵の具がぼかされてます。

画用紙を水で湿らす際には、筆でなく、霧吹きを吹き付けても良いですよ。

ただし、水が多いと、画用紙がやぶけてしまうこともあるので、適度な量が良いですね。

マーブリング

トレーに洗濯糊・同量の水をよく溶かします。

アクリル絵の具を使う色の分だけよく溶かします。

溶かした絵の具を、スポイトや筆を使ってトレーに落とします。

爪楊枝や割り箸を使って、水面に模様を作ります。

模様ができた水面に静かに画用紙をつけ、しっかりと模様がついたら、しっかり水分を取ります。

乾かして完成です。

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製作の技法・5歳児

製作で使用する一般的な筆と絵の具だけではなく、様々なものを使用して製作を楽しむことのできる5歳児。

自分たちで考えて、おもしろく素敵な作品に仕上げることができるようになってきます。

スパッタリング

茶こし・歯ブラシを使用します。

 

画用紙の上で、絵の具をつけた歯ブラシを茶こしにこすりつけます。

すると、絵の具がとびちり、綺麗なアートができます。

 

絵の具があちこちに飛び散るので、汚れても良い服装・飛び散っても良い環境づくりが必要です。

スクラッチ

画用紙に、明るい色のクレヨンで画用紙一面に塗ります。

まんべんなく塗ることができたら、その上から黒いクレヨンでまんべんなく一面に塗ります。

 

上に塗った黒クレヨンを、爪楊枝を使ってひっかき、絵の模様を描きます。

爪楊枝だけでなく、フォークや木の枝でもできますよ。

スクラッチでおすすめの作品は、『花火』です。

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まとめ

今回は保育で行うことのできる製作技法についてご紹介してきました。

小さいクラスで行っている製作技法は、年齢が大きくなっても楽しめる内容ですので、工夫することで、どんどんおもしろくなります。

 

0歳児クラスに行っている手形足形アートも、5歳児になってあえてやってみると、「こんなにおっきくなった!」と成長を感じることもできます。

また、クラスの子どもの様子によっては、大きい年齢でご紹介している内容でも簡単にできることもありますので、ぜひ色々試してみてくださいね!

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