PR
幼稚園では、年に一度大きなイベントとしてお遊戯会や発表会などを実施しているところも多いのではないでしょうか。
今回は、オペレッタに関して年代別に人気・おすすめのものをご紹介します。
オペレッタとは、セリフや踊りがあるいわゆるミュージカルのようなものです。
ピアノ伴奏やCDの音源に合わせてこどもたちが演じていきます。
音楽に合わせることにより、セリフなどはたくさん覚えなくてもOKですが、音に合わせた動きがあったりと、また別の視点で少し難易度は高いかもしれません。
ぜひ年代別のおすすめをチェックしてみてくださいね。
オペレッタ(幼稚園)・人気
幼稚園でおこなうオペレッタの中でもとりわけ人気の作品をご紹介します。
どれも有名な作品です。
くるみ割り人形
クリスマスの定番のお話。
発表会の季節にちょうど良い園も多いでしょう。
お話が長いので、クラスの人数や状況により、工夫してストーリーを構成するといいでしょう。
ありときりぎりす
イソップ童話のお話です。
登場人物が「あり」と「きりぎりす」だけなので、演じるのにハードルも低いです。
人数が少ないクラスや、難しい表現がまだできない年少さんにおすすめです。
オズの魔法使い
100年以上前に誕生したアメリカの児童文学です。
いまでも舞台などで上演されるなど、長く愛されている作品ですね。
東の魔女の国まで飛ばされてしまったドロシーが、故郷に帰るため、オズの魔法使いにお願いをします。
そして仲間と一緒に西の魔女を倒しに行くストーリーです。
オペレッタ(幼稚園)・人気(年長)
幼稚園において最高学年の年長さん。
園生活でいろいろなことを経験してきた年長さんは、ストーリーを理解したり、自分なりに登場人物を表現する力もついてくるころです。
こどもたち同士で演技のプランを話し合って決めると、より友達との関りが深く持て、思い出深い体験になること間違いなし。
幼稚園生活の集大成ともなる発表会のオペレッタの人気作品はこちらです。
長ぐつをはいたネコ
世界傑作絵本シリーズのお話。
ストーリー展開がやや難しいですが、猫が機転をきかせて魔王を対峙するシーンなどみどころ満載です。
青い鳥さがそう
チルチル&ミチルが幸せの青い鳥をさがしにいくお話。
他のオペレッタに比べると派手さは控えめですが、優しい世界観を表現できます。
スイミー
こどもたちに人気の絵本で、小学校の教科書にも掲載されている名作です。
スイミーが教えてくれる「みんなで力をあわせればなんでもできるんだ」というメッセージは、これから小学校に巣立っていく年長さんたちにとってもエールとなる作品でしょう。
竹取物語
かぐやひめとしても親しまれている作品です。
日本の古き良き雰囲気を、かぐやひめの和装の衣装や、舞台背景などで演出し、ゆったりとした展開で楽しめます。
そんごくう
三蔵法師のお供をする孫悟空、猪八戒、沙悟浄がありがたいお経を求めて、天竺まで旅をするお話です。
長いお話なので、どの場面を演じるかを子どもたちと相談して決めるのも楽しいです。
オペレッタ(幼稚園)・年中
年中さんといえば、年少さんよりは出来ることは増えていても、年長さんほどの力はまだありません。
そんなレベル感が難しい年中さんにおすすめのオペレッタをご紹介します。
ヘンゼルとグレーテル
ヘンデルとグレーテルが素敵なお菓子のお家にたどり着き、そこにいる魔女と戦う有名なグリム童話です。
演出の中で、可愛らしいおいしそうなお菓子のお家が登場するだけでも、こどもたちの気持ちはグッと惹きこまれることでしょう。
ピノキオ
ディズニーのアニメでも有名な作品ですね。
ウソをつくとお鼻がどんどん長くなっていくピノキオ。
そんなピノキオがいろいろな試練に勇敢に立ち向かい、心をどんな風に変化させていくのか見どころです。
大きなクジラや、ピノキオの長い鼻を大きく作ると臨場感も抜群ですよ。
ブレーメンの音楽隊
年中さんになるとストーリーのおもしろさも味わえるようになってきます。
曲調がまさに「ブレーメン!」という、愉快な曲が続きます。
どうぶつたちが背中に乗るシーンをどう表現するのか、先生たちの腕の見せどころです。
不思議の国のアリス
ディズニーでも有名なお話。
アリスや時計うさぎ、帽子やチェシャ猫など、衣装も色とりどりで華やかなステージになります。
可愛いダンスや、少し長いセリフがあったりと年中さんならではの腕の見せどころです!
ねずみの嫁入り
昔ばなしのおすすめはこちら。
ねずみの娘の結婚相手を見つけるために、太陽、雲、壁、ねずみ…といろいろなキャラクターが登場します。
衣装は和装を使うと雰囲気が出ておすすめです。
オペレッタ(幼稚園)・年少
年少さんといえば、まだストーリーを理解したり、登場人物を表現することが難しい年齢です。
そんな年少さんには、親しみのある絵本からテーマを取り入れ、ストーリーの展開が単純で、登場人物も限られている繰り返しのあるオペレッタがおすすめです。
どうぞのいす
絵本があるので、導入としても使えてこどもたちもストーリーにすんなり入っていけます。
年少さんならではの「可愛らしさ」「役・構成の分かりやすさ」「思いやりのテーマ」がそろっています。
絵本に登場するどうぶつたちもこどもたちになじみがあるので親しみやすい題材です。
構成も、曲に合わせて順番に動物たちが出てくるので、初めてのオペレッタでも指導がしやすく、こどもたちも挑戦しやすいでしょう。
くれよんのくろくん
こちらも絵本から導入ができるので、親しみがあり演じられます。
同じような曲に合わせて、順番にクレヨンが登場するので覚えやすいです。
また、全員クレヨンなので衣装も形は同じ、色違いなので配役も決めやすいでしょう。
さるかにがっせん
有名な昔ばなしですね。
絵本作家いもとようこさん版の絵本が出版されていました。
さる、かに、うす、はちとキャラクターごとに音楽に特徴があり、明るくおもしろい舞台になります。
大きなかぶ
こちらも定番中の定番ですね。
おおきなかぶを抜くためにいろんなキャラクターが力を合わせます。
「うんとこしょ!どっこいしょ!」の勢いのあるかけ声が一体感を生みます。
おおきなかぶの演出がまた舞台を華やかにしてくれます。
てぶくろ
冬の発表会なら季節的にバッチリです。
有名なウクライナの民話ですね。
さまざまな動物が登場し、おおきなてぶくろに次々とこどもたちが入っていくシーンは可愛らしいでしょう。
ストーリーも繰り返しが多いので、こどもたちへの指導もしやすいです。
まとめ
以上、幼稚園でのオペレッタおすすめ作品を年齢ごとにご紹介しました。
特に年長さんにとって園生活の集大成ともなるオペレッタは、思い入れも強いことでしょう。
娘は小学2年生になった今でも、年長児におこなったオペレッタを覚えていて「楽しかったな~」と良き思い出になっています。
発表会後には、自分がやっていない役をみんなでシャッフルして演じるのも楽しいです。
発表会後にも、新たな展開が広がりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。